• LP


Embedded Environments

  • Cat No: BLUME012
  • 2019-04-05

BRUCE NAUMAN、MARY JANE LEACH、JOCY DE OLIVEIRAなどの素晴らしいリイシューをしていくと同時に現行のミュージシャンのリリースもしているイタリアの極良レーベル〈BLUME〉が次にリリースするのは、アメリカのミュージシャンSARAH HENNIESの作品。

SARAH HENNIES含む4人がヴィブラフォンやパーカッションを使い、NYバッファローの田舎にある工場跡地Silo Cityという場所で録音された作品。Silo Cityのライブ空間にはコンクリートで吸音するものはなく、各部屋の仕切りもないために長いリヴァーブがあり、それを十分に活かした作品だと言えます。ティンパニを使っているのか、低い音程のマレットのロールによりアタック音が消え低いドローンのように聴こえるような音(sample2)だったり、ヴィブラフォンの弓弾きドローンに各自ウッドブロックでテンポがバラバラな演奏を重ねたもの(sample1)などが部屋鳴りと相まって特殊な音空間に。昨年から重要作を次々にリリースし、重要レーベルとして成長してきている〈BLUME〉の今後の展開も要チェックです。 (日野)

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