- CD
S/T
Space & Time
-
- Cat No:
- 2016-11-06
福岡サイケデリック。S/Tことウッチーのソロ・プロジェクト・アルバム。ストックしました。神戸のbonnounomukuroやMTR from CARRE等々ゲスト参加。
解説
1.Moongaze(with bonnounomukuro)
1曲目の「Moongaze」は神戸のbonnounomukuroとの共作。
bonnounomukuroこと、くどちゃんとは、2013年に僕と嫁で運営する自主レーベル「Monaka Racords」主催のイベント「おれはもうガマンできない」で福岡に招聘してから交友が深まり、その後、僕が毎年恒例のヒッチハイク旅行で関西に訪れる度に神戸に行っては二人でセッションを重ねて録音したテイクのひとつ。
その後くどちゃんとは、バンド「ぼっちー」を結成し、2016年の2月には九州ツアーも実現。
アルバムの一曲目を飾るこの曲は「春」のイメージ。
Goat/YPY/birdfriendの日野くんを始め、多くの同業者から絶大なる支持を集めるbonnounomukuroの鬼才っぷりが発揮されたカットアップ&コラージュに、ハーシュでシューゲイザーなシンセサイザーサウンドが合わさったドラマチックな一曲!
2.Industrialization(with MTR(from CARRE))
2曲目の「Industrialization」はCARREのMTR君との共作。
2015年〜2016年の年末年始、またしてもヒッチハイクで帰省をした際に、東京のMTR君のプライベートスタジオで録音。
CARREは、ノイズ〜インダストリアルからダンスミュージックまでカバーする幅広い活動のスタンスや、ハード(機材)へのこだわり、思想、アートワーク、ビジュアルなど諸々含めて本当に大好きなアーティスト。
元を辿れは2007年頃、横浜国大学園祭にて、音楽サークルの狭い部室で対バンしたときに共有した「四畳半のサマーオブラブ体験」以来、ずっと何か一緒にやれた良いなと思っていたので、今回の共演は本当に嬉しい限り。
アルバムの二曲目を飾るこの曲は「夏」のイメージ。
爽やかで快楽的な「ビーチでヒャッハー!」な感じではなく、都会の騒音と蝉の鳴き声が混ざりあう中、じわじわじわじわ汗が吹き出てくる、あの感じ。
3.Lost(with Akai Ikuo)
3曲目の「Lost」は東京在住のミュージシャン、Akai Ikuo氏との共作。
Akai氏とは、前に東京でやっていたバンドGreen Milk From The Planet Orangeの時から交友が続いており、個人的に「世界で最も評価が低いアーティスト」の一人だと思っている。2015年〜2016年の年末年始の帰省の際に、Akai氏の自宅で録音。
アルバムの三曲目を飾るこの曲は「秋」のイメージ。
秋の月をイメージしたドローン音に、Akai氏のサンプリング/コラージュが絶妙にマッチしたアンビエントトラック。
この曲のタイトル「Lost」は、映画「Lost in Translation」から拝借。あの、都会だけど居場所がなくて、寂しく儚い感じ。
4.Dream(with Satcat(from kuruucrew))
4曲目の「Dream」はkuruucrewのベーシストSatcatとの共作。実はS/T自体が元々Satcatとのシンセサイザー・デュオのユニット名だったが、自分の九州移住をきっかけに、ソロの名義をS/Tに統一した背景が。
今でもS/T=Satcatとのデュオという気持ちがあり、この曲は元々二人でS/Tをしていた時から演奏していた曲で、本アルバムの為に再レコーディング。
アルバムの四曲目を飾るこの曲は「冬」のイメージ。
このトラックで初めてシンセサイザーではなく、ピアノを弾いた。繰り返されるピアノのリフのバックで流れる心地よい倍音が、雪で埋もれていく儚さや、その中で脈々と受け継がれる温かさのようなものを表現。
アートワーク(David from 生意気)
アートワークは前作に続き、生意気のDavid。元々東京に住んでいた頃からSuper Deluxeのアートワークなどで一方的に知ってはいたけど、仲良くなったのは九州に移住してから。
震災以後、多くの人が西に流れるのをきっかけに、僕自身も東京では知っていたけど直接交流がなかったアーティストの方々との出会いが物凄く沢山ありましたね。
Artist: S/T
Album Title: Space & Time
[Track List]
*Space Side
1.Moongaze(14:35)
2.Industrialization(10:00)
*Time Side
3.Lost(10:42)
4.Dream(15:12)
[Credit]
1.Moongaze
S/T: Synthesizer, Sampler, Tape Collage, Electronics
bonnounomukuro: AKAI MPC2000
2.Industrialization
S/T: Synthesizer, Electronics
MTR(from CARRE): EMS Logik Synthesizer, ROLAND System-100-104, BOSS KM-60
3.Lost
S/T: Synthesizer, Electronics
Akai Ikuo: Sampler, Tape Collage, Steel Pan
4.Dream
S/T: Synthesizer, Electronics, Electric Bass
Satcat: Synthesizer
Mastering by Akai Ikuo
Artwork David Duval-Smith
1.Moongaze(with bonnounomukuro)
1曲目の「Moongaze」は神戸のbonnounomukuroとの共作。
bonnounomukuroこと、くどちゃんとは、2013年に僕と嫁で運営する自主レーベル「Monaka Racords」主催のイベント「おれはもうガマンできない」で福岡に招聘してから交友が深まり、その後、僕が毎年恒例のヒッチハイク旅行で関西に訪れる度に神戸に行っては二人でセッションを重ねて録音したテイクのひとつ。
その後くどちゃんとは、バンド「ぼっちー」を結成し、2016年の2月には九州ツアーも実現。
アルバムの一曲目を飾るこの曲は「春」のイメージ。
Goat/YPY/birdfriendの日野くんを始め、多くの同業者から絶大なる支持を集めるbonnounomukuroの鬼才っぷりが発揮されたカットアップ&コラージュに、ハーシュでシューゲイザーなシンセサイザーサウンドが合わさったドラマチックな一曲!
2.Industrialization(with MTR(from CARRE))
2曲目の「Industrialization」はCARREのMTR君との共作。
2015年〜2016年の年末年始、またしてもヒッチハイクで帰省をした際に、東京のMTR君のプライベートスタジオで録音。
CARREは、ノイズ〜インダストリアルからダンスミュージックまでカバーする幅広い活動のスタンスや、ハード(機材)へのこだわり、思想、アートワーク、ビジュアルなど諸々含めて本当に大好きなアーティスト。
元を辿れは2007年頃、横浜国大学園祭にて、音楽サークルの狭い部室で対バンしたときに共有した「四畳半のサマーオブラブ体験」以来、ずっと何か一緒にやれた良いなと思っていたので、今回の共演は本当に嬉しい限り。
アルバムの二曲目を飾るこの曲は「夏」のイメージ。
爽やかで快楽的な「ビーチでヒャッハー!」な感じではなく、都会の騒音と蝉の鳴き声が混ざりあう中、じわじわじわじわ汗が吹き出てくる、あの感じ。
3.Lost(with Akai Ikuo)
3曲目の「Lost」は東京在住のミュージシャン、Akai Ikuo氏との共作。
Akai氏とは、前に東京でやっていたバンドGreen Milk From The Planet Orangeの時から交友が続いており、個人的に「世界で最も評価が低いアーティスト」の一人だと思っている。2015年〜2016年の年末年始の帰省の際に、Akai氏の自宅で録音。
アルバムの三曲目を飾るこの曲は「秋」のイメージ。
秋の月をイメージしたドローン音に、Akai氏のサンプリング/コラージュが絶妙にマッチしたアンビエントトラック。
この曲のタイトル「Lost」は、映画「Lost in Translation」から拝借。あの、都会だけど居場所がなくて、寂しく儚い感じ。
4.Dream(with Satcat(from kuruucrew))
4曲目の「Dream」はkuruucrewのベーシストSatcatとの共作。実はS/T自体が元々Satcatとのシンセサイザー・デュオのユニット名だったが、自分の九州移住をきっかけに、ソロの名義をS/Tに統一した背景が。
今でもS/T=Satcatとのデュオという気持ちがあり、この曲は元々二人でS/Tをしていた時から演奏していた曲で、本アルバムの為に再レコーディング。
アルバムの四曲目を飾るこの曲は「冬」のイメージ。
このトラックで初めてシンセサイザーではなく、ピアノを弾いた。繰り返されるピアノのリフのバックで流れる心地よい倍音が、雪で埋もれていく儚さや、その中で脈々と受け継がれる温かさのようなものを表現。
アートワーク(David from 生意気)
アートワークは前作に続き、生意気のDavid。元々東京に住んでいた頃からSuper Deluxeのアートワークなどで一方的に知ってはいたけど、仲良くなったのは九州に移住してから。
震災以後、多くの人が西に流れるのをきっかけに、僕自身も東京では知っていたけど直接交流がなかったアーティストの方々との出会いが物凄く沢山ありましたね。
Artist: S/T
Album Title: Space & Time
[Track List]
*Space Side
1.Moongaze(14:35)
2.Industrialization(10:00)
*Time Side
3.Lost(10:42)
4.Dream(15:12)
[Credit]
1.Moongaze
S/T: Synthesizer, Sampler, Tape Collage, Electronics
bonnounomukuro: AKAI MPC2000
2.Industrialization
S/T: Synthesizer, Electronics
MTR(from CARRE): EMS Logik Synthesizer, ROLAND System-100-104, BOSS KM-60
3.Lost
S/T: Synthesizer, Electronics
Akai Ikuo: Sampler, Tape Collage, Steel Pan
4.Dream
S/T: Synthesizer, Electronics, Electric Bass
Satcat: Synthesizer
Mastering by Akai Ikuo
Artwork David Duval-Smith
現在ACID MOTHER TEMPLEに加入、ベーシストとしてヨーロッパツアーを回っているウッチー(T)のプロジェクトS/T。WOODMANのカセットレーベル「BEDBURGUR」からのWOODMANリコンスストラクション作品やYPY主宰のBIRDFRIENDからもリリースしている神戸のbonnounomukuro氏やMTR from CARRE等々ゲスト参加、もともと二人のプロジェクトだった(S)のSATCAT (FROM KRUUKREW)。Akai Ikuoとのサンプリング・コラージュ/アンビエントの4曲。このアルバム、これ何気に凄いです。ジャパニーズ・サイケの名盤誕生。推薦。 (サイトウ)