• CD


Mexico:The Lost Art Of Huasteca Violin 1969-1976

  • Cat No: FA-5621
  • 2016-08-08

「ラ・マラゲーニャ」や「シェリート・リンド」で有名な。メキシコ湾沿いのメキシコ中東部ウアステカ地方の失われたバイオリン音楽の録音集(とタイトルはなっていますが、地元の民俗音楽では今でもヴァイオリンが使われています)。

前半13曲は、メキシコはベラクルス州周辺に伝わる、スペイン音楽との混血(メスティーソ)音楽でバイオリンが特徴的なソン・ウアステコを伝えるグループ、エル・トリオ・アマドールの1976年録音を収録。 そして、混血(メスティーソ)音楽は主にミチョアカン、ベラクルス、オアハカ、ゲレーロの4つの州で盛んだったらしいですが、それぞれの州で採集した69〜71年録音が、後半に10曲収録されています。各曲ごとに歌詞の意味や歴史などのフランス語と英語解説付き。写真も興味深いものばかり。 民俗学者セルジュ・ロートマンが録音したテープをフランソワ・ジェーファが2016年に編集。 ペルーなどのフォルクローレ、ウアイノへの親和性やメキシコ湾からカリブへと繋がる地域の共通の音楽性なども発見できそうです。

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