- CD
- 2LP
Arushi Jain
Under the Lilac Sky
Plancha / Leaving Records
- Cat No.: ARTPL-157
- 2024-05-03
Sven Kaciarek、Andi Otto、MD Pallavi等のリリースでも知られ、ここ数年にわたりヨーロッパ・ドイツを中心にアイヌ音楽、安東ウメ子作品等の再評価への動きを先導してくれているドイツ信頼の名レーベルPingPungからのリリース。なんとも珍妙ユニークな自動演奏装置による実験的スタイル・キュートな辿々しいリズム・ループ、ポエティックに揺蕩うプリペアド・コルネット魅惑のメロディ、空間的音響サウンドデザインが錬金術的に紡がれ構築された、ノスタルジック・ヨーロピアン・エキゾチック・シュール摩訶不思議で桃源郷的なリスニング唯一無二の心地よさに包まれる素晴らしき音楽世界を繰り広げている。ほのかなダンスミュージック的グルーヴの香しさにも魅了される。 (コンピューマ)
Track List
アレン・ギンズバーグとの出会い、NYCの前衛音楽、アンダーグラウンド・ディスコの世界を生き、エイズで他界した伝説の音楽家アーサー・ラッセル。没後の1994年にフィリップ・グラスの〈POINT MUSIC〉からリリースされた未発表音源のCDコンピレーションが〈BE WITH RECORDS〉から初のアナログとして再発。彼の代表曲の一つ「In The Light Of The Miracle」の別テイクや、後にリメイクされる「This Is How We Walk On The Moon」、マシーンビートの「My Tiger, My Timing」、「A Little Lost」。全てボーカルソング、チェロとやゲストを交えた演奏を主体にアーサー・ラッセルのシンガーとしての魅力あふれる一枚。見開きスリーヴのシンサートシート封入140g 2LP。生涯の一枚になり得るアルバムです。 (サイトウ)
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現在欧州ツアー真っ最中、YPY率いるバンドプロジェクトgoatが結成10年の節目に待望新作をローンチ!ギター日野浩志郎、ベース田上敦巳、サックス安藤暁彦、ドラム岡田高史とパーカッション立石雷の5人編成。それぞれの高い演奏スキルと忍耐が成せる難解なリズムレイヤー、実験。そこに今作ではアイリッシュフルートやケンガリ、ガムランや木魚といった多種インスツルメントが楽曲に粒立ちした個性を付与、時に妖しく、時に淡白に変色するリズム実験。反復リズムからの爆発的なカタルシスもありつつ、プロセスを踏んだミニマリズムも体現した渾身の作品に仕上がっています。推薦。 (Akie)
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サイン波、エレクトロニクス、フィールドレコーディング素材、自身の繊細フォーキーなヴァーカル、Sophie Cooperによるテープエコーされたトロンボーンも印象的なメランコリックにゆらゆらと漂う音の調和が成された15分にもおよぶSide-A「Tokyo Photograph」(sample1)、そして、正弦波のテープ・エコーによるダビー効果ミニマル桃源郷エレクトロニクス、足で爪弾いたギター、尺八の音色もポエティックにハーモニーされたSide-B「The Unlearning」(sample2)のRICHARD YOIUNGSならではのロバート・ワイアットの世界観とも通じるような神々の領域を彷徨い漂う2トラックを収録。本人によるグリッド・レイアウトとタイピングされたジャケット・アートワークも美しい。 (コンピューマ)
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70年代から活動しているマルチインストゥルメンタリストDOMINIQUE GRIMAUDの音源集。ロック的なバックグラウンドもちらほら見え隠れし、ビートルズやピンクフロイドの凝った録音編集からの系譜も感じさせていますが、ミニマルを基調としコラージュ的に音を添えていくスタイルで瞑想的な部分もあるもの。使われている楽器も多岐に渡り、レイヤーが重なった分深味を増しているように思います。 (日野)
パスカル コメラードやジャック・ベロカルとのコラヴォレーションを皮切りにおよそ半世紀に渡り、メカニウムによる音楽を制作続け、REPHLEXからのリリースやHaco、ロバート・ワイアット、ヤキ・リーヴェットなどさまざまなアーチストともコラヴォレーションしてきたフランスの巨匠ピエール・バスティアン。愛すべき機械仕掛けのユニーク音楽。ストックしました。サン・ラにも通じる、太古と宇宙、虫の音の神秘まで、スミソニアンも意識した想像力を掻き立てるようなアートワーク、裏ジャケットには、近年のコラヴォレーターでもあったTOMAGAのTOM RELLEENへの追悼が記されています。 (サイトウ)
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1990年にソ連からの独立、解放運動の際に、地下で隆盛したジャズやフォークなどや20世紀の編んだグラウンド・ミュージックに影響を受けているという女性詩人で音楽家/シンガーUgne Uma。『Tam Tikri Objektai Erdvėje』は、「宇宙空間のある物体」的な意味合いで、「二人の演奏家が「存在の軽さ」と定義するものについて、重層的で、メリスマティックで、インタテクスチュアルな見解を描いている。」即興とポップ、抽象的な広義でのR&B、瞑想的なばレアリックの間に位置するような音楽。 (サイトウ)
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本作はオレゴン州のコロンビア川の支流にある川べりの小屋で5週間かけてrec。その川の潮の満ち引きが小屋を地平線と川底の間に持ち上げたり引き下げたりする、ゲンデルはそれを有機的なリズムとして本作の底に据えました。その川の音か、フィールドrec音もまばらに入ってきます。パーカッション/ドラムのプロデュースはCraig Weinrib。マスタリングはもちろんこの人、LEAVING RECORDSのマシュー・デイビッド。まさに一発でわかるこのゲンデルの儚く淡いサックスに揺らぐギターから織りなす、黄昏感、擬似/真正サイケデリック、クラフト・ジャズ、、、アンビエント・ジャズと呼ばれ始められているもののほとんどこの人じゃん?って思ってしまうオリジナルと完成度。まだまだ出るでしょう。すごい領域に来てますね。 (Shhhhh)
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Ex 〈Invisible City Editions〉、〈Séance Centre〉の Brandon Hocuraの協力のもと、Visible Cloaksのデビューアルバムでスタートしたポートランドのレコードショップ〈Musique Plastique〉のレーベル第3弾。発達障害を持つティーネイジャー45人を中心に結成した、ギリシャ神話ダイダロスを題材にしたGuy Cassiersの演劇のための音楽。言語は単語のテキストのみで、音楽と、バルーンや衣装を使った、視覚、動きを主体に表現した演劇だったそうです。Nuno CanavarroやRoberto Musci, Vito Ricciにも例えられる心揺さぶられるミニマル・ミュージック。Visible Cloaksのファンも是非。sample3のトライバルなのは武満徹のアイデアを細野晴臣がリミックスした感あるトライバル・ミニマル傑作。 (サイトウ)
今作は、オーストラリア・シドニー、ニューサウスウェールズ州立美術館で、江戸時代以降の幽霊物語や民話をテーマにした「Japan Supermatural」展のために制作されたもので、Eiko Ishibahi(石橋英子)による、サウンドコラージュ、シンセ、ピアノ、フルート、ヴォイス、Ryuichi Fujimuraによる15世紀・室町時代の詩人”一休宗純”の詩の朗読、Joe Taliaのドラム、Jim O’Rourkeによるダブルベースによって、西洋のエクスペリメンメンタル・アヴァンギャルド・ミュージックの先駆者たちによる手法と成り立ち、日本的伝統音楽と妖怪文学的な伝統を唯一無二のバランスで取り組み奏でられた妖怪世界へゆっくりじっくりとストーリーテリングされる妖怪イマジナリーなアコースティック・エレクトロニクス・オーディオコラージュ傑作となっている。話題作入荷いたしました!!! (コンピューマ)
DAVID GRUBBS, JIM O'ROURKEによるシカゴ音響最重要アルバム。JOHN McENTIRE、MATS GUSTAFSSONそしてラストのJOHN FAHEYのカヴァーにはTONY CONRAD参加。高度なテクニック、実験的試み。それだけじゃない、どうしようもない感動があります。ある種の究極。 (サイトウ)
Leron ThomasやBilly Palmierなども所属するベルギーのON POINT主宰で、詩人Alex Deforce。エレクトロニックと、歌によるパフォーマンスを展開しているベルギー出身、ブルックリンを拠点にしているアーチストCharlotte Jacobs。二人のコラヴォレーション。Wiet LengelerというアーチストがelektronのシンセサイザーMONO MACHINEや、アディッショナルプロダクションでゲスト参加。声、言葉、エレクトロニクス。フィードバック。ビート。唯一無二の世界観。 (サイトウ)
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荒涼スパーク・エモーショナルなブレイクビーツ・リズミック・テクノ・エクスペリメンタル探究4トラック。LTD Edition Marbled 140g 12inch Vinyl、アートシート封入。 (コンピューマ)
インプロヴァイゼーション・テクノ/ハウス・エクスペリメンタルmeetsコンテンポラリー・パフォーマンス・プロジェクトPolitoによる初となるデビューフルアルバム「Collapse Phase」全9トラックがリリースされた!!!
オープニングを飾るBPM119、ゆるやかにグルーヴが高揚していくレイヴィーなエレクトロニック・ビートダウン・エレクトロA1「Chuggalug」(sample1)、BPM115、幾つものリズム・パターンがポリリズムに重なり調和されるA2「Inside The Sphere」、BPM150、高速ランダム・モジュラーエレクトロニクス・テクノ電子音楽A3「Fiasco」(sample2)、BPM126、アシッディ・テック・ダブワイズA4「Signal」(sample3)も悶絶狂おしい。BPM118ほど、レフトフィールド・ダブワイズB1「Fortune Teller」、BPM120ほど、ヒプノティック・ミニマリズムB2「Nine Lines」、BPM121ほど、パーカッション奏者Ollie Coxをフィーチャーしたトライバル・パーカッシヴ密林エレクトロニックなB3「Coming Up For Air」(sample3)も強力、BPM117、エキゾチック・エレクトロニクス・レフトフィールドB4「The Sphere Is Collapsing」も極上な雰囲気を醸し出している。レコメンド!!! (コンピューマ)
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ジュネーヴのレコードショップBONGO JOEのレーベル〈LES DISQUES BONGO JOE〉50番。自国スイスのオブスキュアな音源がぎっしり詰まった2LP。今バッチリはまる、すごい曲に何曲も出会い興奮気味。推薦! (サイトウ)
モジュラー・シンセサイザー、フィールドレコーディング、少しのギター演奏を駆使して制作された、原子力発電所の制御室から原子炉ドーム、タービンホールまで、地球上で最も危険な機械であるフル稼働中の原発の様子を妄想イマジナリーに擬似音響ツアー体験できるという驚異脅威のドローン・エレクトロニクス電子音響作品。UK音響名門レーベルAsh Internationalならではのユニークなセンス視点、機知に富んだ、人類への警鐘を鳴らすかのようなコンセプチャル素晴らしきアルバムとなっている。CDストックしました。 (コンピューマ)
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BPM125、BPM132、BPM132、BPM129、BPM132、BPM128、しなやかに柔らかに生き物のように変容していく催眠的サイケデリック・ドラッギーな密林サウンドスケープ・グルーヴに魅了される。丁寧でこだわり愛情伝わるリリースで知られるaraが最大限にレコメンドするアーチストPOLYGONIAによる逸品。DIYジャケット手書きナンバリング500枚限定12インチ・ヴァイナル。6トラック。トリップ・サウンド。DLコード付き。 (コンピューマ)
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インド古典は一生かかっても追い切れないし、ダンスミュージック耳での解釈も困難なんですが、ついにこれをやっちゃう人が出てくるとは相変わらずLEAVING RECORDS凄いです。インド古典やモジュラーの知識が薄く、何が凄いとか新しいを描写できないのですが、シンプルに言えるのは素晴らしきアルバム。コムアイも注目してましたね。(Shhhhh) (Shhhhh)