- LP
Teddy Lasry
Funky Ghost 1975-1987
Hot Mule
- Cat No.: HTML008
- 2024-02-05
75歳の現在も音楽を録音し、実験し続けているフランスのマルチ・インストゥルメンタリストTEDDY LASRYの75〜85年の間の作品をコンパイル。
Track List
Track List
Kraftwerk、Laurie Spiegel、Manuel Göttsching といった電子アーティストに触発されているというのが一聴しただけで感じられるミニマル・ダウンテンポ「Perceptions」(sample_1)と、そのリミックスには〈Kill The DJ Records〉主宰のChloé (Thévenin) を起用したダンストラック(sample_2)を本アルバムの軸に、ダンスからニューエイジまで幅広く展開する全9トラック。アナログシンセ使いをメインに かつてのクラウトやミニマルのレジェンドたちの術が全部乗せながら、バランス良くアップデートされたエレガントなアルバム。 (AYAM)
Track List
〈WARP〉傘下の〈BLEEP〉の'12年データ・コンピや、DRO CAREYあたりもリリースしているシドニーの〈TEMPLAR SOUND〉のCDコンピなどにトラックを提供していたHUGO FREDERICKによる初のフィジカル・ヴァイナル作品。高揚感を描くシンセメロディーに凛として力強いピアノが重厚に弾むバレアリック・ディスコのタイトル・トラック"Skin”(sample1)、マニュエル・ゲッチングばりのノンビートのサイケなアルペジオ、エモーショナル・フローでめくるめく万華鏡を覗かせるような”Stripped”(sample2)も秀逸。フォーテットからの影響も色濃いブレイクビーツ、ロマンチズムあふれるシンセ使いも極上な”Hexagonia”(sample3)など、ローファイな湯加減と同時にヌケの良さもあって彩り豊かな全4トラックです!
JD TWITCHのDICSOFILからのドープエディットリリース!MOOT, MOUTH, MISSING SCIENTISTS, IMPLOG, GERRY & THE HOLOGRAMS, CIARAN HARTE & CAROLなどのマイナーNW音源をRE:EDIT!
昨今のダンス/ディスコ界隈でのミラーボールの如き仕事内容を経て2010年に限定でリリースされた原点回帰的なアルバムのリイシュー盤!流石シンセ・プログレ・コンビZombiの片割れだけあってジャーマン・シンセ・プログレ性感度が充満(必要以上に)した電飾桃源郷な内容。全5曲収録。人懐っこいメロディーと神秘性が見事に昇華された奇跡のポップスでございます。おそれいります。 (ヤスシ)
JD TWITCHのDICSOFILからのドープエディットリリース!MOOT, MOUTH, MISSING SCIENTISTS, IMPLOG, GERRY & THE HOLOGRAMS, CIARAN HARTE & CAROLなどのマイナーNW音源をRE:EDIT! (住友)
やはり凄い!モスクワ出身ブルックリン在住SLAVAのSOFTWAREリリース。多用されるオルタナティヴシンセサイザーミュージックの中でも相当癖とセンスに溢れた、高次元に歪んだ美しいシンセウェーヴ最新型。耳に残るどう処理していいかわからないこの感覚、楽しむしかないですね。FORD&LOPATIN然り、ONEOHTRIX POINT NEVER然り、こんな面白い才能が混在するSOFTWAREレーベル、間違いなく熱いと思います。DLカード付き、500枚限定。レコメンド。 (住友)
2011年にリリースしたアルバム「The Devil\'s Walk」からリミックス・カット!アルバム中でも彼のフェイヴァリット・トラックだった「Black Water」を天才奇才DJ KOZEがリミックスしたB1は、ノット・ダンスなKOZEモード。APPARATのヴォーカルを乗せたアコースティックでメランコリックな白昼夢のなかから徐々にヴォリュームをあげていくトラックがエレクトリックに狂い出す終盤までサイケデリックな流石の世界観。タイトル曲のFENNESZのリミックスと、ヴォーカル控えめに仕上げたセルフミックスも収録です。激推薦盤。 (カイハラ)
MERZBOWとの共作経験を持つヴェネズエラ出身NY在住CARLOS GIFFONI。ハードなシンセアシッドをバックに35.5度ぐらいの低い体温で淡々と歌い、さらに後半へ向かうにつれ意味不明のテンションを魅せるマジモンのイカレシンセエレクトロ。裏面ひっくり返してみたらこっちも後半へなるにつれ説明不可能に。通常のアシッドハウスやテクノにおける快楽やアディクト感皆無で、まったく違う切り口から聞いたことのないアシッドを叩きつける変態保証盤。なんなんだこの胸の遺恨は…。DLカード付き、500枚限定。レコメンド。 (住友)
NOT NOT FUN、SOFTWARE周辺の音源はほんと外さないですね。ONEOHTRIX POINT NEVERことDANIEL LOPATIN在籍のFORD & LOPATIN、さらにLIGHT ASYLUMの SHANNON FUNCHESSなども参加したMEXICAN SUMMERからの12inch。EBM、ニューエイジ、シンセサイザー、それを最新のロックとして聞かせるこの巧み、羨ましすぎるこのセンス、やはり素晴らしい刺激に溢れています。MEXICAN SUMMERのデザイン性高いスリーヴと、レーベルカタログ的ポスターまで付いている装丁も嬉しい。 (住友)
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フランスの名プログレ・バンドMAGMAで70年代前半に3枚のアルバムを録音した後、75年からソロ活動をスタート。生来の好奇心と表現主義、新しい方法を発見したいという欲求に突き動かされてきたテディの(屋根の修理に使うはずだった7000フランのローンをシンセに費やしたこともあるそうです。困った人だ!)、革新的なサウンドのエッセンス、作曲の構成、すばらしく独創的なアプローチがこのコンピレーションに凝縮されています。70年代なジャズファンクやフュージョンのグルーヴの上でシンセが躍動するA2「Los Angeles」(sample_1),B1「Krazy Kat」(sample_2),やタイトルにもなっているB2「Funky Ghost」(sample_3)を試聴に紹介しておりますが、アンビエントA1「Raising Sun in Bali」,B4「Birds Of Space」、マイルスに影響を受けたA3「Blue Theme」などもトラックリストから聴いてみてください。 (AYAM)