- CD
Corky Carroll & Friends
Laid Back
Em Records
- Cat No: EM1093CD
- 2014-11-27
EM RECORDS、UNDERWATERシリーズ第6弾!
『コーキー・キャロルは、ジェリー・ロペスと並んで世界で最も有名なサーファーのひとりであり、世界で初めて“プロ”となったサーファーである。1966年から5度の全米チャンピオン、3度の世界チャンピオン他あらゆるビッグ・タイトルを総ナメし、サーファーマガジン誌より「ナンバーワン・サーファー」の称号を与えられた。
そのナンバーワン・チャンピオンだったキャロルが、若干24歳でプロ・サーファーから引退する契機ともなったサーフィン史においても重要なアルバム、それが本作、1971年発表の伝説的名盤『レイド・バック』である(彼は1972年に勝負の世界から身を引く)。
『レイド・バック』は、ハワイ生まれのサーフボード・シェイパーの草分け、レイモンド・パターソンによるハワイアン・スラックキー・ギターからはじまり、キャロル自身の演奏はもちろん、ブルージーなアル・オーキー、あの小説『ビッグ・ウェンズデイ』の作者デニー・アーバーグ(ex. Farm)、メローなウェストコーストサウンドのバンド、Hanaの演奏などを含みつつ、全編をアコースティック・セットの演奏で構成した、その名の通り“レイド・バック(ゆるく落ち着いた)”したアルバムである。ここにはリヴァーブもロックなエレキ・インストもヴォーカルのハモりもなく、リラクゼーションに引き入れるような穏やかな作品が並ぶ。この“感じ”。トミー・ゲレロの1stやジャック・ジョンソンのルーツを辿れば必ずこのアルバムに行き着くのだ。
『レイド・バック』はビーチボーイズともリンクした南カリフォルニアのローカル・バンド、ファーム(Farm:『The Innermost Limits of Pure Fun』[EM1066CD] を参照)のドラマー兼エンジニアだったデニス・ドラゴンとの共同プロデュースで、ドラゴンが全ての録音を受け持ち、彼らのレーベル、ルーラル・レコード(Rural Records)の第一弾として自主制作された。
本作の核心は演奏者が“本物”のサーファーであることだ。キャロル曰く、「それまでのサーフ・ミュージックといわれるものは、たまにサーフィンもするミュージシャンがやったもので、“本物”のフルタイム・サーファーが演奏するものは無かった」。』
そのナンバーワン・チャンピオンだったキャロルが、若干24歳でプロ・サーファーから引退する契機ともなったサーフィン史においても重要なアルバム、それが本作、1971年発表の伝説的名盤『レイド・バック』である(彼は1972年に勝負の世界から身を引く)。
『レイド・バック』は、ハワイ生まれのサーフボード・シェイパーの草分け、レイモンド・パターソンによるハワイアン・スラックキー・ギターからはじまり、キャロル自身の演奏はもちろん、ブルージーなアル・オーキー、あの小説『ビッグ・ウェンズデイ』の作者デニー・アーバーグ(ex. Farm)、メローなウェストコーストサウンドのバンド、Hanaの演奏などを含みつつ、全編をアコースティック・セットの演奏で構成した、その名の通り“レイド・バック(ゆるく落ち着いた)”したアルバムである。ここにはリヴァーブもロックなエレキ・インストもヴォーカルのハモりもなく、リラクゼーションに引き入れるような穏やかな作品が並ぶ。この“感じ”。トミー・ゲレロの1stやジャック・ジョンソンのルーツを辿れば必ずこのアルバムに行き着くのだ。
『レイド・バック』はビーチボーイズともリンクした南カリフォルニアのローカル・バンド、ファーム(Farm:『The Innermost Limits of Pure Fun』[EM1066CD] を参照)のドラマー兼エンジニアだったデニス・ドラゴンとの共同プロデュースで、ドラゴンが全ての録音を受け持ち、彼らのレーベル、ルーラル・レコード(Rural Records)の第一弾として自主制作された。
本作の核心は演奏者が“本物”のサーファーであることだ。キャロル曰く、「それまでのサーフ・ミュージックといわれるものは、たまにサーフィンもするミュージシャンがやったもので、“本物”のフルタイム・サーファーが演奏するものは無かった」。』
これは素晴らしいでしょう!モノホンサーファー謹製!スヌープとは間逆のウエストコーストレイドバックに脱帽ならぬ脱力(チルアウト)!コーキー・キャロルの特別書き下ろしライナー収録。CD版は見開き仕様。 (住友)