- 12inch
Ouer
Stingray Nebula EP
Dirt Crew
- Cat No.: DIRT116
- 2022-12-20
先ずはレーベル初エントリーとなる、「EXPLOITED」ベルリン支部代表・LORENZ RHODEによる、スウィンギンに踊るフィンガー・ピアノ、エフェクティヴな上昇シンセにのって頂きを目指すギャラクティック・ディープハウス”On Top”(sample1)がまず最高。NACHTBRAKERによる銃声飛びかうミスティックに揺らぐ冒頭のアフロフィルターも捨てがたい”Cobi Cabani”、〈BURNIN MUSIC〉からのシングル好調の、PLETNEV名義でもリリースするリトアニアからのPONTY MYTHONの南洋フィーリングのメロウ・チャントで極楽浄土行きの”Who Am i Kidding?”(sample2)、〈OUTPLAY〉などでマッシヴにトラックをのこすホープ・LOZ GODDARDによる、スィートソウルな”Now Is Where We Are”(sample3)ほか、ジャケット・アート画を手掛けたイルリメことJUN KAMODA”Whole Lotta Love”などのフロアボムから、JESSE FUTERMAN & DAN ONLY”Changes”あたりのディープハウス復興までイケる、11トラックの2枚組。レコメンド。
〈Razor N Tape Reserve〉やFouk主宰の〈Outplay〉からリリースしてきたロンドンのプロデューサーClive From Accountsの〈Dirt Crew〉から2作目12インチリリース。覚醒意識で音の体験を深めたUK 90年代のサウンドを思わせるようなアンビエント、ベースライン、アトモスフェリックなシンセ、エレクトロニックなビートがそれぞれ旋回していくような多層な浮遊感、後半のエモーショナルな多幸感へ展開していきます。クラシックの作曲を学んだという女性音楽家、自身アンビエント作品もリリースしているJessica Roch をフィーチャリングしています。Howie BやGroove Armandaなどの90s レフトフィールドなブレイクビート/トリップ・ホップを思わせるA2「4 Time」。SUENO LATINOなシンセリフの「Rough and Tough」、ストリングス、ハープなどの音色のループをベースにした「Gravitate」。ナレーレーションのサンプリング。デジタルオンリーだった前作から、フィードバックの多かった一曲をバイナル用にリマスターして収録しています。 (サイトウ)
Track List
Aterral Recordsからのリリース、Black Loopsとの共作など、アナログのリリースは少ないものの、Dj として20年以上のキャリアがあり、イスラエルで、Ableton公認のミュージックスクールを創設するなど、プロデューサー/エンジニアとしても活躍しているそうです。ディープフライトなエレクトロニック&ミュージカルなハウス・フュージョン。ショートのトラック含め3曲のオリジナルと、前作収録の「Lo Fi」 Ron Trentによるリミックス(Sample2)。 (サイトウ)
Track List
昨年は〈BBE〉より新アルバムを放出、 〈FREERANGE〉〈RAW FUSION〉など主要レーベルに軒並み名を残すロンドンのベテランSIMBADの新作EPが到着!アルバムを放出、〈FREERANGE〉〈RAW FUSION〉など主要レーベルに軒並み名を残すロンドンのベテランSIMBADの新作EPが到着!神秘的に上昇スケールを繰り返す鍵盤を、エッジ鋭いビートが貫くソウルフルな「Piano Lick」(sample1)を皮切りに、滑らかなエレピを引き伸ばし、生音ドラムブレイクを重ね合わせた「Glory」(sample2)などのブレイクビートハウスだけでなく、荘厳なアンビエントを取り入れたブロークンビート「Purple Winds」(sample3)まで、トラックに幅を持たせた一枚に。やはりナレーション/ヴォイスサンプルの使い方も絶妙。 (Akie)
Track List
爽やかな歌いまわしの80'sブギ―な男性ヴォーカルを刻み、ファンキーでエアリーなトラックでリコンストラクションした”Times Get Tough”(sample1)を筆頭に、ラグジュアリでR&Bライクなフィーメール・ヴォイス&ブラックネスな渋みの男性ヴォイスがアジテーションするピークタイムを綱渡りするパーティトラック”Subconcious”(sample2)はとくにお薦め!ドラッギーなシンセサイザー・スウィープが身体をスレイヴに仕上げるような”Searchlight”(sample3)もグッド!全4トラックを収録です。
WARPを拠点に、SUPER COLLIDER、MOCKYやGONZARELS等々とのコラボレーションも行いながらエレクトロ・ソウルユニークな活動を続けるJAMIE LIDELLをフィーチャリングした、シンセサイザー奏者、コンポーザーLORENZ RHODEのNEWリリース!LORENZ RHODEとDETROIT SWINDLEのLARSによるプロジェクトSOUND SUPPORTのリミックス、インスト・バージョンも収録! (サイトウ)
Loz Goddardとのコラヴォレーション、Omena LTDやOUTPLAYはじめ様々なレーベルにフックされ、リミックスをオファーも絶えないHARRY WOLFMAN。ホームのDIRT CREWから新作、6曲で構成されたEPをリリース。A-SIDEは、ボカロイド/ボコーダーな音を使った電子音をベースに、仮想現実的な世界、ビートレスの曲を挾みながら「Walk With Me」というヴォーカルフレーズを反復しながら、FOUR TETにも通じるようなポリリズム、ポリフォニーのダンストラック。B1は、EPタイトルでもある「Sly Contrast」.ブレイクビートを基盤にリズムのマジック、フューチャリステックな躍動のダンスチューン。この人ダウンテンポの時すごく良くてB3のアフリカ民族音楽をモデルにしているようなオーガニックでアブストラクトドリーミーな「Workit Shep」(sample3)も是非チェックしてみてください。 (サイトウ)
Track List
ジャーマン・ハウスの老舗DIRT CREWからMorris Audio Citysport EditionからもリリースしたアイルランドのプロデューサーBRAMEとHAMO。DETROIT HOUSEやBEATDOWN的なソウルフル・ディープハウス、好作。MAX GRAEFらとともに新世代のビートダウンとして注目のドイツのGLENN ASTRO & IMYRMINDのリミックス(sample_1)収録です。これは文句なし傑作。コズミックかつダーティーなシンセワークやサンプルのカットアップ、ロウなミッドテンポのグルーヴは独特のファンクネス、素晴らしい。爆音でどうぞ。やはりGLENN ASTROいいですね! (サイトウ)
<LOVE POTION>からのシングルが良かったVIKTOR BIRGISSの<LAGAFFE TALES>界隈で活動、友人にプレゼンしたデモテープがマンチェスターの隠し球・HIDDEN SPHERESの手に渡り、レーベル10周年コンピに参加してコネクションのあったDIRT CREWの2人に話しが持ちかかりトントン拍子でデヴューとなった、アイスランドの新星・FELIX LEIFUR!どこかFLOATING POINTSも想わせながら氷天ファンタジックなバックグラウンドを感じさせる”Berg Toppur (Original Mix)”(sample1)、そしてTOM HARRIS a.k.a. HIDDEN SPHERESによってタイト・シェイプに引き締めハウスフレンドリーな仕上がりの”Berg Toppur (Hidden Spheres "Rocky Top" Remix)”(sample2)も最高すぎます!
逆順ですが、B2、DAVID & HJALTI名義でもリリースしているアイスランドのプロデューサーFELIX LEIFUR(sample1)。MOODYMANNにも通じるようなドープな音響質感、ミニマル、複合的に構成された最高のハウスグルーヴ。超あげてきます。B1はNACHTBRAKER(sample2)。これも素晴らしい(特に後半)なので是非チェックしてみてださい。ドラムンのころのビートのカット&ペーストを思わせるライトなリズムにベースラインのうねりも絶妙、多層なシンセが美しく、複合リズム、イリュージョニック・ディープハウス。A3は、〈DIRT CREW〉からデビューしたロンドンのDJ/プロデューサーDAMPÉ。ゆったり目のグルーヴ、エレピのブギー。A2は、ベテランART OF TONES。A1はもちろんこちらも最高、レーベルのコアメンバーLORENZ RHODE。スローモーディスコ、ブレイクからの展開も絶妙、かっちり上げてくるこちらも流石のリミックス(sample3)。パーティーチューン! (サイトウ)
空間にフロア映えする美しいメロディ・ループ、跳ねるようなダビーにコンプレスドされたテッキ―なシンセパッドの共振で高みへとビルドアップしてゆく冒頭トラック”Like an Ending”(sample1)、変名のOTHERLOVERのキャラクターにシフトした感のある得意のウォーミーなディスコ〜ビートダウンな”Work Out Right”(sample2)をはさみつつ、ミニマルに囁くヴォイスに絡む電子音の波間を泳がせるようなアルペジオと広大に揺られるトリッピーな”We Have So Much We Can Gain”(sample3)も渋い!全4トラック収録です。
<APPARELL MUSIC>でのJOE GODDARDとのコラヴォレートやLAST NUBIANのリミックスを経て、約2年振りとなるホーム<DIRT CREW>に復したのHARRY WOLFMANのニューシングル!フューチャーレイヴなエッセンスを汲んだR&Bヴァイヴスのブロークンビートに、J DILLA影響下のキーの音色のサンプリングワークが効いている”A Way You Come Home to Me”(sample1)、エモーショナルなピアノの旋律をMPCに叩き込んでフロアのクラウドたちを扇動する”Speaking Raman”(sample2)をメインに、これまでのHARRY WOLFMANのイメージを裏切る時空がランブルするエレクトロトラック”Green Trees”(sample3)にも注目!全5トラック。
スタジオアーティストとして鍵盤を操るなど、マルチなフィールドで活躍するDAN ONLYことDANNY VOICU。ブレイクビートと軽快に跳ねるベースラインを惑わす鍵盤はアダルティな感傷の「Someday feat. AHKI」(sample1)から、ジャングルインスパイアなビートに乾きと鋭さを持たせシリアスな質感に仕上げた「Emulsion」まで。ボトムの重厚感とメロディのなめらかさというハードウェアの良いところをハイブリットさせたサウンド。カバー写真は京都で撮られたとか。 (Akie)
5年振りに来日を果たしたジャミロクワイのロンドン公演の前座を務めた、PURPLE DISCO MACHINEのサポート・キーボーディストとしてステージにも立った、SHIR KHAN主宰の人気レーベル〈EXPLOITED〉のベルリン支部代表・LORENZ RHODEによるニューシングル!キャッチ―な男性ヴォイスと饒舌な鍵盤プレイが光る、アップリフティングなコード進行のディスコティック・ハウス”And I Said”(sample1)、ユーフォリックなアープ・シンセがスパイラルするエモーショナルなインストゥルメンタル・ディープハウス”Risa”(sample2)、オーガニックで柔らかいリズム&カリンバに、煌めくシンセが絡む”Xpandau”(sample3)ほか、DETROIT SWINDLEの変名・K98とのコラヴォレーション含む全4トラックです。
スティーヴィ・ワンダーを彷彿とさせるメロディーライン、ファンキーなクラヴィネットや射しこむシンセのレイヤーが素晴らしく一体となるウォンキー・ディスコティックな”Jubilee”(sample1)、レーベル・コンピレーション「DEEP LOVE 2017」へ提供した最高なトラック”On Top”を、〈BOYSNOIZE〉を拠点にしながら〈MAN BAND〉からもリリースする異才・STRIP STEVEがリミックス、時空を刻むスリリングなチョップにグラッドストーン奏法みたいなランダムなシンバル捌き、ソウルフルなヴォイスサンプルで気流にのる”On Top (Strip Steve Remix)”(sample2)、これはスバラシイ!これまた、”Always”ライクなアップリフト・ベースで歓喜渦巻かせるTENSNAKEのリミックスも”And I Said (Tensnake Remix)”(sample3)もナイス!
デュオDAVID & HJALTI名義でのリリースもしているDAVÍ? SVEINN BJARNASONの別名義FELIX LEIFURのニューシングル。セオ・パリッシュやGLENN ASTROやOYE周辺辺りの流れを組む様なビートダウン。オブスキュアなパーカッション&シンセにヴォーカル・サンプル。LOWな質感と幻覚的なレイヤー。かっこいいベースラインが腰にきます。ジャジーな鍵盤ループとエレクトロ・ベースみたいな「Pinot Noir 1985」も絶妙。 (サイトウ)
軽快にスウィングするジャイヴなピアノ、ハートを震わすソウル・ヴォーカルをのせたブレイクビート・ハウス”Perspectives of the Youth”(sample1)、エモーショナルに響きわたるハーモニックなアフロ・カリンバにオーセンティックな2コード、後半にかけてブリリアントなシンセでリフトアップしていく”Treize Zero Zero Trois”(sample2)も強力!個人的にレコメンドなラスト・チューン、瑞々しく嫋やかに凪がれるアクアティックなシンセとアフロセントリックな生ドラムのフュージョニックなダウンビート”Crown Collection”(sample3)含む、全5トラック。
シンセ・ストリングス&アコースティックなストリングスのパーツを刻み、ヴォイス使いも独特に緩急を付けて展開するタイトル・チューン”Party In The Hills”(sample1)、多幸な粒子を飛沫させながらグライドしていくシンセワークでキープオンするモーニング・ヴァイブス”Closing Title Song”(sample2)がナイス!〈CIN CIN〉の2番、TODD OSBORNのカップリングにも登場し才能を魅せつけたLAURENCE GUYによる、気緩いファンファーレとオールドスクールなブレイクビーツ、TB-303使いで、またちがった印象のトラックに仕上げた”Closing Title Song (Laurence Guy Remix)”(sample3)も注目です。
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それぞれソロとして活動していたOLIVER & XAVIERからなるユニット、DETROIT SWINDLEの<HEIST>やセルフ・インプリント<OUER>からリリースをかさねつつ、ライヴパフォーマンスやポッドキャストでのセッションをメインに活躍してきたジャーマン・デュオ・OUERが、<DIRT CREW>から久々となるシングルをドロップ!瑞々しくポリリズミックに光彩を放つラディアンスなアルペジオ・シンセと、ブロークンなハーフ・テンポの長いイントロダクションから神々しく突き抜けるようなストリングスと共に4/4へとスウィッチしながら展開していくタイトルトラック”Stingray Nebula”(sample1)、粒立ちのいいスネアを追いかけて走っていくハイハット、フーヴァーにフローティングするエモーショナルなサブベースと優しく耳を撫でるヴィブラフォンも相まって美しいハイライトを描く”Undine”(sample2)、2トラックが最高!フィメール・スポークンとジャジーなグランドピアノ、ロウなリズムのコントラストがド渋な”Inside”(sample3)含む5トラックEP。