- LP
V.A.
ZZK Sound Vol. 4
Zzk Records
- Cat No.: ZZK047
- 2023-11-03
ポーランドFather And Son Records And Tapesを皮切りに、DJ HarveyやPrins Thomasも魅了した数々のリリースでお馴染みのDas Komplex筆頭にオーストリアのSpace Echo周辺、Luv Shack Records、Edito Amour周辺のアーチストたちが参加。 (サイトウ)
Track List
-info-
「プロデューサー、アレンジャー、インストゥルメンタル奏者、レーベルオーナーであるGreg Carmichaelは、Patrick AdamsやLeRoy Burgessといったアンダーグラウンドディスコ/ブギーの著名メンバーと共に活動してきたが、そのシーンではあまり知られていない人物の一人である。しかし、彼はダンスミュージック界の舞台裏の重要人物であり、一緒に仕事をした仲間に与えられるべき評価に値する。カーマイケルは、アダムスと共に、ユニバーサル・ロボット・バンド、インナーライフ、フリーク、バンブルビー・アンリミテッドを支えていた。これらの組織はそれぞれ、オリジナルのリリースから数十年経ってもハウスDJのお気に入りとして根強い人気を誇るクラブ・クラシックスを数曲提供した(「Dance and Shake Your Tamborine」、「Barely Breaking Even」、「Weekend」、「Love Bug」、「Moment of My Life」、「I'm Caught Up」が最も人気の高い曲の一つであった)。Bumblebee UnlimitedのシングルはカーマイケルのレーベルRed Gregからリリースされ、Inner Lifeの'I'm Caught Up (In a One Night Love Affair)' はもともと彼のTCTからリリースされていたが、Preludeが権利を購入し多くのクラブのプレイリストのトップに躍り出ることになった。カーマイケルは、コンバーション「Let's Do It」やログの「I Know You Will, 'Dancing Into the Stars'」のプロジェクトでもバージェスと密接に仕事をし、その結果、最高のディスコ/ブギーを生み出すことになった。カーマイケルがメインストリームを本当に味わったのは、1991年にアダムスと共に書いたフォンダ・レイの曲をカバーしたキャシー・デニスの「Touch Me (All Night Long)」がポップチャートを賑わせた時だけだった。そのときまで、彼は音楽業界から完全に離れていた。ピーター・ブラウンとトラフィック・エンターテイメントは、グレッグ・カーマイケルと彼のレーベル、レッド・グレッグ・レコードの貴重な作品群を紹介することを誇りに思っている。
Track List
バレアリック、コズミックといった再発キーワードが発明されたようにはいかず、アルゼンチン産のこの周辺だけはプログレとか雑な括りで紹介されてましたが、きちんと聴いたらそう括るにはあまりにも豊穣だったアルゼンチン音楽。アレハンドロ・フラノフ、フアナ・モリーナら"音響派"らの親的世代、そしてチャンチャやバリオリンドたちエレクトリック・フォルクローレの祖父といった構図でしょうか。もちろんカルロス・アギーレ、キケ・シネシらコンテンポラリー・フォルクローレ勢も90年代にリリースしています。特にキケは代表作までこのMelopeaから出してますね。
発起人はアルゼンチン・ロックのパイオニアの一人、リト・ネビア(CHEE SHIMIZU監修によるコンピもありますね)による自らのアルバム、"Melopea"から取られたものだと思われます。ここに収められているのはやはりダンス耳に親しみやすいシンセを使った奇トラックたち。フュージョンやニューエイジ、アンビエントでもシンセの使い方が独特で妙な訛りと宇宙感が滲み出てしまう、、コズミックやバレアリックと呼ぶには快楽よりもジャズやロック、フォルクローレすぎるし、軍政時代の影響かもう少しシリアス(この辺の影にはもちろんSPINETTAの影響も)。アシッドと呼ぶには伝統すぎるし、南米色すぎる。謎シンセに突然そこはとない感情が入り込んでくる、隣国ブラジルとは違うこれがアルゼンチンの音楽。個人的には、ディストリビューターとしてこのMelopea DiscosのCDを輸入しまくって山辺さんと夜な夜な発掘活動してたもので感慨深い。もちろんパーカッション、ミニマル要素もあるトラック群なのでラウンジDJなんかにもどうぞ。タイトルにある南の風とはどういう意味か。大号泣。 (Shhhhh)
〈INDIGO〉〈TRUSIK〉からリリースする実力派BHEDとレーベル共同設立者KAEPによるコラボ曲「Talking Woods」(sample1)は、アンビエントシンセにトライバルブレイクスを重ね神秘的な音空間を形成。〈RHYTHM SECTION INTL〉コンピにも参加したYUSHHの「Smile & Scarper」(sample2)は、ハーフを軸にディティール細かいビートプログレミングを披露。 (Akie)
Track List
ミャンマーの民族音楽を国内外のアーティスト達がリミックス。プロデューサーShhhhhの呼びかけに、"music without borders"を掲げ、エレクトリック・フォルクローレの総本山であるレーベル/コレクティブShika Shika からBarrio Lindo、El Buho、Andi Otto、Bardaが、東南アジアからはAsa Tone, PRABUMI、そして日本からはOORUTAICHI, KOM_IとChurasima Navigatorが参加。数百年の歳月をかけて積み重なってきた摩訶不思議なミャンマー音楽を、今を生きる世界中のリミキサーが独自に解釈し、新たな地平を示す。長い時を跨いだ壮大なリミックス集が出来上がりました、必聴です!(ROLLERS)
最初に話しをもらったときに思いついたのが盟友Barrio LindoとEl Buhoのレーベルで"Music without Bordes"を謳うShika Shikaとのコラボでした。そして日本からのメンバーはYAKUSHIMA TRESUREの時にデモ送ってもらってひっくり返ったオオルタイチ&コムアイと沖縄からは長年の先輩シンキチくんのChurashima Navigator両組。アジアからはインドネシアのトラックメーカーPrabumiと、米西海岸LEAVING RECORDSから素晴らしきアルバムを出したAsa Toneにオファー。バランスを考えました。ミャンマー情勢は大変な事になってますが、私は何か力になることは出来ず、力強い言葉も情報力もない。せめてこういうプロダクションで彼の地に対してみなさんの想像を巡らせるきっかけになればと思います。ミャンマー音楽を紹介する"Rollers Recording"と、
https://www.mynameisrollers.net/
私"El Folklore Paradox"のコラボという形になります。通して聴いて楽しめる素晴らしい内容になりました!
試聴はOORUTAICHI, KOM_I(sample1),Asa Tone(sample2),EL Buho(sample3)、です! (Shhhhh)
Track List
浜松発のINTERSPECIES RECORDSは、DJ、トラックメイカー、エンジニア、映像クリエーターが達が集結し、パーティ開催から、音源制作、機材開発までを計画している、今どんどんと勢いを増しているミュージックレーベル。浜松の老舗Planet Cafeでのレギュラーパーティ他、昨年は豊橋En BeachでのVOODOOHOPパーティ開催でも、大きな盛り上がりを見せていました。今作はレーベルアーティストによるコンピレーションCDとなっています。フロアユースのトラックから、ダウンテンポ。音響ものまで、幅広く楽しめる1枚となっています。 (ヤマ)
イタリアン・プログレ・バンドGOBLINによろレア・エレクトロ「Flashing」やカナダのディスコ・ユニットKEBEKELEKTRIKの「Journey Into Love」など良質エレクトリック・ディスコが全6曲収録されているのですがその中でも注目なのがUKハードロック・バンドのディスコ・カヴァーWITCH QUEEN 「All Right Now」!華麗なストリングスとロックなコーラスの組み合わせがヤバイです!
*キズありますが再生に支障ありません。
Moonboots等によるバレアリック専科〈Aficionado〉からエディットラインが派生!〈Bitter End〉という名のこのレーベル、ラベルからして〈West End〉のパロディーなのは言うまでもないんですが中身がとんでもない。LOOSE JOINTやWest End関連のディスコネタを使用しながらもフリーキーでエレクトロニックな音処理で軽く壁を飛び越えちゃった感アリ。誰がやってるかは不明なのですが反復するズレた電子音が狂った調子のB2「Patti Bell」とかまんまCrooked Manな気がするんですが…(※B-sideキズあり。音に支障はございません)
『Shapes: Rectangles』は
『Shapes: Rectangles』は
フランスを拠点とするフレッシュ・レーベル〈SLOW TOWN RECORDS〉第6弾!パリの老舗ディープハウスの名門SILVER NETWORKのJEF Kに才能を評価されファミリーの一員になったRHYTHEM & SOUL、B-BOYマナーのサンプリング・アートを信条とした作風が人気のS3A、UK新興ディープハウス〈Artful Division〉のファウンダーCECILE、そしてこれがデヴューとなる新人・ADEPTEが参加したコンピレーション。ファンキーなチョッパーが唸りディスコティックなホーンセクションを交え、後半からの美麗なストリングスへと展開していくS3Aの”What I Dreamt” (sample1)、マッチョなリズムにUKガラージ直系の声ネタ使いで上がっていくCECILEの”Got Feelin'”(sample2)、ソウルフルなファルセット・コーラスを捌いたM.C.D.EファンにもオススメなADAPTEの”Marny 809”(sample3)など、よどみのないハウス〜パーティ・ヴァイブスが詰まった1枚です。
The NudgeのChristian Woodことil Boscoによる狂おしいまでのイタロ偏愛っぷりがなんともいとおしい【RED LASER】からニューコンピ第5弾が到着!参加アーティストはイタリアン・シンセサイザーデュオAjelloの1人DJ RoccaとChris Masseyコンビ、前作にも参加していた周辺アーティストのLeon x Leon、スウェーデンの歌姫Sally Shapiro、そして主宰のil Boscoと今回も様々な方面から楽しめる抜群の布陣が揃っております。 それぞれ良い~感じにイタロしているのですがやはり今作は紅一点Sally Shapiroの[Paper Bag]からのアルバム収録曲をFlemming DalumがリミックスしたA1(sample_3)でしょうか。原曲のポップでキュートな世界観がばっちりイナたいイタロにアップデートされていて好印象です。今回もシルクスクリーンを重ねたこだわりジャケットにレッドカラーバイナルと思わず手が出る仕上がりの一枚となっております。もちろん限定ですのでお早めにどうぞ。 (TETSUO)
Moonboots等によるバレアリック専科〈Aficionado〉からエディットラインが派生!〈Bitter End〉という名のこのレーベル、ラベルからして〈West End〉のパロディーなのは言うまでもないんですが中身がとんでもない。LOOSE JOINTやWest End関連のディスコネタを使用しながらもフリーキーでエレクトロニックな音処理で軽く壁を飛び越えちゃった感アリ。誰がやってるかは不明なのですが反復するズレた電子音が狂った調子のB2「Patti Bell」とかまんまCrooked Manな気がするんですが… (TETSUO)
ギリシャのPhoebusによるフレンチポップのエディットA1を筆頭に中心アーティストの一人であるGuillaume Des Boiのアコギとベースの反復によるフォーキーなハメ感のA3、まんまモロダーなSacha Mamboの80'sシンセ・ポップエディットなどなど。一癖二癖はもちろん、そのアクの強さに中毒者続出の〈Macadam Mambo Edits〉ですが今回もネタのチョイス、エディット具合共に文句なしの一枚です。 (TETSUO)
2013年レコード・ストア・デイ限定でのリリースで、NINJA TUNEとUKロンドンのレコードショップ<If Music>10周年記念のコラボレーション・コンピレーション2LP。初ヴァイナル化のC1「Herbie Hancock - Wiggle Waggle (Mr Scruff Remix)」は目玉であるのは間違いありませんが、C2「Bonobo ft Fink - If You Stayed Over (Cessa remix)」のオーガニック・ダウンテンポの調べから、C3.「Stan Kenton - Lazy Afternoon」のクラシカルなビックバンド・ジャズへの流れも最高なのです。D1. は人気者「The Association - Wantin' Ain't Getting」は、シタールも加えたフォーキー&ロックなブレイクビーツも心地よく、ブルージーなイマジナリー広がるD2.「Henri Texier - Quand les blues s'en Ira」、マリンバも弾ける超フレッシュな4ビートなブレイクビーツD3.「John Gregory - Goodbye Civilisation」バロックなコーラスもソウルフルでブラジリアン・ファンク&ソウルなのD3.「John Gregory - Goodbye Civilisation」、そしてB1.「Dobie & Eclectic - Kin」では、先日リリースしたアルバムも素晴らしかったDobieが漆黒のブレイクビーツ・ハウスを披露してくれてます。A2.「Cougar - Foil Epee Sabre」のフォーキーなギターの調べも珠玉。などなど聞き所満載すぎな、幅広くクロスオーバーで、フォーキー&ジャズ&ファンク、そしてオーガニック・ソウルなダウンテンポ、ブレイクビーツが全12アーチストの全12曲をたっぷりと収録してあります。充実の傑作コンピレーション。曲順の流れも見事に構成されている。MP3データ・ダウンロード・コード付き。 (コンピューマ)
主宰Paul MurphyもMUDDの名義で数多くの作品をリリースしているUS西海岸の重要レーベルのひとつ[Rong Music]主宰のDj Spun、そしてBen Cook監修の第7弾がやっと到着!気になる内容はギリギリまで明かされませんでしたがRongのお二人らしいオールドスクールでワイルドな内容となっております。前回同様限定プレスなのでお早めにどうぞ! (TETSUO)
現在はNYを拠点に日本をはじめ、ヨーロッパやアジア各地にまで活動の幅を広げる東京出身のフランス人DJ/プロデューサーALEX FROM TOKYOが<CLAREMONT 56>に登場!今まで様々な人選で間違いない内容を記録してきた人気シリーズ「ORIGINALS」のラストリリースとなる今作。レーベルカラーでもあるバレアリックな目線でディスコやソウル、フュージョン/ファンクなどから国内バンドPEPE CALIFORNIAの初期作を自身のユニットTOKYO BLACK STARがエディットしたトラックやISHやGUY CUEVASなどクラシックスに流れ込む後半までナイスなバイブスに満ちた選曲で構成された一枚。じっくりお楽しみください。 (TETSUO)
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パンデミックの中、ZZKは世界へ楽曲提供を呼びかけ1000曲以上集まった中からのセレクト。コンパイラーは初期レーベルA&Rでチャンチャの実兄であるDJ Nimが復帰。"デジタルクンビア"と銘打ってたレーベルカラーからもう少しリスニング/瞑想寄りながらもちろん、南米フォルクローレのエッセンスが詰まった魔法のトラックたち。
ペルー出身のPawkarmayta、エクアドル出身で現在バルセロナに駐在しているSebuky、Mangle(コロンビア)、Cruzloma(エクアドル)、Selvagia(sample1)(ペルー/アルゼンチン、メキシコ)、Yoyoyo(sample2)(チリ)といった新進気鋭のトラックメーカーたちがそれぞれ展開しています。ベテラン・Maga Bo(sample3)はレーベル初のブラジル人トラックメーカーだけあって毛色が違いますが、他はデジタルクンビアの庶民性やカラフルなトビよりも南米オーガニック・テクノやアンビエント以降のエスノ・ダウンテンポ、ストイックなエレクトリック・フォルクローレ多数といった趣きですね。しっかし、全体に漂うアヤワスカ感、、独特の暗さが堪りません。リスニング、ラウンジDJにも色々楽しめます。 (Shhhhh)