まず70年代に活動していた、あらゆる楽器の演奏を１人でこなすマルチ・ミュージシャンWOLFGANG MAUS SOUNDPICTUREのアルバム「Children Of The Universe」('79)に収録、ゴージャスな美しいシンセと透き通るような女性ヴォーカルが魅惑的なロッキンAORの"Testimony"(sample1)のボトムを強化し、フロアユースに仕立てたAサイドから、ベルギーが生んだオブスキュア・ソウルグループS.S.OことSOUL SENSATION ORCHESTRAの75年のデヴュー・シングルでもある"Tonight's The Night"(sample2)を、スペースアウトなフィルター使いのビートダウンにしたこちらもいい感じ。ラストは、"First Time Around"でおなじみのディスコ・グループSKYYの〈SALSOUL〉期最後のアルバム「Inner City」('84)に収録のメロージャム・ナンバー"Slow Motion"(sample3)を大胆に切り刻んだR&Bチューン、後半の溶けていくような展開も悶絶。多くのDJがサポート中。