- CD
Harp On Mouth Sextet
EGM
遺音レコード
- Cat No: UREC-001
- 2016-02-29
5年半ぶりとなるルビオラ率いる電子雅楽バンドHARP ON MOUTH SEXTETの4枚目となる新作ニューアルバム「EGM」。ストックしました!
(1)永久凍音ーえいきゅうとうおんー
もしもHOMSが大河ドラマのテーマ曲を作ったら?こうなった的な作品。というのは冗談で永久凍土の中で冬眠していたHOMSがようやく目覚め解凍し音を奏でた…というイメージで当初のDEMOから大幅にアレンジを変更し仕上げた作品。
主旋律を二人の鍵盤ハーモニカ奏者(MAI,YURIKO)が奏で、後半ではアートハンドが元YMO現METAFIVEの高橋幸宏さんのようなドラムを担当。全部で4楽章に分かれ、一曲の中に「起承転結」を表現しています。
(2)神苑響樂(披露演奏仕様)ーしんえんきょうがく LIVE VER.ー
元々は2011〜2012年に震災復興のためのチャリティーアルバム「Play for Japan」に提供した楽曲のひとつで、その後のライブでは毎回演奏される事となった思い入れのある作品。
発表後ブラッシュアップを重ね、完成させたライブヴァージョンでお届け。録音時にはメンバー1人が出産のため新メンバー(MADOKA)が参加。その曲名には深い意味があるとか無いとか…
(3)次元航海音取 ーじげんこうかいねとりー
音取(ねとり)とは雅楽におけるオーケストラのチューニングのようなものを意味し、当初ビートのみのトラックにメンバーが手探りで即興的に合わせた演奏を再構築して、新しい音を肉付けし完成させた作品。
着地点を見出せない演奏者が異なる次元を彷徨い航海している様を作品名としました。
(4)序破究 ーじょはきゅうー
今ではヱヴァ好きに限らず説明不要の「序破急」という言葉。この作品に関しては、何か起こりそうな序章の"序"〜中盤での激しい破滅的刹那的展開"破"〜最後はより深いところへと向かって行く…そんなエンディングは"急"でも無ければ"休"でもない"究"だということで…「序破究」※読み方は同じ
個人的には、"究"のラストの部分のシンセにアートハンドのシンバルが絡むところ辺りが最高に気持ち良い音出たなと思ってます。序と破はこの部分の前フリと言っても過言ではない?それ位このアウトロが好きですね。
(5)氷上の雨、雲上の月 ーひょうじょうのあめ、うんじょうのつきー
湖の水面に張った氷を溶かすような雨、その雨雲の上には月…
プリペアドハープと電子鍵盤ハーモニカのアンサンブルがより際立つ作品。近年のライブのレパートリーのひとつ。当初は中秋の名月をイメージして作ったのですが、リリースが1月に延びたためタイトルを変えました…
(6)天地の吟 ーあめつちのうたー
雅楽における歌物または長唄のようなものをボカロに歌わせてみては?という発想で取り組む予定であったが…ライブで披露するかも知れない?事も考慮し、メンバー(YUREMI)の歌声を加工し、生歌と人工歌との中間をいく…本物の和楽器を使用しない如何にもなHOMS的作品に仕上がりました。歌に反しアンバランスに唸りまくるベースと遠くで響くエレモニカ(電子ハーモニカ)がアクセントになってます。
(7)天空極光(月燈弐千壱拾四編曲) ーてんくうきょっこうー
前作「襲乃音色(かさねのねいろ)」の収録曲ですが、その後のSHU UEMURAタイアップ曲(映像・蜷川実花、出演・山田優)ヴァージョンを経て、電子鍵盤ハーモニカ(MADOKA,YURIKO)のパートも加わり、更に新しいアレンジに生まれ変わりました。
リズムはより激しく和風JUKE的なビートになってます。そこに絡むアートハンドによるタブラ(偽物)の演奏が聞き所のひとつです。
(8)遊聲より ーゆうせいよりー
口(mouth)で雅楽をやったらどうなるか?をスタジオで検証した結果、男の声ならコントになってしまいますが…女声ならば、意外にも良い作品になりました。メンバー3人(HIROKO=センター、YURIKO=ライト、MAI=レフト)のコーラスを2パートづつ重ね、Mouth Sextet(口六重奏)にし、ピアノとストリングスをバックにアートハンドのドラムにSAYU-CANDYの金物系パーカッションが絡んだ結果、壮大な音像が出来上がり、もはや雅楽でも何でもない新ジャンルになってしまいました。タイトルの元ネタは特撮ファンなら誰もが知るアレです。
(9)月世界の旋律 ーげっせかいのせんりつー
或る日、神社でのライブのオファーがあり、その舞台で演ったら気持ち良いだろうな…と思い作った楽曲です。月明かりの下で演奏というより、いっその事月面に降り立ち演奏するようなイメージで…
軽快なアートハンドによるエレキトラベルコンガと、流れるような電子鍵盤ハーモニカ(MAI,YURIKO)による旋律が印象的な作品。こっちのタイトルの元ネタまで分かっちゃった人は相当なアレです。
(10)夜間奏交 ーやかんそうこうー
メンバーがこのタイトルって?!と勝手にイヤラシイことを想像しちゃったみたいですが…ハーモニカケトル(ハーモニカのリードがついたヤカン楽器)とSAYU-CANDY(エフェクティブドラム)のセッションを作品化したものです。
YouTubeにもハーモニカケトルを使った即興セッションの様子をアップしておりますので先ずは観てみて下さい。
もしもHOMSが大河ドラマのテーマ曲を作ったら?こうなった的な作品。というのは冗談で永久凍土の中で冬眠していたHOMSがようやく目覚め解凍し音を奏でた…というイメージで当初のDEMOから大幅にアレンジを変更し仕上げた作品。
主旋律を二人の鍵盤ハーモニカ奏者(MAI,YURIKO)が奏で、後半ではアートハンドが元YMO現METAFIVEの高橋幸宏さんのようなドラムを担当。全部で4楽章に分かれ、一曲の中に「起承転結」を表現しています。
(2)神苑響樂(披露演奏仕様)ーしんえんきょうがく LIVE VER.ー
元々は2011〜2012年に震災復興のためのチャリティーアルバム「Play for Japan」に提供した楽曲のひとつで、その後のライブでは毎回演奏される事となった思い入れのある作品。
発表後ブラッシュアップを重ね、完成させたライブヴァージョンでお届け。録音時にはメンバー1人が出産のため新メンバー(MADOKA)が参加。その曲名には深い意味があるとか無いとか…
(3)次元航海音取 ーじげんこうかいねとりー
音取(ねとり)とは雅楽におけるオーケストラのチューニングのようなものを意味し、当初ビートのみのトラックにメンバーが手探りで即興的に合わせた演奏を再構築して、新しい音を肉付けし完成させた作品。
着地点を見出せない演奏者が異なる次元を彷徨い航海している様を作品名としました。
(4)序破究 ーじょはきゅうー
今ではヱヴァ好きに限らず説明不要の「序破急」という言葉。この作品に関しては、何か起こりそうな序章の"序"〜中盤での激しい破滅的刹那的展開"破"〜最後はより深いところへと向かって行く…そんなエンディングは"急"でも無ければ"休"でもない"究"だということで…「序破究」※読み方は同じ
個人的には、"究"のラストの部分のシンセにアートハンドのシンバルが絡むところ辺りが最高に気持ち良い音出たなと思ってます。序と破はこの部分の前フリと言っても過言ではない?それ位このアウトロが好きですね。
(5)氷上の雨、雲上の月 ーひょうじょうのあめ、うんじょうのつきー
湖の水面に張った氷を溶かすような雨、その雨雲の上には月…
プリペアドハープと電子鍵盤ハーモニカのアンサンブルがより際立つ作品。近年のライブのレパートリーのひとつ。当初は中秋の名月をイメージして作ったのですが、リリースが1月に延びたためタイトルを変えました…
(6)天地の吟 ーあめつちのうたー
雅楽における歌物または長唄のようなものをボカロに歌わせてみては?という発想で取り組む予定であったが…ライブで披露するかも知れない?事も考慮し、メンバー(YUREMI)の歌声を加工し、生歌と人工歌との中間をいく…本物の和楽器を使用しない如何にもなHOMS的作品に仕上がりました。歌に反しアンバランスに唸りまくるベースと遠くで響くエレモニカ(電子ハーモニカ)がアクセントになってます。
(7)天空極光(月燈弐千壱拾四編曲) ーてんくうきょっこうー
前作「襲乃音色(かさねのねいろ)」の収録曲ですが、その後のSHU UEMURAタイアップ曲(映像・蜷川実花、出演・山田優)ヴァージョンを経て、電子鍵盤ハーモニカ(MADOKA,YURIKO)のパートも加わり、更に新しいアレンジに生まれ変わりました。
リズムはより激しく和風JUKE的なビートになってます。そこに絡むアートハンドによるタブラ(偽物)の演奏が聞き所のひとつです。
(8)遊聲より ーゆうせいよりー
口(mouth)で雅楽をやったらどうなるか?をスタジオで検証した結果、男の声ならコントになってしまいますが…女声ならば、意外にも良い作品になりました。メンバー3人(HIROKO=センター、YURIKO=ライト、MAI=レフト)のコーラスを2パートづつ重ね、Mouth Sextet(口六重奏)にし、ピアノとストリングスをバックにアートハンドのドラムにSAYU-CANDYの金物系パーカッションが絡んだ結果、壮大な音像が出来上がり、もはや雅楽でも何でもない新ジャンルになってしまいました。タイトルの元ネタは特撮ファンなら誰もが知るアレです。
(9)月世界の旋律 ーげっせかいのせんりつー
或る日、神社でのライブのオファーがあり、その舞台で演ったら気持ち良いだろうな…と思い作った楽曲です。月明かりの下で演奏というより、いっその事月面に降り立ち演奏するようなイメージで…
軽快なアートハンドによるエレキトラベルコンガと、流れるような電子鍵盤ハーモニカ(MAI,YURIKO)による旋律が印象的な作品。こっちのタイトルの元ネタまで分かっちゃった人は相当なアレです。
(10)夜間奏交 ーやかんそうこうー
メンバーがこのタイトルって?!と勝手にイヤラシイことを想像しちゃったみたいですが…ハーモニカケトル(ハーモニカのリードがついたヤカン楽器)とSAYU-CANDY(エフェクティブドラム)のセッションを作品化したものです。
YouTubeにもハーモニカケトルを使った即興セッションの様子をアップしておりますので先ずは観てみて下さい。
京都の電子音楽家RUBYORLA(ルビオラ)を中心とし、日本の伝統音楽を伝統和楽器をまったく用いず独自の手法で演奏する電子音楽プロジェクトHARP ON MOUTH SEXTET(HOMS)のニュー・アルバム! (サイトウ)