ブラジルや南米音楽の伝統と、ロック、ジャズ、エレクトロニック以降のサウンドをうまく打ち出している次世代の中でも一番気になっているMETÁ METÁ(TONY ALLENやELZA SOARESとも共演したりと頭角を現してます)を筆頭に、武や小津、和名をもじったタイトルの曲名も話題になったアルバム「Conversas Com Toshiro」のリリース、CRIOLOとも共演したり、ハービー・ハンコックの「The Imagine Project」にひっぱり出されたりしているRODRIGO CAMPOSなど、実力派が集っています。アヴァン感覚とレアグルーヴ感覚のバランスも良い。ドラッグ大国が育んだ音楽の洗練。GOMA GRINGAは再発のリリースも、アフロ、ブラジルのマニアックなところを掘り起こしてきているし、間違いのないところ。注目です。結構アナログでもリリースしているのもうれしい限り。 (サイトウ)