• LP


Maté / Vallancien ?

  • Cat No: FFL047
  • 2019-03-05

フランスのエンジニアDANIEL VALLANCIENが唯一残したレコーディング作品が初めてのリイシューとなります。サックス奏者PHILIPPE MATÉの演奏するカリンバやサックスをダブ処理した、ありそうで無かったプリミティブでツボなサウンドに溢れた素晴らしい作品。

DON CHERRYのMUのPart 1&2をはじめとする〈BYG RECORDS〉の作品や、BRIGITTE FONTAINE、STEVE LACY、ANTHONY BRAXTONなどなど数多くの巨匠の録音技師として活躍していたDANIEL VALLANCIENが自分の作品として名を残したただ一つの作品が再発されました。ステレオディレイと親指ピアノの相性がすこぶる良く、わざとディレイタイムをずらしたりして演奏される左右に飛んだサウンドに中毒性があります。録音時の音の良さを生かした必要最低限なオーバーダブとエフェクトが流石と言える、エンジニア視点で作られた最高峰作。民族音楽とフリージャズを足しダブ処理を行ったようなもので、こういうのが聴きたかったというフェティズムをくすぐる音ばかり。素晴らしいです。 (日野)

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