- 12inch
Philippos Sîpano & The Mpc Orchestra
The Spirit Of Dilovan
Kalakuta Soul
- Cat No.: KKSEP002
- 2020-06-25
オススメはB2、リオデジャネイロの大所帯バンド・BANDA BLACK RIOの激レアなセカンドアルバム”Gafieira Universal”に収録されている”Expresso Madureira”を、インスツルメンツ・パートを多めにゴキゲンなディスコ・ストンパーに強化した”Xpresso”(sample1)がナイス!ガラージクラシック”Sweet Music"で知られ、コレクターの間ではその貴重さゆえ幻となっているFREDDIE THOMPSONとDEBRA THOMPSONから成るデュオ・PANACHEが唯一残したアルバムから”Jam On”をリワークしたAサイド”Get Dancin'”(sample3)もラテンなパーカッションでホットな仕上がりです!
KAI NIGGEMANNはThe Dorfという大編成なアヴァンJAZZバンドのメンバーとして活動したり、日本のスティールパン奏者町田良夫とのコラボをしているようで、今作がソロとしての初めてのアルバム。ブックラのモジュラーシンセを使ったアヴァンギャルドな作品で、単純な響きひとつだけ聴いてみても素晴らしいサウンド。そこにドイツ人ならではのミニマルなセンスが染み込んでいているのも良い。こちらはライブレコーディングを集めたもので、マスタリングは匠RASHAD BECKER! (日野)
長年に渡りDJとして、〈BBE〉,〈SUSS'D〉なんかのディスコのコンパイル、再発の仕事にも携わってきた信頼のベテランThe Mighty Zafによるリディット!ブラジリアン・ソウル/アダルト・オリエンテッドな魅力、エヂ・モッタの2曲。イナタイけれども、ツボな人にはたまらないと思います。アメイジング。80sソウル/AOR ラバーに。 (サイトウ)
SADAR BAHARやAL KENTのリエディットがカルト的な人気になっているドイツのリエディット・レーベルKALAKUTA SOULからTHE HOMEWRECKERS。日本ではあまり馴染みがないかもしれないけれどUNIQUEやGROOVE ATTACK,CIRCUS COMPANYからもリリースしているベテラントリオによるリエディット作品。 (サイトウ)
ご機嫌なホーンセクションにブッといベースラインを這わせて、ブギー&キャッチーなフィメール・コーラスで舞い上がる”Sympathique”(sample1)、エモーショナルなコード展開でソウルフルに歌い上げるヴォーカルがたまらなくこみ上げ、後半にかけてのスリリングなオーケストラ・アレンジも秀逸な”Pure Energy”(sample2)、そしてBサイドの45回転フル収録の、美しいバックヴォーカルに凛としたピアノ、超絶テクニックの極太ベースが唸りをあげるタイトル・トラック”Watch You Step”(sample3)の、全3トラック!ネタ元不明ながら、ジャマイカ〜フレンチ、US産のレアディスコ音源を見事に捌いた珠玉の1枚です。
ディスコの代名詞ともいえるA TASTE OF HONEYの”Boogie Oogie Oogie”のイントロをモチーフに、シンセとフィンガー・ベースのみで始まる冒頭、〈GROOVE LINE〉からリイシューが出たばかりの女性シンガー・ANGELA BOFILLの”Rough Time”のリエディット(sample1)です!そして、落ち着いたスムースな演奏からコーラス・ラインが最高なチャギング・ディスコな”Freaks”(sample2)もオススメ!ラストの、さまざまなパーカッション・ブレイクスが飛び出るミッドウェスト風のラグドなディスコ・ロックなインストルメンタル”Keep The Dream Alive”(sample3)もDJフレンドリーに使えます。
現・SHALAMARのメンバーを娘に持ち、ディスコ人気番組「SOUL TRAIN」のDON CORNELIUSと共に同名レーベルや〈SOLAR〉を立ち上げ多くのプロデュースを手掛けた偉人・DICK GRIFFYの妻であるCARRIE LUCASの隠れ名曲”Tic Toc”の長尺リエディット!文字通り、時計のチクタクからスタートする冒頭部分(sample2)にもドキっとします。カップリングには、70年期のマイルス・デイヴィスのほとんどのアルバムに関わったベーシスト兼シンガーのMICHAEL HENDERSONが、歌姫・ARETHA FRANKLINとデュエットした”At the Concert”のフリーフォームな間奏パートがじっくりと堪能できる、まさにソウルのこもったドラマティックな原曲の良さを引き出した素晴らしい職人さばきの2トラックです!もちろんヘヴィー・プレイ、年末THEOが暗闇で咆哮する姿が目に浮かんできます。
デュッセルドルフの北東、エッセンの隣町・ボーフムを拠点にしている、UGLY DRUMSことSTEPHAN BALDOとも交流の多いGUY DERMOSESSIANが運営するセンシュアルなリエディット・レーベル〈KALAKUTA SOUL〉の第3弾!第1弾にも登場した名前もデリシャスな2人組・CUTTLEFISH & ASPARAGUSによる3トラック。爽快なカリビアン・ディスコ・フュージョン”Hang On In There”(sample1)をAサイドに、そして、エモーショナルなギター・チョーキングとホーンセクションに独特なダミ声ヴォーカルのラヴコール・ディスコ”Lovin You”(sample2)と、EW&Fの電化カリンバをリコンストラクトしたようなロッキンなベースラインがマッチした”Drum Song”(sample3)のBサイドがオススメです!
DJ ASPARAGUSとCUTTLEFISHのコンビによるエディットが第1弾を飾ったKALAKUTA SOUL RECORDS、久々の第二弾は、MILLION DOLLAR DISCO,AL KENT、オブスキュアなディスコネタ驚きの曲がずらり。最高のディスコ・グルーヴです!どれもスバラシイのでじっくどうぞ。 (サイトウ)
G.A.M.M.からのリリースで知られるDJ ASPARAGUSとCUTTLEFISHがBUOYANCYからの前作から再びエディットをリリース!今作では「ISH LEDESMA/Don't Stop」ネタのB1や、A1のフレンチディスコBlack Sunなど見逃せないエディットを収録した一枚となっています! (TETSUO)
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フランクフルトの市場をメインに9人の友人らと路上バスキングしていた演奏集団・LESÉTOILESDE BOTAN(=STARS OF BOTANY)の中心人物・PHILIPPOS SÎPANOと、フランクフルトの<LIMPIO>レーベル界隈で活躍中のDAN BAYとのプロジェクトである「THE SPRIT OF DILOVAN」を基盤として、<FOOTJOB>主宰のPHONK D周辺とも親交のあるDJ RUBRIQUEが加わってスケールアップしたトライアングルユニット「PHILIPPOS SîPANO & THE MPC ORCHESTRA」による処女作!若干20代前半ながら心からクルド音楽を愛し、オマー・スーレイマンよろしく自らヴォーカルを取りウードを演奏し、2人のサポートも援護して祝祭音楽・ダブケとエレクトロニックを融合させたマージナルダンス”Nechîrvano”(sample1)、ジャッキンなベースライン・フックの"Weso"(sample2)が最高です!Bサイドには、コントラバスとリード〜手拍子とダラブッカで構成されたブルージーな唱歌”Kurdistanê Baxcê Gulan”(sample3)なども収録!