80年代初頭に登場した、小川美潮、坂田明、千野秀一、村上ポンタ他による変態JAZZユニット【WHAーHAーHA】の12インチ作品。過激なフリーJAZZと悪戯なポップセンスをミックスさせた音楽性で当時でも異色な存在でした。この作品はライヴ音源を元にサウンド・コラージュや大袈裟なDUB処理を施した内容で、基本的に時代の勢いとその場のションテン（テンション）でサクサク仕上げてしまったかのようなバブル感みなぎる怪作。ザ・スリッツ、リップ・リグ・プラス・パニック、初期エイドリアン・シャーウッド関連作品などにも通じる闇雲でパンクJAZZなニューウエイヴ・トライバルDUBディスコ組曲。ちなみに見本盤でジャケット若干ダメージあり。お求め安いお値段でご提供ですぞ。内容は濃厚で最高。これは使えます！おそれいります。 (ヤスシ)