- LP
清水靖晃
Dementos
Hmv Record Shop
- Cat No.: HRLP143
- 2019-05-17
カルト・ウェイブ〜イタロ盤の復刻に力を注ぐシアトルの〈MEDICAL〉からも、ドイツで制作されたデモ盤「EXPLORER」とそれを発展させ完成するアルバム「YELLOWPOWER」名義でのシンセサイザーポップ・アルバムのダブルで復刻されたカリフォルニア出身のキーボーディスト・TONY CAREYの、UKハードロックバンド・RAINBOWの脱退後のソロキャリアからの秘宝ともいえる、〈X RECORDS〉から'84年にリリースされたTCP (TONY CAREY PROJECT)名義のアルバムがついにリイシュー!他名義でのシンセサイザー〜エレクトロポップ路線とは一線を画すこのカルトアルバム、冒頭の”The Dynamic Energy”のようなアフロトライバルそしてレーベルにドンピシャな中近東の要素も盛り込まれつつ、当時のエスノ・ニューエイジムーヴメントにもフィットするオーガニックかつバレアリックなチルサウンドも多く収録された埋もれた名品です。
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Organic Music主催Chee ShimizuとHMV record shopが手掛ける「Japanism」から。1988年、パリへ拠点を移していた清水靖晃が、Flying LizardsのDavid Cunningham、Tears For FearsのManny Eliasらロンドンの前衛アーティストとの親密な交感を経て生み出した、無国籍モダーン・ミュージック第2弾。当時隆盛を極めていたワールド・ミュージック・ムーブメントの震源に身を置いていた清水ならではの時代感覚、『案山子』や『うたかたの日々』から続く無国籍な民族情緒、実妹の清水三惠子とのコラボレーションによる遊び心に溢れた言葉とメロディのリレーション、躍動するダンス・ビートに胸弾む、目眩く極彩色音楽。Flower Recordsの高宮永徹によるリマスタリング、オリジナル・アルバムのアート・ディレクションを手がけたミック板谷によるリワークが施された、2019年バージョン・アナログLPで蘇る。 (Akie)