• LP


A Study Into 21st Century Drone Acoustics

  • Cat No: CREP24
  • 2018-07-31

ドローンと言ってもこちらは空を飛ぶ方のドローンの録音集。機械の持続音は飛んでいる時の優雅さとは逆に破壊的。A面は17種類のドローンの音をひたすらアーカイブしたものを聴かせていくもので、B面はドローンの音とシンセサイザーなどを使って作曲された実験的なエレクトロニクスの長尺23分の曲となります。KINK GONGやSUGAI KEN、YANNICK DAUBYやPALI MEURSAULTなどをリリースしている良レーベル〈DISCREPANT〉より。

そもそもDroneという言葉は蜂の羽音という意味で、いくつか説はあるようですが音楽のドローンと無人航空機のドローンは語源が同じで綴りも同じ。それを狙ってなのかドローンの機械的ドローンをひたすら記録したものを収録しています。A面は完全に素材集ですが、B面は鳥の声やドローンのサウンドを取り入れてGONCALO F CARDOSOにより構築された曲(sample3)。A面での無感情なサウンドと対照的にB面は機械の音が叙情的で人間味の溢れたもののように聴こえます。変態的な機械サウンドフェチの素材集めとしても良い一枚! (日野)

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