これまでのキャリアとして〈District Of Corruption〉というハードなテクノ・レーベルを長く運営してきたアーロンが、新たにフォーカスするユニークかつ暖かみのあるサウンドを届ける〈GENO RECORDS〉から、沈黙を破って自身の作品をドロップ！アフロ・ダビーなギターのカッティングや明るいホーンセクションをエコーで包み込む、タイトかつパーッカッシヴなテックハウスのA面"Blasta"、そしてオーガニックなウワ音に女性コーラスが乗ったファンキーにグラインドするブロークン・ハウスなB面の"Collapsed Caldera"も絶品。

DAN Dとの共作「Transparent Movies EP」がロングヒットしている、DISTRICT OF CORRUPTIONのレーベルオーナーAARON HEDGESが久々となるソロ作を発表！ジワジワとビルドアップするパーカッシヴなループからメロディックなブレイクへと流れる「Dissociative Fugue」はレイト・ナイト仕様のトリッピー・チューン。CARL CRAIGを想わせるようなデトロイト・テイストがブレンドされたディープ&ビューティフル・トラック「Ghostbahnhof」ともに個性的。クセのあるレーベル、音ですがDOCはオススメです。 (カイハラ)