アメリカ・オハイオで精力的に活動している音響工芸アーチストのカセットのみでリリースしていたギター・ソロ作品をCDにまとめたもの。繊細な揺らぎとまやかしのギターアンビエント最新系。70年代ジャーマン・エレクトロニクスのマニュエル・ゲッチング的なミニマルでスピリチュアルでサイケな世界観も感じ取れるのですが、それ以上にアンビエントでアトモスフェリックな音像が催眠的にめくるめくゆるやかに展開されていくさまが大変心地よいのです。15分前後の楽曲が全４曲収録。アナログだと15分前後の全4曲が２枚のアナログの片面それぞれにまるまるゆったりと収録されており、DJプレイもええアナログ音で存分に自由に贅沢に行う事が可能です。お値段高いですが、なかなかの重みのある丁寧な逸品となっております。 (コンピューマ)