- 12inch
Arthur Kimskii
Simple Enough To Come True
L.A.G.
- Cat No.:
- 2016-11-17
2010年にブルックリンで結成されたライブ・エレクトロニクスと生演奏が斬新なミックスアップされたサウンドを擁し、昨年、アンダーグラウンド・ウェアハウス・パーティー〈Mister Saturday Night〉からのリリースで一耀に脚光を浴びる存在となった彼ら。今作もやはりなクオリティー、演奏のダイナミズムを宿したエクレクティックなダンス・トラックを堂々と披露!疾走感のあるワイルドなトラックに、軽やかに踊るチェロのピッキングが溶け合って、まるでデトロイトテクノへの返答を表したような"Breezy Whey"。そしてオススメしたいのがBサイド、マッシヴなベースラインに、力強く音階をふんでゆくスタッカート奏法によって徐々に祝祭空間へと辿り着くような"Backflight"が最高です!ブレイク以降、さらに陽気さが増していく展開に思わず感涙です。こちらは、リミックスバージョンも収録、ロンドンのDFRNTのレーベル〈Cut〉からデヴューしたTHEFFTによってチョップドされたトロピカルなトラック。もちろんレコメンド!
最近は、ブルックリン・アンダーグラウンドの要の一端、〈STYLES UPON STYLES〉周辺のプロデューサーらとのコラヴォレーションに力を注いできたex.BEAT PHARMACYことBRENDON MOELLER。より実験的なBサイド、ノイジーな位相フェーズを使いながらフリーキーにモジュラーを捏ねくり回し潜行していく”Dude On Arrival”(sample1)、ディープな沼からハイハットを走らせグルーヴィーに仕上がった”Ode To The Basement”(sample2)、荘厳なリヴァーブが舞い降りるシンプルなミニマル・アシッドハウス”Blowback”(sample3)など、全4トラックを収録。
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〈WHITE MATERIAL〉のDJ RICHARDやDVS1とも旧知のメリーランドのプロデューサー・JON HESTERが参加したコンピレーションも好評だった〈L.A.G.〉レーベルの第5弾!ロウな質感の不協和音やダーティーなヴォイスに引き摺り込まれる”Simple Enough To Come True”(sample3)、遊び心も垣間見せる電子音をのせた”Blowin”(sample2)など、個性の際立つテクノ作品です。レコメンド!