- LP
Hu Vibrational
The Epic Botanical Beat Suite: Boonghee Music 4
Meta
- Cat No.: META 19
- 2017-02-03
80年代よりHERBIE HANCOCKやDON CHERRY、YUSEF LATEEF、PHARAOH SAMDERSといったレジェンドと共演し、現在BUILD AN ARKの中核をなすパーカッションを中心に民族楽器などマルチにこなすAdam RudolphとHamid DrakeのHu Vibrationalの2002年のEP。 Prefuse 73や Carlos Ninoたちが設立したEASTERN DEVELOPMENTSからのリリースでした。アフリカ民族音楽にインスパイアされながら特定のリズムによらない新しいダンスミュージックを提唱した「Boonghee Music」。 (サイトウ)
Track List
YUSEF LATEEF(今作にも参加)やPHAROAH SANDERS、DON CHERRY等のジャズの巨匠達との共演を経て「Boonghee(=彼らにとっての何らかの擬音) Music」という独自の世界を展開するADAM RUDOLPHとHAMID DRAKEによるバンドHU VIBRATIONALによる第3弾。様々な種類のパーカッションで彩られたオーガニック・ミニマルサウンド。 (中村)
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もう何年も前の来日公演でのハンド・ドラムから生まれる美しいハーモニックアンサンブルを聴かせてくれたHU VIBRATIONAL、現在はOMAR SOSAやDON CHERRY、JON HASSELなどの伝説的ミュージシャンらとセッションしてきたADAM RUDORPHを核にした不定形パーカッション・ジャズ・アンサンブルとして位置付けられるユニット・HU VIBRATIONAL。今作は多くのミュージシャンが参加しており、御大・BILL LASWELをはじめ、ノルウェイのギタープレイヤー・EIVIND AARSET、バンスーリ奏者のSTEVE GORN、SNARKY PUPPYにも参加する邦人ドラマー・KEITA OGAWA、あのCYRO BAPTISTAのバンドに所属するTIM KEIPER、ジャムバンド・ファンには懐かしいCLUB D'ELFのBRAHIM FRIBGANEなどなど、腕利きのミュージシャンらがずらり。妖しくドラッギーなS.E.に包み込まれながら、鬼気迫る即興パーカッション・ジャムを繰り広げ、実験的なハウスやベースミュージックを踏まえた耳で聴いてもすっかりひきこまれる冒頭から、マイルスの”Bitches Brew”〜”Live-Evil”期にも通じる呪術的サイケデリック絵巻〜NYアヴァンの今が味わえる1枚です。ヤバい。