まず、アイルランドの〈Apartment〉から昨年リリースしたファラオ・サンダース使いの不協和音ディープハウスが密かに話題になった、ウェスト・ロンドンのエクスペリメンタル・アーティストNCWことNICK WILSONによるAサイドは、ポスト・パンクから取り残された孤高の民族音楽家ダグラス・ピアースが率いたバンド、DEATH IN JUNEの"The Golden Wedding Of Sorrow"に強力なアシッド・シンセラインをがっつり敷き詰めてバレアリックな風合いが加わった、カルトロック・ナンバーをリワークしたドラマティックな"Golden"(sample1)は、ディスコとも相性良くイケます。そして、反対面にはPISSなるミステリアス・アクトによる、深淵なフィードバック音響に重なる奇怪なコズミック・アルペジオのビートレスなプログレ・シンセチューン"Lands"(sample2)を収録！どちらもクセの強いインパクトを与えるぶっ飛びな内容、こだわりのハンドメイド・シルクスクリーンによるジャケットも素敵な、オススメ・コズミック・ツール！この機会に是非どうぞ！