- 2LP
Al Dobson Jr.
Rye Lane Volume II & III
Rhythm Section International
- Cat No.: RS010
- 2022-06-23
かなり質のいいユーモアと洒落の効いたファンクネス、ブギーなチョッパー・ベースで緩やかにうねる” Dubplate Special”(sample1)、粒立ったクラッピングと目映いシンセサイザーがフローティングする”Yellow Brick”(sample2)や、ブライトかつフリーキーに気分を持ち上げてくれるフュージョニックなロンドン・ブロークンファンク”Neezy (Wok)”(sample3)etc.、タイトルの通りサウスの街・ペッカムの朝の空気感を感じさせるようなナイス1枚、マスト。
ロンドンのSOUL JAZZ/SOUNDS OF THE UNIVERSE限定で売られていた22aというブレイクビーツ系のMLPに参加していたサウス・ロンドンのプロデューサーAL DOBSON JR.22a自体が、MADLIBやDJ DEZ辺りを通過したフューチャファンク的ないい感じのアートチストばかりでかなり気になってるんですが、まずはRHYTHM SECTION INTERNATIONALからのAL DOBSON JR.の「Rye Lane Volume One」入荷しました。Mo KoloursがRAのミックスで22aの音源中心に使ったミックスを提供していたり、AL DOBSON JR.のBOILER ROOMでのパフォーマンスも話題になっている模様。LO-FIなスモーキーさ、南米/アフロなネタをつかったポリリズム、変則リズムネタ使いの巧妙さ。注目ですね。 MIDLANDやPANのBILL KOULIGAS,ANTHONY NAPLES辺りも絶賛、 GILLES PETERSONも相当入れ込んでいる模様。中古市場でも高値をつけていた一枚がリプレスです。 (サイトウ)
KUTMAHのレーベルIZWIDやサウスロンドンの注目のレーベル22aからのリリース、そしてRHYTHM SECTION INTERNATIONALが当店でも人気を博したAL DOBSON JR. リミックスと2曲の新曲を収録した「Rye Lane Versions」がリリースされました。THE VERY POLISH CUT-OUTSのPTAKI(sample_1)のディスコブギー/ビートダウン。まずはこれ素晴らしいです。RAWな音の質感。実験的な遊び心、ダビーなエレクトロニクス、じわっとフリークアウトする構成。かっこいい。アフリカンなリズム感覚を忍ばせたオリジナル「Rye Lane Volume One」のヴァージョンで共に短いのですが、RHYTHM SECTIONというレーベル名にふさわしい今日的実験。AL DOBSON JR.のブレイクを予見させます。RUF DUGによるロウでダビーなダウンテンポも○。 (サイトウ)
「Autumn Leaves」「In A Sentimental Mood」「Song For My Father」といったジャズ・スタンダードに目配せしたタイトルに「Oedo Bushi」なんて曲もあったりして特に意味はないと思いますが、和のエキゾチックを微妙に取り込んだ曲もあります。シンセサイザーに、電子KEYS, フルート、ファンキーBASS,アフリカン・リズムにインスパイアされた遊び心あるブロークンビーツ、変則グルーヴの時間感覚が楽しい。体験したことのないようなフュージョニック・ブギー素晴らしき世界です。 (サイトウ)
BRADLEY ZERO主宰の〈RHYTHM SECTION INTERNATIONAL〉からのリリースでブレイク以前に、SOHOの某レコードショップでのみ売られていた自主レーベル〈22a〉からの001番がリプレス! (サイトウ)
ロンドンを拠点に活躍中のアフリカ系マルチ・ミュージシャン・MO KOLOURSや、チャイニーズ系プロデューサー・HENRY WU、さらにDO£ BOYやDZIKO a.k.a. SHEPARD MANYIKAといった南ロンドン地区のフレッシュなリリシストのバックを手掛ける、〈FIVE EASY PIECES〉のREGINALD OMAS MAMODE IVやJEAN BASSAなどのビートメイカーたちが有機的に交流しながら作品を送り出すレーベル〈22a〉を纏め上げる代表・TENDERLONIOUSがなんと〈YORUBA〉から12インチをリリース。天に抜けるようなエレピの高揚と一体になってピークを描いた”Nobody Else”(sample1)、トリッキーなチョップ・ビートダウンに次第に絡むフルートやパーカッションなどのオーガニックな演奏が素晴らしい”Sula”(sample2)、ラストの気だるくセクシーなヴォーカル・トラック”You Were My Number 1”(sample3)まで、充実の内容です。
今回はめずらしく本人自らのヴォーカルを披露、電子ピアノのスタッカート、エモーショナルなシンセの上昇と共に複合的なリズムをクロスフェードさせ未来を感じさせてくれるフューチャリスティック・ビートダウン〜ディープハウスなAサイド”All Your Way”、そして素晴らしいインストゥルメンタル・ブロークンフュージョン、無重力なフェンダーローズを漲らせ染み渡るコズミック・トーンのジャズ・リディム、閃光のごとく突き貫けたムーグのソロにヒーリング効果も覿面な”Bob's Riddim”。本領を発揮した傑作カップリング!〈22a〉クルーは今年、ウェールズ / アングルシー島の森の中で開催されている「GOTTWOOD FESTIVAL」に参加が決定しています。
レーベルメイトAl Dobson Jrに先駆けて、話題となっていたTENDERLONIOUS。トーキン・モジュレーターと無茶wなアフロ・グルーヴの複合的なズレをたのしむA1筆頭に、ロンドンのビート新世代のユニークな試みです。このあたりもだいぶ面白いので是非チェックしてみてください! (サイトウ)
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瞬く間にイギリスの重要なプロデューサーへと成長したAL DOBSON JR.。サンプリングループ、カット&ペーストを手法を武器に、アフリカン・リズムや民族音楽、ジャズ、変則グルーヴに取り組んでユニークなグルーヴをアウトプットしてきたAL DOBSON JR.の「Rye Lane」シリース第2弾と第3弾がセットでフル・アルバム!従来のハウスやダウンテンポといった形式にリズムのマジックを潜ませ新たな地平を獲得しています。推薦。フルカラーのアートワーク。限定の2枚組。 (サイトウ)