- LP
MOLLY LEWIS
Mirage
Jagjaguwar
- Cat No.: JAG431lp
- 2024-04-18
2005年公開の国際口笛コンクールのドキュメンタリー映画「パッカー・アップ」をみて口笛の世界に開眼、2012年には自身も口笛大会に出演。20代はベルリンで過ごし、そこからL.Aに移住して映画音楽の仕事をしていたそう。そのL.Aのドレスデン・バーというところで40年間演奏していた伝説的ラウンジ・デュオ、マーティ&エレイン(91年に一枚だけCD出してました)の常連だったという彼女。2023年にマーティンが89歳なくなって、その意志を受け継ぐ決意。
今作はトーマス・ブレネックというギタリストがプロデューサー。起用のきっかけはイタリアの60年代の映画音楽家、アレッサンドロ・アレッサンドローニとピエロ・ピッチョーニの作品をめぐってモリーと意気投合したのがきっかけだという。
そのトーマス・ブレネックの呼びかけの元に、ネオソウルシンガーニック・ハキムがピアノで。Badbadnotgood のチェスター・ハンセンが全面参加。Big CrownからリリースのEl Michels Affairのメンバーまで参加。
資料に、「彼女はL.Aのラウンジ・シーンの伝説の仲間入りしそうだ!」とのこと。Dr.Dreとの共演から映画バービーのサントラ、シャネル、グッチ、エルメスのファションショーにも参加。彼女のイベント、Café Mollyには作家チャールズ・ブコウスキーのかつての飲み友達である詩人、ケネス・'ソニー'・ドナートがMCを勤めるとのこと。
オリジナルのリップスティックも通販してますね、そのセンスも最高です。しかし相変わらず情報が多い。。 (Shhhhh)
23の拍子からなるパターンがアンサンブルによって連続的に演奏されて、持続的なリズムの流れを持ちながら、リズムとして強度を放ちながら絶えず変化し続けスパークする15分8秒、驚愕の作品となったSide-A「L」(sample1)、よりスピリチュアル・イマジナリーにストーリーテリングされる23分50秒のSide-B「R」(sample2)を収録。テクノ・エクスペリメンタル・パーカッション・リズム・アンサンブルとしても効能。サイエンスの境地。推薦盤とさせていただきます。アヴァンギャルド実験音楽からのテクノ・ミニマリズム、ダブ・エクスペリメンタルを探求提案する意欲的チャレンジUK注目レーベル-OUSからのJulian Sartorius3年ぶりニューアルバム新作。 (コンピューマ)
Track List
“ジャズ”と言ってもアブストラクトなものではなく、耳障りはアンビエント世代以降の快楽と全体のスムーズさは絶えず漂いながら、モダン・クラシカル、ポスト・アンビエント、ヒップホップ、ソウルまでクロスオーバー、さまざまなジャンルを通過して昇華した素朴なメロディと”歌”が残る2010年以降のジャズ。その延長線上のアジア版の現象でしょう。。。代表曲Cotardʼs Syndrome”sample1 ”から全曲素晴らしすぎます。 (Shhhhh)
スペイン・カタルーニャ出身、ジャズ、ポストロック、ダブ、アヴァンギャルド実験音楽エレクトロニック・サウンズなど、ジャンルをオーバーラップさせながら地中海サウンズを探求するデュオZA!、そして、最新作「Tres golpes」(Lovemonk/El Volcán、2022年)が、本国スペインBabelia/El Paísの年間最優秀フラメンコ・アルバムに選ばれ、BBC3のLate Junctionの年間最優秀アルバムにも選出された、90年代後半から活躍するフラメンコ歌手アーティスト才人PERRATEとの出会いから誕生した素晴らしきセッション・アルバム。
キャバレー・ヴォルテールの共同設立者であり、未来派(フューチャリズム)ダダイズムを主導したドイツの芸術家、詩人/作家Hugo Ball(フーゴ・バル)の音響詩「Karawane」の最初の一節に由来する「Jolifanto(ジョリファント)」をテーマに制作された、フラメンコの影響を受けながら、ダダイズムの精神でポリリズム・エクスペンタル・テクノ・レイヴィー・アヴァンギャルド・インプロヴァイゼーション・ダブ、ジャズに覚醒させた刺激的な8トラックが収録されている。そして、両面共にラスト・トラック終わりは無限ループとなっております。goatやJulian Sartorius「RLLRLRLLRRLRLRLRLLRLRLR」とも通じるポリリズム・パーカッション・アンサンブル最前線の一つ。推薦盤。A2「Seguirilla MIDI 」(sample1)かなりの暴れ馬トラック!強力です。後半になるにつれてエモーショナルにトランシー高揚して時空がレイヴィーに歪みます!! (コンピューマ)
Track List
2007年から2010年まで3枚のアルバムをリリースして活動終了、菊地成孔のサックスとトランペット、類家心平を起用した二管に加え、リズムセクションを、坪口昌恭(pf)を中心に鈴木正人(bs)、本田珠也(dr)で編成、さらにダブ・エンジニアとして鬼才パードン木村(effects&electro)が参加した、60年代のマイルス・デイビス・クインテットをマトリックスに、オーネット・コールマン、エリック・ドルフィーのジャズを引用しながら、ジャズとダブが、アブストラクト且つファンキーにセッションする、スタイリッシュ・アーバンに時空を狂わせ研ぎ澄ますエクスペリメンタル・モダンジャズの真髄。今回のアナログLP化に際し、パードン木村が再編集を担当している。
Track List
Greg FortによるMoog Matriarch、Kawai K1Rのシンセサイザー鍵盤、Sasha GalperinによるElectric Guitar & Bassの演奏、Ash RobinsonのBehringer RD-9によるチープなドラムマシーン、Roland TD-3からのモジュラー・パーカッション・サウンド、そして、シンセサイザーKorg MS-20 Miniによる演奏アンサンブルによる極上極楽のチルアウト・サイケデリックなニューエイジ・コズミック・ミニマルジャズ・セッション、ライブレコーディング 7トラック。前半のゆったりとした涅槃的ノンビート・ミニマリズム・アンビエント・ニューエイジな世界観からのA3「Pool Side Part 3 (Live) 」から登場するクロスオーバー・フュージョニック・スローモーション・グルーヴがライブ・レコーディング即興演奏ならではのエモーショナルな鍵盤捌き、リラクシンで・スリリングなラフさ加減とあわせて珠玉モーレツに狂おしく心地良すぎる。バレアリック電子ジャズ組曲Pool Side Part 1-4、アシッディなDining Table Grooves、Sunset Part1&2の7トラックを収録。ナイスリリースが続いている自身Blue Crystalからの限定アナログLP。ニュージャズとダンスミュージック、バレアリック・チルアウトの狭間。完璧な作品ではありませんが、なんとも不思議な愛嬌と魅力を放つレコードで持っていたい、そして、レコードでプレイしたい1枚かもしれません。 (コンピューマ)
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〈NATURAL SELECTIONS〉からリリースされた「Elixir Of Immortality」(2018)も記憶に残る一枚だったロシア人ミュージシャンMÅRBLEことANTON GLEBOVの待望最新作到着してます!サンクトペテルブルクの旧スタジオで2年かけて制作・録音。アフロ/ラテン音楽からのインスピレーションを見事に昇華し、リラクシンなアコースティック・ニューエイジジャズアルバムに仕上げています。アブストラクトなホーンセクションも暖かい世界観に吸収してしまう独自のサウンドメイキングは見事の一言、幅広い音楽ラバーに手放しで推薦できる傑作です。 (Akie)
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スピリチュアル・メロウ、錬金術のようにアンサンブル織り成される牧歌的フォーキーなソフト・サイケデリック静謐なるメディテーショナル・モダンジャズ内省宇宙。Don Leisureとの共作「Beyond The Midnight Sun」も素晴らしかったですが、今作「The Liminality of Her」では、バンド編成(ハープ、ベース、ドラム、パーカッション、フルート、ヴォーカル)でのアンサンブル演奏によって、Dorothy Ashby、Alice Coltrane等の先人たちの築き上げた世界観を未来に向けて、より彼女の精神世界宇宙をフューチャー探求した、たおやかでしなやかな桃源郷のような世界観がソウルフル/ジャズ/フュージョニック丁寧に構築されている。全10曲を収録。彼女はこれまで、自身のバンドをはじめ、Matthew Halsall、Rebecca Vasmund, DJ Yoda and Chip Wickham(この新プロジェクトにも参加)らと大規模なツアーを行い、Jazzman Recordsから3枚のソロ・アルバムをリリースしてきたが、Don Leisureとの共作「Beyond The Midnight Sun」をFirst Wordからリリースしたことがきっかけで、First Wordの仲間入りを果たしての新作アルバム・リリースとなった。推薦盤とさせていただきます。 (コンピューマ)
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細野晴臣、Thurston Moore(サーストン・ムーア)、やくしまるえつこ、坂田明、中原昌也、青山陽一、カヒミ・カリィ、小坂忠、小池光子、Yoshimi、Donna Taylor(ドナ・テイラー)、Jim O'Rouke本人含めた11人のヴォーカリストをフィーチャーしてのバカラック・カバー名演。る全曲素晴らしい。慈愛に満ちた、永遠に色褪せない未来永劫へと受け継がれる名作中の名作カバーアルバム。アナログと共に、同時に限定カセットテープもリリースされる。
*お一人様1枚のみのご購入とさせていただきます。ご了承のほどお願いいたします。 (コンピューマ)
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On-Lyは、ピアニスト兼プロデューサー、Joshua Smeltink.のソロ/コラボレーション・ユニットで、フェンダーローズ、シンセサイザー、ドラム、エレクトリックギター、エレクトリックベース、パーカッション、トランペット5人のメンバーによる、Weather ReportやMiles Davis Group(70年代)などのバンドを彷彿とさせる、60/70年代のMiles Davis Group、Weather ReportやHerbie Hancock and the Headhunters、Santanaへの敬愛を強く感じさせてくれるサイケデリック・ポスト・バップなジャズ/フュージョン/クロスオーバー・ジャズファンク傑作アルバム。ディープハウス/クロスオーバー/ヒップホップ、様々なダンスミュージックを経たミュージシャンシップによる名演モダン・グルーヴの構築も秀逸に素晴らしい。全6曲。音質音圧、溝も美しい重量盤ヴァイナルLPも嬉しい限り。素晴らしいリリースが続いているオーストラリア・メルボルンLa Sapeからのリリース。 (コンピューマ)
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SF映画・小説からのインスピレーションと、長年の活動の中で築き上げたコレクションで作り上げた架空のサウンドトラック的作品。ジャズとSFの精神性をオーバーラップさせつつ、多種ジャンルを物語を描くように繋いでいく。有機的生音と電子音の境界線が曖昧になるサイケデリックな音世界。。マスタリングは信頼のhacchiが担当!サイエンスフィクションへの愛と妄想、深い造形から成せるミックス、是非体験してみてください。 (Akie)
選曲・監修=橋本徹×アートワーク=藤田二郎、ジャズ〜チルアウト〜国内バレアリック第一人者Calmがマスタリングを手掛ける新コンピレーション・シリーズ 「Incense Music」の第1弾『Incense Music for Bed Room』からの嬉しい7インチ・シングル・カット。
国内外のアンビエント〜ジャズ〜チルアウト〜バレアリカ〜ポスト・クラシカル〜ジャジー&メロウ・ビーツを心地よい生活の中の音楽として提案する究極のライフスタイル・コンピ第1弾は、Bed Room(寝室)で過ごす時間に最適な心安らげる音楽をコンパイル。このアルバムに収録された新録音を含む7インチ・ヴァイナル2タイトルのリリースが実現、
同コンピのためにharuka nakamuraが録り下ろした最新トラックを収めたSIDE-Aは、Bill Evansの名曲「soiree」へのオマージュとなるピアノ・アンビエントなダウンテンポ・チルアウト作品。(sample1)、SIDE-AAにはJane Birkinの音楽監督としても知られる世界的な作曲家/ピアニスト、中島ノブユキによる2006年ファースト・アルバム 『エテパルマ』からVinicius de Moraes名曲「Valsa de Euridice」のアンビエントなアルゼンチン・タンゴ・カバー(sample2)を収録。 (コンピューマ)
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選曲・監修=橋本徹×アートワーク=藤田二郎、ジャズ〜チルアウト〜国内バレアリック第一人者Calmがマスタリングを手掛ける新コンピレーション・シリーズ 「Incense Music」の第1弾『Incense Music for Bed Room』からの嬉しい7インチ・シングル・カット。
国内外のアンビエント〜ジャズ〜チルアウト〜バレアリカ〜ポスト・クラシカル〜ジャジー&メロウ・ビーツを心地よい生活の中の音楽として提案する究極のライフスタイル・コンピ第1弾は、Bed Room(寝室)で過ごす時間に最適な心安らげる音楽をコンパイル。このアルバムに収録された新録音を含む7インチ・ヴァイナル2タイトルのリリースが実現、
同コンピのためにUyama Hirotoが録り下ろした最新トラックを収めたSIDE-Aは、Pharoah Sandersの名曲「Moon Child」のカヴァー(sample1)、SIDE-AAには数々のアーティストたちから賞賛の声がやまない新進気鋭の作曲家/キーボード奏者、武田吉晴による2018年のファースト・アルバム『Aspiration』からスピリチュアル・メロウな名作「Bliss of Landing」(sample2)を収録。 (コンピューマ)
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ストレンジ&グレイトのひと事。リマスタリングでの重低音のパワーアップも尋常でない迫力となっている。1986年に発表された本作「Off The Beaten Track」は、今だに先進的かつダブとエレクトロニック・ミュージックの間をいく新しいサウンドを提案している。プログラムされたチャントやユニークなサウンド (犬の鳴き声、ガラスの割れる音、ジプシーのヴァイオリン・ループなど)が、滑らかなリズムの上に乗っている。サンプリング・テクノロジーと生楽器の融合サウンドにおけるランドマーク的な作品。Jah Wobble (Public Image Limited)、Skip McDonald (Sugarhill Gang/Tackhead)、そして Albert Einstein (The Theory of Relativity)が参加!すでにアナログお持ちの方にとっても今回のリマスタリング・リイシューでの音圧重低音の鳴りはなかなか興味深く凄いと思います。sampleだけでは伝わりきれませんのでトラックリストからもどうぞ。全9曲。あらためて初期4タイトル全作それぞれスゴイです。 (コンピューマ)
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SOUNDWAYやSTONES THROW、MOCHILLAにSTRUTなど一流レーベルも注目し、エチオピア近隣のコンパイル作品には必ず名前の挙がるMULATU ASTATKEと、テナーサックスにFEKADE MADE MASKALが参加したエチオピアン・ジャズ・グルーヴ1974年の激レアヴァイナルが再発。独自のジャズを育んできたエチオピア特有の音階バランスと、エキゾ/モンドの要素も内包し、かつ強靭なファンキー・グルーヴを魅せるなんとも眩く艶のある素晴らしい作品。アフロやラテンとも違うこのジャズの変異、至極であります。是非。
ソ連/ロシアのレジェンダリーなドラマー鬼才Vladimir Tarasov からの影響を反映させたソリッドでヒリッヒリな実験的先鋭的トライバル・アヴァンギャルド電化パーカッシヴ・ジャズファンク作品。フロア/ダンスミュージックも意識された4/4呪術的なアプローチもヒプノタイズにクール。ほのかなエキゾチックの気配。これはかっこいい!!! (コンピューマ)
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アンビエントの先駆者として再評価され、近年Gaussian Curveや、R&S.Apolloからのアルバム『Calypso』といったリリースでも成功を収めているレジェンドGigi MasinとGreg Foatのコラヴォレーション。
2021年から2022年にかけて、オンラインをとおして互いに作曲を交換しながら徐々に発展させ、最終的なレコーディング・セッションは、ワイト島のChale Abbey Studiosで行われた、モーゼス・ボイド(ドラムス)、トム・ハーバート(ベース)、シボーン・コスグローブ(フルート、クラリネット)らが参加。収録曲には、内省的で切ないシングル曲「Viento Calido」や、漂うようなアンビエント曲「Sabena」など、昨年他界したジジの奥さんへの美しいトリビュートとなっている。 (サイトウ)
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1970年代後半よりT-SquareやPrismで活躍したキーボーディスト名手にしてソロ作品ではオブスキュアなニューエイジ作品まで手がける久米大作による傑作映画の名サウンドトラック。
Erik Satie名曲「Gnossienne No.1)の環境音楽ニューエイジ的解釈による名カバーも印象的なA1「吾妻のテーマ(グニシェンヌ1)」(sample1)から、厳かでメランコリック・ドラマチックなスムースジャズ・マナーによるノワール映画を思わせるミステリアス・アトモスフェリック・イマジナリー・エレガントな8トラックを収録。 (コンピューマ)
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トレンドや流行り廃りも関係ないし、一聴して全面にフィーチャされた口笛の響きが最初ちょいと寂しくなったりするのですが、アートワークといい尖って統一された世界観で只者ではない感じはしますね。エイミー・ワインハウスをプロデュースしたトム・ブレネックとの共作で、ニューヨークタイムズ誌で絶賛を浴びながら、東洋神秘主義ヒッピー・エキゾ・サイケデリック・メディテーション・アーティストである、エデン・アーベスの『Eden's Island』(1970年)のカバー収録。って情報はちょいと渋滞かつマニアックですが、、ずっと頭から消えない、、なぜかMockyなんかにも通づる不思議なグッドーミュージック感。ヨーロッパ的退廃と新エキゾ・ラウンジミュージック!?大人向け。Seu Jorgeとのデュオ作も出したブラジル人ギタリスト、Rogê。大御所セルジオ・メンデスのツアーにも参加したブラジリアン・パーカッショニスト、Gibi Dos Santos参加。 (Shhhhh)