シンプルで地味な構成と印象ながら、このかっこよさは一体。まるでコニー・プランクがのりうつったかのようなMIX感覚と、エレクトロニクスでいて、サイケデリックでファンキー、トライバルでアフロでミニマル、宇宙観も感じさせてくれたり、脳内宇宙のファンタジーなダブも広がっていたり、この制御されながらも自由な躍動感はどこからやってくるのか？ジャンルわけなんて関係ないKREIDLERなリズム＆グルーヴ電子音響芸術が説得力をもった圧倒的な音楽力で迫ってきます。全6曲。レーベルはCLUSTER、MOEBIUS&PLANK、PHANTOM BAND等ジャーマン・エレクトロニクス・クラウトロックの歴史の丁寧なリイシューでおなじみのBUREAU B。この音源はCDで一気に聞いても効きそうですね。音楽の旨味がひそんでます。音の安定感が並々なりません。sample2&3は2曲。 (コンピューマ)