- 2LP
Erick Cosaque
CHINAL KA 1973 – 1995
Heavenly Sweetness
- Cat No.: HS 200VL
- 2020-02-14
Gwo kaと呼ばれるグアドループの民族音楽の名手ERICK COSAQUEの年代不明ですが、80年代と思われる音源の再発。ディスコやソカなんかの影響も受けたような音をやってますが、この再発はアフロ・カリビアンなパーカッションサウンドメイン。エフェクト&ミックスダウンの感じもコーラスワークもハイテク。コーラスワークかわいいsample2「Kowidow Man'm Boe」も是非。 (サイトウ)
ページトップへ戻る
キューバやハイチの東で南米ベネズエラの北に浮かぶ、フランス海外県グアダルーペのフォルクローレリズム、グウォカをモダン化。70`sの初期音源はエレピと複雑なリズムのパーカッションが絡み、時代の影響かスピリチュアルジャズ風なsaxやフルートが絡んだり、ポエトリー風のボーカルやチャントもどれも土着すぎずDJフレンドリーで抜けの良いクールなグルーヴは時代が時代であれば、確実にレアグルーヴクラシックのリストに載っててもおかしくないクオリティで驚。
と気持ちよく聴いてたらカリブの魔的な、黒人奴隷の血と汗の呪術パーカッション・トラックも要所要所に。後半はワールドミュージック全盛期なDIGGER的には今気分であろうカリビアンディスコなZOUK風のトラックは同レーベルのDIGITAL ZANDOLIシリーズみたいで嬉。このツッタカしたリズムは新作も楽しみなCHASSOL(彼はマルチニークなんでお隣ですが)の元ネタ的なとこもあり様々なレイヤーが楽しめる、編集は流石HEAVENLY SWEETNESSの仕事と唸ってしまう素晴らしいコンピレーション。同レーベルがスピリチュアルジャズから今はここにいるんですね。ブックレットも充実の2LP。 (Shhhhh)