- 12inch
Gibb
The Secret Of K-marken
Börft
- Cat No.: BÖRFT093
- 2021-09-12
グループ結成と時同じくして、地元クラブ「TÓRSHAVN JAZZ CLUB」で演奏するミュージシャンたち属するアソシエーション及び音楽レーベル<TUTL>を運営し継続、政府からも数ある賞与を送られているミュージシャンであり文化功労者・KRISTIAN BLAK率いる大所帯アンサンブル「YGGDRASIL (=世界樹)」が'14年に発表したアルバムのタイトル曲”DÍMUN”のリミックス12インチ。デンマークのプロデューサー・GERT NYGAAD a.k.a. MIKE SALTAによるダビー・エレクトロニックなダウンテンポ”Dímun (Mike Salta Remix)”(sample1)、器楽アンサンブルの美しさと緊迫したサラウンドが圧倒的なオリジナルミックス”Dímun”(sample2)、原曲のムードを保ちつつ幅を持たすレイヤーと微震エフェクトを効かせたバレアリック〜チルアウト・ミュージックのオーソリティ・CHRIS COCOによる渾身のミックス”Dímun (Chris Coco Remix)”(sample3)の3ヴァージョン収録。
サウンドのみならず、インスタレーションやイラスト、彫刻などのアート活動に励むノルウェイジャン・ネクストジェネレーション<OBLIVION DIP>の第2弾シングル。<KONTRA MUSIK>や<NORTHERN ELECTRONICS>、そして<HYPNUS>あたりのスカンジナビア・テクノフィールドとも共鳴するような、”Untitled”(sample1)はトロンヘイムのMIDNATTSLAUGETがシンセと303で参加。強烈なノイズ渦巻く”Untutled”(sample3)はSTUINGが加勢しています。
〈OBLIVION DIP〉の中心人物であり。イラストレーターとしての個展エキシビションなどでも実験的な電子音楽〜パフォーマンスを試みている作家・CHRISTIAN DUGSTADによる、17分にも及ぶサウンド・イメージ、ドローン演奏を優雅に聴かせる”Untitled”(sample1)を筆頭に、彼と前作でコラヴォレーションしていたDANIELLE INNOCENTIがPADRE ROSÉなるアーティストと組んだトラックの2ミックス、ベルゲンのSNORRE MAGNAR SOLBERGっぽさもあるダーク・スピリチュアルなベース・マントラな”Untitled (Hovering Banana Head Mix)”(sample2)と、クリアーで穏やかなシンセサイザーをフロートさせたブロークン・エレクトロな”Untitled (LA8PV Mix)”(sample3)の3トラックを収録です!
'13年のアルバム「KRASAVA」がノルウェイ版グラミー賞「SPELLEMANNPRISEN」のダンスミュージック/エレクトロニカ部門を受賞、90年代からつづくレーベル<DRUM ISLAND>も運営し、シーンに長く君臨する奇才プロデューサー・UNE LINDBAEKによる、ノルディック・ユーモアで洒落っ気たっぷりなセレクト&エディッツ!スカンジナビアのロフォーテン諸島のフォーク/ロックバンド・DR.FISHの”Lonely Woman / I-Dekning”(sample1)や、詳細不明のアヴァンなニューウェイヴ・ディスコ・SOSIALISTISK OPPLYSNINGSPORBUNDのロボット・ダンス”Robot”(sample2)、80'sカルトなシンセポップ・PLANNの”Cherokee”(sample3)など、かなりクレイジーな全6トラック。
ビッグ・ルームのオーディエンスが波打つような跳ねたグルーヴに電子ホイッスルや金属的なチャイムが絡み、何処か牧歌的でありつつも美しいブレイクもまさにノルディック・スタイル、〈CADENZA〉あたりのミニマル〜テックハウスにも引けをとらない"Tromm"(sample1)など、ダンス・オリエンテッドなAサイドの2トラック!かたや、ドリーム・ファンタジアなフィメール・ヴォイスをのせエフェクティヴに展開しながら、美しくポップな感覚のエレクトロニカ・ディスコを聴かせる”115”(sample2)や、フリーキーな電子音を散りばめたタイム・ラグドな揺らぎのグルーヴ感、MAX GRAEFあたりのサウンドともリンクするユニークなビートダウン”Ding”(sample3)を収録のBサイドも是非。
'13年に、ホームである〈NORTHERN ELECTRONICS〉の記念すべきカタログ1番に登場し、その後〈BRUTAL DISCIPLIN〉や〈POSH ISOLATION〉などの地下レーベルで、様々なコラヴォレーションやカセット作品をライフワークとしてきた鬼才・JONAS RÖNNBERGによる最深音源。今回も彼ならではの多彩な客演陣多数、NYの女性現代美術家・CHLOÉ WISEや、実験電子音楽シーンをリードする元NINという肩書の才人・ALESSANDRO CORTINI、セーデルマルムのヤングラッパー・YUNG LEANなど交友の広い顔ぶれ。東京の車内アナウンスを録音採集した”Yamanote Line (原宿)”(sample1)、スウェーデンのハードコア〜メタルのバンドシーンからの友人ら4人とのセッション”Red Line (114 Östermalmstorg - 127 Vårberg)”(sample2)ほか、勿論フロアー志向のミニマルトラックも収録。そして意外な歌ものにも挑んだ、ANNA MELINA嬢をフィーチャーリングした”Blue Line (112 Rådhuset)”(sample3)など、全13トラックを収録です。レコメンド!
まずBサイドのショート・トラック、PEDRODOLLARの"Theme Song"(sample2)は何なのか?レーベルを操縦するリーダーKOKOとAXEL BOMANに次ぐ最若手、〈BORDER COMMUNITY〉での活躍で名を知られたPETTERことPetter Nordkvistによる、古いSP盤音源をループさせてシンセを重ねたり、カットアップしたファニーかつノスタルジックな風情のコンクレート的作品。そしてAサイド、ノルディック・ディスコの大先輩MENTAL OVERDRIVEにも気に入られている若き才能、BOSKAの"British Funk Museum Article No.808"(sample1)が最高!ベース・ガラージを通過させつつも、オールドスクール・リバイバルも上手く消化しているエレクトロ・ファンク・ブギーに仕上がっており、モダンディスコあたりのファンにもオススメします。
スウェーデンのAXEL BOMANら率いるノルディック・レーベル〈STUDIO BARNHUS〉に、ギラギラなEPが登場したと思ったら、正体はあのNATHAN FAKEらしい。フロアの熱気をニードルの先端から吸収しながらグングン上昇気流を巻き起こし、一転してディスコブレイキン〜フィルターでどんどん潜っていく展開、その後もアシッディーな音色にジャックされるA面の長尺ジャーニーな”Shakes”、そして潤沢なディープハウス・マナーなエフェクティブ・シンセをうねらせ、ブロークンなドラム・パターンで激しくパーカッシヴに攻めスペーシーなパンチラインB面の”Helmet”もかなり◎。
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'87年にカセット・レーベルとしてスタート、僅か5年で運営からはなれ自身のレーベル<iDEAL>に専念するJOACHIM NORDWALLらと共に活動していたCRINANことCHRISTIAN TOPACとのデュオ・PHERの片割れ・GIBBによる、アーリー・シカゴハウスを独自解釈しノルディック・レイヴのエッセンスで走らせたような、<L.I.E.S.>や<T.T.T.>以降のジャンクなアナログ感覚にフィットする剥き出しのジャッキン・マシンハウス、3トラック!