• CD


Confluences

  • Cat No: EM1133
  • 2020-11-26

Format

CD 2420 JPY

「エム・レコード2015年第一弾リリースは、我らがローランド P.ヤングのNEWアルバム。全曲テルアビブ録音でのコンプロヴィゼーション新境地。」

「何かに怒って抗議しているかのごときヒリヒリした攻撃感のあったNY(ブルックリン)録音の『ミスティフォニック(Mystiphonic)』[EM1110CD/LP]の後、ヤングはアメリカを去りイスラエルに移住。創作環境をはじめとして、前作と明らかに異なるモチベーションで臨んだ新作であるこの『コンフルエンシズ(※人、思想、川などが合流する場所の意)』は、1st ソロ『アイソフォニック・ブギウギ』(1980)[EM1045CD/LP] の原点世界に立ち返ったような雰囲気も感じさせ、そこに『イステット・セレナーデ』(2007)[EM1087CD/LP] で確立した多重録音のテクニックを結びつけた新世界だ。 中近東系のスケールを用いたモード・ジャズのような謎めいた雰囲気の「Clutch」から始まり、パーカッション&キーボードの入り組んだミニマルなフレーズ、独特のリズム感、彼のトレードマークであるカリンバと管楽器を様々に混じり合わせ、今回はターンテーブル使用のスクラッチ音?も入れて、ヤング流の現在最新形エレクトロ・ミュージックを展開。彼の強固な「アイソフォニック」哲学をコアにした揺るぎない独自のエスニックさを聞かせ、相変わらずいつの時代の録音かよくわからない独特の音を提示する。ひとたび演奏が始まると一気に作品に引き込み耳を傾けさせてしまう説得力は本物だ。また、この数年で再復活しているNEW AGE ミュージック勢にも訴えかけるような作品になっている。」

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