UKベテラン・BEN SIMSとの同様のカップリングで＜POP SHOP EDITS＞なるミステリアスレーベルからのスプリットにも登場したノルウェーの匿名プロデューサー・TWSON、素性不明ながらそのクオリティの高さは一聴瞭然！セミインストゥルメンタルなパートを引き延ばしたミディアムテンポのブギーファンク、リヴァーブの効いたパーカッション、ストリングス＆ホーン隊のフックに恍惚が漲る”Geilo 79”(sample1)、サイレンマシーンと浮遊感のあるシンセ・ストリングス、小気味よいクラップとダブアウトした打楽器でシェイキー＆ブーティなスペースアウト・ディスコ”Shake & Freak”(sample2)が良い仕上がり！BEN SIMS a.k.a. RON BACARDIは、FATBACK BANDのリーダー・FATBACK BROTHER BILL CURTISの'73年作”Dance Girl”を調理、”Wicky Wacky”ライクな”Yeah,Yeah”(sample3)もフレンドリー！ (DNT)

彼らのセレクションはやっぱり楽しい！超マイナー・コンピ「Sounds Of Our Streets」('82)に収録のオハイオのカルトな一発屋、オールドスクーリーなディスコ・ビートにいなたくメローなコーラスが舞うJADY KURRENTの”Standing There”のエディット(sample1)から、NIGHTMARES ON WAXのファーストに収録のプロトハウス”Case of Funk”やELECTRONS a.k.a. UNABOMBERSの”Sunshine Love”も記憶にあらたなサマーアンセムの、聴いたことのないマイナー・ヴァージョン(sample2)など(!)、美味しくレアな素材が旨味そのままに調理されております！ダビー・ニューウェイヴなエレクトリック・ブギーな(sample3)、アップリフティングなBRASS CONSTRUCTION”Happy People”のエディットも注目です。 (DNT)

研ぎ澄まされたSALSOULなストリングスにワイルド・ホーンセクションや甲高いフルートをのせたポリリズミックなディスコファンクのA2(sample1)、ミッドウェストの80'sブギーやNYのオールドスクールなブレイカーズ・エレクトロといった雰囲気のB1(sample2)あたりが、ネタ元不明ながら濃厚なカッコ良さ！ほか、セオ・パリッシュのオールタイム・フェイヴァレットである、元・TOWER OF POWERのヴォーカリスト・LENNY WILLIAMSのヒット曲”When I'm Dancing”(sample3)や、〈PRELUDE〉作品などがガラージ古典として人気のシンガー・SHARON REDDの佳曲”Try My Love On For Size”もラストに収録！ (DNT)