- 12inch
Mr Velcro Fastener
Ignorance EP
Electrix
- Cat No.: ELECTRIX012
- 2021-08-25
抜けのいいマシン・シーケンスに、淡いシンセやヴォイス・パッドでビルドアップしながら、ばっちりボトムの輪郭立ちのいいAサイド”Burning”、キックとクラップを起たせつつ、ライヴ感のあるアナログなTB-303コントロールでフリークアウトさせるBサイド”Dirty”の2トラックを収録!
脳神経学で言うところの「R領域」に果敢に挑むオランダ・エレクトロニクス・アーティストが匿名でリリースするこのレーベル・第2弾!ダブなコンシャス・ベースラインに目眩がしそうな波状シンセ、そしてオールドスクールなビートサンプルでドリーミーにうねり上がっていくサイケデリック・ハウスなAサイド"ROSA LUXEMBURG"、そして完全なスペースド・アウトを遂行するような、スペース・シグナルが心拍と同期するノーリターンなシンセティック・テクノのBサイド"HAIR DOWN"、ともに大推薦、まシーニックなモダン・ミニマル2トラック!SURGEON、NORMAN NODGE、MARTYN、HUNEEはじめ、書ききれない数のDJたちがシャウトを寄せている1枚!
相棒、BAS MOOYの〈Mord〉や、ブエノスアイレスの重量テクノ・レーベル〈Krill Music〉などからCHARLTON名義で作品をリリースする、ダッチ・プロデューサー・CHARLTON RAVENBERGの、当レーベルと契約を交わしたニュープロジェクト・TAPIRUSが再登場!アンドロイドが電気羊の夢を見ているかのような、サイバネティックなシンセ空間に解き放たれるテーゼ”Where Are We Heading”(sample1)を、ドレスデンの急成長レーベル〈Uncanny Valley〉のジャケット・デザインも担当、そしてサブカタログ〈Rat Life〉シリーズにも大きく関わり暗躍するCREDIT 00がリミックス参加。ボトムを強化しつつ、プリミティヴなまでのマシン・シーケンスであっという間に成層圏を飛び越えます。
シアトルの〈FURTHER〉からリリースされたアンビエント名義・THE SMOKE CLEARSのアルバムもよかったJOHN DALYによる新作はなんと〈RUNNING BACK〉から!黒ラベルにインフォ・ステッカーのみというブートっぽさがレーベルらしくない感じですが内容はバッチリ!彼のベーシック・スタイルでもあるシンプルなマシーン・シーケンスの巧みな抜き差し、バランスをわきまえた渋いプロダクションセンスが光る5トラック、低いキックに中域のシンセコード、シャリを効かせたハット使いのディープハウス・ライクな”51”(sample2)や、コブラ・ベースが鬼気迫るアトラクション・ミニマルな”41”(sample3)など、カッコイイ仕上がりです。
地元ヨークシャー地方のナレスボローの歴史に名を刻む、イギリス産業革命の父・BLIND JACK METCALFへのオマージュを掲げる、〈BLIND JACKS JOURNEY〉のトリップ・シリーズ第3弾!ベルギーの二人組・YRDによるオーロラ・マシンハウス”Dul Doen”(sample1)や、過去〈DIY Discs〉からリリースのあるJOE LUCASのプロジェクト・CAUSAのなどの、これまでのクリアーに響き渡るフローティング・ハウスなラインもいい感じですが、レフトフィールドにアピールしそうなベース〜レイヴ系の変則トラックを聴かせるメルボルンのTHOM BROOKEの”Penway”(sample2)と、イビサからのインターンで戻ってきたIAN BELVINSによる、たたみかける8符ベースへと展開していくパワフルなテクノ・トラック”AA”(sample3)、こちらの2トラックは要チェックです!
〈ESP INSTITUTE〉主宰のLOVEFINNGERとユニットを組んでいたLEE DOUGLASの新機軸、ハードウェア・アシッドな作品を聴かせるAN-Iなど、ニューディスコからこういったプリミティヴなダンスへとシフトチェンジしていったプロデューサーが多い中、〈DFA〉からの様々なコラヴォレーションやLCD SOUNDSYSTEMで活躍した彼もそのうちの1人。JUNO PLUSのポッドキャストでも昨今のレフトフィールドなロウハウスやマシンテクノの先端を網羅するようなミックスも印象的だったGAVIN RUSSOMのセルフレーベル〈ENTROPY TRAX〉の第2弾。ボディーミュージックに影響されたという小刻みに波打つベースにアシッドなリフが展開していく”Telemetry”(sample1)、そして、ハードウェアなシンセのトーンを持続させオーロラのようなゆらめきやメロディーがファンタジックに響き渡る”The Beneficent, The Merciful”(sample2)も美しい!2トラック・カップリング。
仏〈A.H.D〉からの前作もユニークだったDJ Fのアナザーサイド、IDEOGRAMAのニューシングル!ギラっと光沢感のあるアシッディーな音色のシンセティック・マシーンテクノがカッコイイ。4トラック中の2曲がイーブンキック仕様、それぞれ町の名前を拝借したA1”Buenos Aires”(sample1)とB1”Madrid”(sample3)、リリカルにフローしていくシンセウェイブとボディーにアタックする4/4ビート。そして、ダーク・ロマンサー、転がるタムが妙に気持ちいエレクトロ・ベースなA2”Medusa Moon”(sample2)、ファンタジックなN.Wハンマー・ビートB2”Phobos”もありそうでない感じです。ぜひチェックしてみて下さい。
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デトロイトのゲットー・エレクトロ直系のフュチャリスティックなテラー・エレクトロな”A Monster In Two Worlds”(sample1)、そしてもう1つのオリジナル”Bakteriofag”(sample2)もいい感じ!リミックスには、〈20:20 VISION〉のRALPH LAWSONとのパートナシップで知られ、近年再評価著しいRONDOM FACTORことCARL FINILOWによるエイリアス・SILICON SCALLYと、〈SURFACE〉のTHE 65D MAVERICKSの片翼・NICK DUNTONとレーベル首謀のBILL NASTYによるコンビ・M-TWELVEが参加しています。