NEWAGE再興のムーブメントと並行して、席巻しているDMTサイケデリック、スピリチュアルの影響濃いようなディープな世界。A-SIDEは5分の導入的曲をメインに、以降はショートのパートがシームレスに、フェイズを塗り替えていく組曲的な展開。素晴らしい世界観！ (サイトウ)

サイケデリックなエレクトロニクスとミキシングワークが不思議な世界を描くユニークソウル今回も素晴らしいです。 (サイトウ)

Side-A「How Can I?」(sample1）は、PPUやDreamcastがお好きな方にもなかなかグッとくるかもしれません。グレイト！！！せずねえ。 (コンピューマ)

世界初の商用コンピューターの第１号機UNIVACに由来すると思われるRafael M. EspinosaのUNIVAC名義の12インチ。アナログかつハイブリッドな音色が描く世界が素晴らしすぎます。Drexciyanチルドレン。ねじ曲がりながら快楽的な軌道をたどる。フリークエンシー・マッサージ。推薦！ (サイトウ)

ジャジーでレイジーなサウンド、澄んだヴォーカル、ゆったりとアフリカンなビート＆スムース・グルーヴ。徐々にレイヤーされてい魔法がかけられていくようなサイケデリックな空間性が素晴らしいB1「Heaven」'sampel2もぜひ。Three Body Trioのメンバーを中心に熟練のミュージシャンたちがバックを固めています。ストックしました！ (サイトウ)

日本の琴のような音色と響き、旋律が摩訶不思議に揺らめくSide-B「Quasar & Ourman - Unrealistic Voices」(sample2）にも魅了される。新鋭Quasar a.k.a. Reny Galletデビュー。ショートしての少数のみ入荷。 (コンピューマ)

2015年に再発されすでに高値をつけていた一枚が嬉しいリプレス。「Feel Like A making Love」と ABBAのFrida のソロ「I See Red」のエストニア語カヴァー。電化したアブストラクトなファンク・サウンド、ミキシングと音源のマジック。エキセントリックなヴォーカル。どっちも魅力。 (サイトウ)

2012年にホーム〈KANN〉からリリースしたファーストアルバムの続編にして、実父の死去と息子の誕生の経験が大きく影響を与えた一枚。歌声のようなシンセサイザーが開放感を纏ってレイヤーを織りなすブレイクビーツ・ハウス「Seis」(SAMPLE1)をオープナーに、色とりどりの音色を使い分けて展開づけるディープハウス/テクノを展開。エコーでぼやけた空間をロートーンのピアノで重心を持たせた「You Need The Devil」(sample3)など、感情をそのままぶつけたようなシネマティックなサウンドメイク。片面2曲収録も有難い。 (Akie)

毎リリースごとコアなリスナーからひそかに支持され、これまでにCHRISTOPHER RAU、VRIL、PRINCE OF DENMARK (=TRAUMPRINZ)なんかも輩出してきた〈GIEGLING〉からのコンピレーション・アルバム「FUTUR II」が、'18年待望の再プレス！ATEQ、DWIG & DEER、EDWARD、KETTENKARUSSELLらレーベル・ファミリーはもちろん、意外なところではWIGHNOMY BROTHERSの片割れ・MONKEY MAFIA”Filter Funk”(sample2)、SESSION VICTIMのMATTHIAS REILINGなんかも参加した、３枚組シングル・パックの全１４トラック！グレーな淡い浮遊感漂うディープ・ハウスからテクノまで、１点１点デザインが異なるハンドメイドのジャケットも含めた素晴らしいパッケージ。この機会にも是非どうぞ！ (DNT)

KAMBO SUPER SOUNDのMC、MAIMOUNA HAUGENとベーシストHAUGEN INNA DI BU、VERSATILEのGILB'R、フィンランドSTILETTI-ANA。HONESTからのアルバム「Drippin' For A Tripp (Tripp-A-Dubb-Mix) 」にも参加していた面々、SEX TAGS MANIAフレンドとのセッション！ (サイトウ)

独自の東洋的で牧歌的な世界観のパーカッションによるミニマルなジャズはすでにこの1953年の時点で形作られております。のちのちの彼の名演の数々の雛形がここにいくつも感じとれるはずです。チャカポカなリズムの間と間の奇跡的な個性。豊かすぎる音楽の秘宝。SIDE-Aは5曲、SIDE-Bは３章にわかれた組曲2曲を収録。 (コンピューマ)

Moritz von Oswald Trioニューシングル。エクスペリメンタル・ダンス・ミュージックのネクスト・レベル。一瞬で非日常的エクスペリメンタルな空間へと誘う文句なしのディープトラック。B-SIDEはMala and Cokiによる圧倒的な重低音のヒューチャリスティックな世界。Digital Mystikz Remix ! (サイトウ)

EM RECORDSからのCD再発が大好評のブリティシュ・カリビアン・サウンドの最高峰STEEL AN' SKIN。強力なダンスビートにダブ処理を加えた「Afro Punk Reggae (Dub)」は、ほんと驚きのキラーチューンです。DJ HIKARUやCOSMOも絶賛だった一枚です！ (サイトウ)

Good Morning Tapesからのミックステープ「Mineral Sequences」、Physical Therapyのレーベル〈ALLERGY SEASON〉のコンピレーション「Physically Sick Vol 2」に曲を提供するなど、食と音楽をベースにNYCでの活動を広げるKIKI KUDOさんのソロ・デビュー作。ANTHONY NAPLESとJENNY SLATTERY主宰のレーベル〈INCIENSO〉からのアナログ・リリース。ハードウェアの電子音楽、ユニークなサウンドスケープ、トライバル、数遊びのようなリズム感覚。繰り広げられる謎のスピリチュアル感@キッチン。映像も最高。RVNG周辺のモダン・ニューエイジ感覚につうじる。 (サイトウ)

DJ Marcelleも参加しているしているミュンヘンJAHMONI MUSICの10インチシリーズ、今回はRAVE AND ROMANCEとコラボレーション。昨年ZAMZAM SOUNDSからリリースした7吋も好評だったベテランSCHLACHTHOFBRONXは、印象的な電子音リフとサイレンをかき分けてうねる強力ベースがたまらないエレクトロダブ「Juju」(sample2)。対するBELPのトライバルベース×ダブもたまらない。長いシンセストリングスのイントロから”JAH RASTAFARI”と共にパーカッションが炸裂する(2分30秒から)ベーストラック「Lion」(sample1)を披露。ここのビートの動きが素晴らしすぎる。推薦です！ (Akie)

日本の祭り太鼓にも通じる壮大な世界観のトライバル・パーカッション・モダンテックA1「Ride The Tiger」（sample1）もトランシーでエモーショナルに盛り上がりフロアを完全ロックしてくれそう。ヨーロピアン美学炸裂なムキムキのバキバキなタイトルトラックB1「Aniitime」(sample２）等、繊細で研ぎすまされたテンションがメランコリック＆ファンタスティックに徐々にデリケートに開かれていくKOMPAKT印のディープ・テック3トラック秀作EP。 (コンピューマ)

繊細で研ぎすまされたテンションがメランコリック＆ファンタスティック徐々にデリケートに開かれていくディープ・テック秀作のA1「Working The Root」(sample1）、ダビー郷愁に東欧伝統音楽な世界観も封じ込められた哀愁のB2「Cyganka」(sample2）がどこか切なく大地に響きわたる。ポーランド出身ロンドン在住岸のアーチストANIIことAnia Iwinskaによる入魂のシングル3トラック。レコメンド。 (コンピューマ)

A面B面1曲ずつ収録された作品であり、A面は「Mimetic Hacking（擬態のハッキング）」とSAMによって名付けられた手法によって行われた東京のライブを収録されています。ランダムに打ち鳴らされるグロッケンシュピールや控えめなキック、そしてパーカッシブなシンセが完璧に配置された長く聴き続ける事ができる強度のあるパターン（sample1）。それはBEATRICE DILLONやMARK FELLなどを引き合いに出したくなる素晴らしさです。A面後半（sample2）は引き続きパーカッシブなシンセを基調にしながら印象的なシンセのフレーズを聴かせていく。一方B面はメルボルンで開発されたという盗聴イベントのパッチを元に音楽的要素を加えてプログラミングして作られたもので、電子音楽の未来に見える過剰なデータが入り混じったようなディストピアコラージュ、そしてエモーショナルなシンセがカオスを音楽的にまとめあげた秀作。やはり〈LATENCY〉は今回もバッチリです。 (日野)

RUPERT CLERVAUXのプロジェクトCVXのリリースでもお馴染みの実験電子音楽辺境〈LAURA LIES IN〉の最新12inchは、"Native Instrument"や"Nu-Ensemblen"などグループや劇団でも活動するベルリン拠点の音楽家STINE JANVIN。サンプリングと電子音操作、リズミックなノイズの配列で織りなされる音は、前衛的・コンセプチュアルでありながらも、虫声ブロークンテクノ「DICK」やトラップ「Change the Winning Team」のようにダンスミュージックに固執しているのが興味深い。推薦です、トラックリストからもぜひ。 (Akie)

HONEST JONSが配給するUK新鋭レーベル〈MANA〉が匿名ミニマルパーカッションプロジェクト・DE LEONの初のヴァイナルでのリリースに着手！まさにプリミティブ・ダンスミュージック。ミニマルに躍動するパーカッションは鋭いエッジ、そこに温度感のあるガムランのメロディが邂逅する(sample2)は言葉を失う素晴らしさ。ポリリズムにパーカッションがセッションする(sample3)も抜群。アルバム全体として、主張しすぎない電子音の挿入・ダブ処理がパーカッションを際立たせ、ゾクッとする音像を作り上げてます。既に井上薫氏、JUSTIN VAN DER VOLGENがプレイするなど、民族音楽・ミニマルミュージックのみならず、クラブ・ミュージックのラインからも熱い視線を受けている一枚。このレーベルは鳴りもバッチリ、トラックリストからも是非。 (Akie)