• CD


Aguaragua / Algun Dia

  • Cat No: pd 2004
  • 2020-07-03

ごく少数再入荷しました。南米ウルグアイから素晴らしい音楽を発掘。

カルロス・パハリート・カンサーニの74年作"aguaragua"とライブ盤"algun dia"の2 IN 1ウルグアイ直輸入盤。
ウルグアイといえばのエドゥアルド・マテオとルベン・ラダのエル・キントの影響とマテオの解釈したいびつで美しいボサノヴァ。そして隣国アルゼンチンのアルメンドラ、特に今作の前年にリリースのペスカド・ラビオソのアルトー(73年)の影響。スピネッタが切り拓いたあのシンフォニックな南米サイケデリアの直系のボーカルに、ウルグアイのフォルクローレであり、アフリカのルーツのカンドンベのリズム/パーカッション(マテオとも共演盤を出すホルヘ・トラサンテが担当)が絡む今日的な浮遊感。南米センチメンタル/サウダージが充満しながらも、静かな、とても静かな引き際の素晴らしさ。これは再発されてないのが不思議なくらいのクオリティです。ルラ・コルテス級だと思います。
後半のライブも素晴らし過ぎる。カエターノ・ヴェローゾのカバーで有名な"Viola, Meu Bemの"色気と闘争、アイアートとエルメート・パスコアルがやった名曲"Os Escravos De Jó"、ミルトン・ナシメントの"サン・ビンセント"のカバー、チリのロス・ハイバス(カンサニは元ロス・ハイバス)の名曲カバーなど当時70年代前半の南米の先鋭的な空気を網羅したアルバムです。現地盤の音の質感がなんとも言えない味。2016年ひょっこり入荷、このタイミングでした! (Shhhhh)

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