ジャズと南米産のオーガニックなサイケデリア、そしてなによりフォルクローレへの確かな憧憬と愛によって形成された素晴らしいサウンドスケープ。女性ならではの感性と、ここ数年のブエノスアイレス独得の内面宇宙を結合させ見事に昇華させました。フル・ストリングス、フル・ブラス、ピアノ、アコーディオン、ギターにフォルクローレ楽器を駆使し、フォルクローレを再構築。出来上がったのはどことなく無国籍な、躍動感溢れるネオ室内楽2011。
「フォルクローレとはいわば南米の共同体そのもの、絶えず生きて発展する」（ノーラ・サルモニア談、インタビューしました「ラティーナ2012年2月号」） (Shhhhh)