- LP
- Digital
Eddie Chacon
Sundown
Stones Throw
- Cat No.: STH2478
- 2024-02-07
アンビエント,ニューエイジ、ジャズ、R&Bという既視感あるジャンルが続々と更新され今サウンドになる魔法のL.Aのアダルトサイド・John Carroll Kirbyプロデュースによるシンプルなリズムマシーンの打ち込みとスムーズ&スマートなメロディにうっとり。そして今作主人公のEDDIE CHACONは1963年カリフォルニアはオークランド生まれ、90`sソウルデュオ、"Charles & Eddie"の片割れとして活躍後から長く音楽業界から引いてた彼が30年に渡る沈黙から音楽活動を再開、がコレ。R&B、ネオソウル、AORというような具合ですが、ダンス、アンビエント耳でも全く違和感なく聴けるのはプロデュースによる妙か、ボーカル力でしょうか。この"白さ"もいいですね。ラウンジでのDJ、アフターアワーズ、どんな状況でも鳴りそう。最高すぎ。 (Shhhhh)
Track List
1992年の「Would I Lie To You?」のヒットで知られる400万枚を超えるセールスを記録したソウル・デュオCharles & Eddieとして活躍後、20年以上にわたり沈黙していたレジェンダリー・シンガーEddie Chacon。Stones Throwと契約してリリース第1弾だったHoly Hell のMndsgnによるリミックス登場。 (サイトウ)
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2021年、この2人はイビサ島に滞在。島に唯一一台あるフェンダー・ローズを借りて設置し、シエスタと呼ばれるビーチ沿いの仮住まいにて、ファラオ・サンダースの"Greeting to Saud"を繰り返し聴いていたという映画のようなエピソードが背景。なるほどそれを知ったからか、情感としてはL.Aの都会のドライさより、イビサ島のヒッピー/快楽の儚さ&淡さ&幻感がサウンドにも反映されている気がします。かといってバレアリック風味でなく、フランク・オーシャンやソランジュまでも手がける幅の広さ、John Carroll Kirbyの手による統率されたプロデュース。
"白い"あくまで"白い"、アダルト・オリエンティッド、ブルーアイドなんてブレーズがしっくりきますね。前作である大名作の、Pleasure, Joy And Happinessもリピートできましたが今作も安心の出来。Stones Throwというのもいいですね。レーベルの円熟、LAサウンドの成熟と共に今作周辺の物語、佇まい皆洒落てます。 (Shhhhh)