- 12inch
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Andras Fox Feat. Oscar S. Thorn
Embassy Cafe
Dopeness Galore
- Cat No.: DG 11 001 RE
- 2026-09-28
センセーショナルなデビューアルバム「Erozje」(英題:Erosion(侵食)、2020年にリリースされたセカンドアルバム「Inflorescence」に続いて2021年にリリースされた傑作サードアルバム「Kwasy i zasady」。
今作では、あえてローファイなアプローチをテーマに、最小限のマイクとTascam 122MKⅡステレオ・テープレコーダーのみを使用してレコーディングされた、メンフィス・ダーティーラップ、トラップやドリル、ヒップホップ・ビートメイク、ループからインスパイアされた、やはりBłotoならではの、なんともイビツで居心地の悪いような心地いい、アヴァンギャルド・サイケデリック実験精神に根付いた、人力ユニークなビートメイク、ブレイクビーツ・ダウンテンポ・ジャズファンク反復世界を目眩くイマジナリー11トラックに繰り広げてくれている。 (コンピューマ)
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OM UNITからFLØRISTやPUGILISTまで、前衛ベースサウンドアーティストを抱えてきた〈BAROQUE SUNBURST〉から変化球。ハリナシバチとも呼ばれる進化の過程で毒針が退化して「刺さない」ハチことトゲナシミツバチの鳴き声を収集、加工し使用した実験音響ダンスプロダクション。冒頭からノイジーな加工サンプルを不可思議なタッチのシンセシスに溶かしながら、強烈なブロークンビートを炸裂する「Uruçu」(sample1)を皮切りに40分間にわたり途切れることなく展開する独自の音響世界。どの音が鳴き声か判別が難しいほどの精密加工されたサンプルワークはもちろん、アブストラクトに組み上げたリズム骨格も難解。学術的見地に立ちながら音楽性やグルーヴは失っていないのもユニーク、トラックリストからも是非。 (Akie)
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どこかCANを彷彿させてくれるクラウトロック電化処理された中東オリエンタル・コズミック・ファンクSide-B「Istambul-Beirut」(sample2)も絶品。露ファンク・バンド The Soul Surfers のリーダー/ドラマーの鬼才Igor Zhukovskyによるタイトなドラムもかっこいい。Broc Recordsからの必殺リリース。 (コンピューマ)
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長く異国で暮らしたのちに、バルト海に面した港湾都市の故郷キールへ戻った経験をもとに制作されたPhil Struckのホームカミング・アルバム。アコースティックな音色と淡い電子音、フィールドレコーディング、第四世界的な有機性が溶け合った極私的な内面風景。「Ufer」や「Durch den Dunst」などキールの情景を思わせるタイトルとも呼応しながら、そこで過ごす身体感覚や記憶を抽象化したような音楽へ。アンビエント・ジャズ聴きにもおすすめのじっくり聴き込みたい一枚。小さな印刷所からスタートし、Ayami Suzukiらもカタログに名を連ねるカッセットレーベルを展開、昨年からヴァイナルでのリリースも始めた独〈Cosima Pitz〉からの最新リリース。 (足立)
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アルメニアの木管楽器の伝統に深く根ざして、縦笛ブルル、ダブルリードの管楽器ズルナを中心に、アルメニア地方の様々な木管楽器(ドゥドゥク、バス、プク、バグパイプなど)を複数演奏しながら、シュニクの山々からアンジャルの街並みまで、様々な場所からインスピレーションを得て、地元の音、記憶、感情を織り込みながら、アジアとヨーロッパの間コーカサス山岳地帯アルメニア民俗音楽と、ブレイクビーツ/ベース/第四世界的ユニークなサウンドスケープ・エレクトロニック・ダンスミュージックがソリッド且つヒプノティック・ダビーに融合された唯一無二の音楽世界。独自の音階メロディ響きにグッと魅了される7トラックを収録。レコメンド推薦盤とさせてください。 (コンピューマ)
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マーキュリー賞にもノミネートされる英国電子音楽の異端児、ActressことDarren Cunninghamが放つ最新作『Radical Frame』。デビュー作『Hazyville』から18年、DJ、プロデューサー、画家、作家、作曲家として多彩な表現を追求してきた彼の創造性が、ひとつの頂点へと結実した作品だ。
Actressはこれまで10作以上のアルバムを通じ、断片化されたビート、抽象的な電子音、ダンスフロアの熱量を再構築した独自の音響世界を築き上げてきた。本作でも、壊れたリズムの短いスケッチ、微細なサウンドの拡大解釈、異空間へと屈折するテクノ/エレクトロニック・ミュージックが展開される。
アルバムの核となる先行シングル「Overchord」では、ミニマルでありながら圧倒的な存 ...もっと読む (コンピューマ)在感を放つ音像を提示。さらにCASISDEADを迎えた「Live By You」や、プレストン出身のアーティストRainy Millerとの共演など、新たな響きとの出会いも作品に深みを与えている。
ブラック・ブリティッシュ・アヴァンギャルドの系譜を更新し続けるActress。その謎めいた美学と革新的な電子音響表現が凝縮された『Radical Frame』は、クラブ・ミュージック、現代音楽、サウンド・アートの境界を超えて響く、唯一無二の傑作である。 (コンピューマ)
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ブタペストで行われた3年にわたる即興セッションから生まれたトリオ・プロジェクトによる、ジャズトロニカ、インストゥルメンタル・ヒップホップ、ローファイ・ビート、チルアウトジャズ、ジャズファンク・フュージョンをクロスオーバー独自のバランスで融合させた、アナログ感覚溢れる見事なサウンドスケープ音世界。アルバム「Robo War」10トラック、プラス「Bonus E.P」4トラック、全14トラックを収録。リラクシン・チルアウトに心地いい。ジャケット・アートワークもキュートに素敵。フランスStereo Phonkからのリリース。限定300枚手書きナンバリング入りアナログLP。 (コンピューマ)
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喜多嶋修や宝達奈巳の復刻も手掛けてきた、音楽愛溢れる発掘の名所〈FOREST JAMS〉がCDオンリーで発表された国産電子音楽秘宝をレコードにしてくれました!HIROSHI OGAWAとHISAKI KUROSAWAからなるユニットで、テクノから電子ジャズ、アンビエントまで広域ジャンルを探求するMASTER MIND(H.GARDEN)サードアルバム。主にAKAIサンプラーを駆使、自然界を映し出す美しい音のデザインとミニマルな構成で春夏秋冬を丁寧に表現。ビートレスながらテクノプロダクションからも引き継ぐ低音の生きた動きはもちろん、ミキシング技術が生み出す立体感や聴く人それぞれの感情に寄り添う抒情美が特徴的で、ディガー達が長くアナログ化を望んでいた一枚。この機会に是非。 (Akie)
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喜多嶋修や宝達奈巳の復刻も手掛けてきた、音楽愛溢れる発掘の名所〈FOREST JAMS〉から前作のチト河内に続き素晴らしい仕事。アレンジャー、ギタリスト、プロデューサーとして1980年代より活躍、エレクトロからボサノバ、奄美民謡に至る幅広い音楽性の複合で吉川晃司なども手掛けてきたHIROAKI SUGAWARA、変名プロジェクトSERGIO MARIA SAGUAROとしてCDで発表したエスノポップ/電子アコースティック傑作をアナログ化!カリンバループで神秘的に誘うオーガニックスケープ「Highspeed Grandma」から、電子ファンクのグルーブとエキゾチックな弦がジャムするウィアードなポップ「Ice Cream」まで、広域な音楽性をリラクシンなムードで統合。試聴三曲も良いですが、全曲素晴らしくアルバムを通してゆっくり針を落としてほしい一枚です。手放し推薦! (Akie)
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「Eunoro EP」from Black Acre Recordsから始まり、「Black Noise 2084」from On The Corner Recordsのリリース、その後の様々なコラボレーション、イタリア・スピリチュアル・ジャズ、実験音楽の名門BlackSatinのキュレーション、コンパイル、Hyperjazzからの「The Great Oxidation EP」等の作品リリースをへ経ることで、より深く探求して発展させたKhalab流アフロ・フューチャリスティック・トライバル・サウンドスケープ・サウンズの集大成的なアルバム作品となっており、トライバル・スピリチュアル呪術的ニューエイジ・ジャズの先鋭的エレクロニック・レフトフィールド・ダンスミュージック9トラックが脈動している。トラックリストからも是非。 (コンピューマ)
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国産アンビエントミュージックのアイコンとして国内外問わず敬愛されるレジェンド高田みどりと、コペンハーゲンを拠点にするジャズギタリストであり多くのプロジェクトのバンドリーダーとして高い評価を得てきた作曲家JAKOB BROによる2025年コラボレーション作品。高田みどりによるグランドピアノ、マリンバ、各種打楽器に、JAKOBのアコースティックギターという一見意外な組み合わせながら、ミニマルに研ぎ澄ましたメロディによる慎重な対話的アプローチ、それぞれの楽器が有する美しい響きに真摯に着目し、繊細に心を揺さぶる旋律にのせた純粋なるアコースティックミュージックに仕上がっています。間の取り方も心地よく緊張させない静寂、2人の独自の呼吸を感じる。トラックリストから全曲試聴できます!一生モノの一枚。 (Akie)
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トロント地下シーンにて暗躍する前衛音楽家MATTHEW RAMOLOによるプロジェクトKHÔRAが、今度は盟友MAS AYAとのコラボレーションでアルバムを発表!内面世界の神秘と強烈さを8つのマンダラ的インストゥルメンタル・トラックへと昇華。民族の枠を超えた音階、多様なリズム、そして高度な電子処理技術を融合。牧歌的かつ民族的なリードと先鋭電子音楽が交錯する電子アコースティック作品「Sutra」や、リスナーを惹きつけるポリリズムワークアウト「Cosmic Fire」など。フリージャズ、ダブ、ラーガ、アンビエントを複雑なサウンドデザインをもってして自由に往来。精密なリズム構造やクロスジャンル技術はもちろん、その場でハンドパーカションが鳴っているような音響の臨場感にも注目してほしい、マンダラ的サウンドスケープ。 (Akie)
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Bandcampでは2026年3月のベストジャズアルバムの一つとしてピックアップ。ソロでの実験から、様々なプロジェクトにも参加しているHenriette Eilertsenのフルートに、チェロ、ドラムという異色の編成のトリオ。緻密な作曲と奔放な即興を絶妙なバランスで保ち、室内楽とフリージャズの境界を行き来。アコースティックな演奏を基盤にしながら、抽象的な電子音やエフェクト処理によって繊細に彩った全10曲。ジャズ・フルートらしい表現に留まらず、楽器そのものを拡張させるような魅惑の演奏。3曲では〈ECM〉にも多数作品を残しているノルウェーの重鎮Jon Balkeがピアノで参加。名盤の予感。ノルウェーでフェスティバルや雑誌なども運営するMotvind Kulturlagのレーベル部門〈Motvind Records〉からのリリース。 (足立)
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圧倒的に素晴らしいB1「Produzione (original 1973 version)」(sample1)オリジナルバージョンはもちろんの事、アトモスフェリック・クロスオーバー・パーカッシヴ洗練&秀逸な、レーベルSCHEMAを代表するパーカッション奏者才人Gerardo FrisinaによるリワークのA1「Produzione (rework by Gerardo Frisina)」(sample2)も収録。ジョン・カーペンターばりのミニマルウェイヴな世界観のパーカッション組曲B2「Attività (rework by Gerardo Frisina)」も美しく素晴らしい。レコメンド。 (コンピューマ)
ゆらゆらと揺らぎながら、どこかぎこちないような心地いいような多種多様なトライバル・パーカッション的なリズムがテクノ&ヒップホップ感覚スクラッチ感覚も交えながら重なり共鳴し合い、古代から未来へと繋がっていく新たなる音世界を創造探求する6トラックを収録。テクノ・エクスペリメンタル、ポストパンク・アヴァン・ベースを経た、刺激的音響構築デザインも秀逸で美しく魅了される。 (コンピューマ)
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現在のトラップやフォンクの源流ともなった、ローファイ・ダークでホラーコア独特な雰囲気の1990年代初頭からのメンフィス・ラップならではの世界観を感じさせつつも、さらには、ニューエイジやアンビエント、クラウトロック、エクスペリメンタル実験音楽、アヴァンギャルド・コラージュ的な音楽要素を独自にハイブリッド、そして、ラップというよりも朗読?ポエトリー?念仏?独り言?のような言葉を交えながら構築された、Cities Avivによるこの音楽世界は唯一無二かもしれません。
これまでの彼の作品は、ほぼ彼自身のレーベルD.O.T. Audio Artsからのリリースだった為、今回のOrenAmbarchi主宰Black Truffle Recordsからのリリースというのは非常に珍しく稀であり、注目のリリースとも言えます。コンセプチャルなアルバムとしての完成度が高い。全16曲を収録。 (コンピューマ)
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アンビエント・レジェンド才人2人、Higher Intelligence Agency(Bobby Bird)とBiosphere(Geir Jenssen)による、バーミンガムの街の様々な音風景フィールドレコーディングと、繊細なアンビエント・エレクトロニック・サウンズ、ダウンテンポ・テクノ・トーンが、交差する領域を探求するロマンティック・ダブワイズに美しく抒情豊かな都会のアンビエト・サウンドスケープ7トラックを収録。
リリースから26年の歳月を経て、本作は70年代後半から80年代初頭のアンビエントの先駆者達と、現代のテクノ・エクスペリメンタル、エレクトロニカ、IDM、モダン・アンビエント・シーンを繋ぐ中間的な役割を果たした重要作ともなっている。
本作は、1997年10月4日、バ ...もっと読む (コンピューマ)ーミンガムの象徴的な円形建築「ロタンダ(Rotunda)」にて初めてライブ演奏され、2000年にCDとしてリリースされたもので、リリースから26年を経て待望アナログ化がなされた!!見開きジャケット(ゲートフォールド・スリーヴ)仕様ブラックヴァイナル2LP。フィジカル珠玉アート名品。 (コンピューマ)
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『『Cyano』において、エミリー・A・スプレッグは、親しみやすくも本能的に斬新な音響の領域を広げながら、複雑な世界を構築し、シンセサイザー奏者兼作曲家である彼女の内面世界を、異世界へと続く鏡を通して映し出しています。『Cyano』は、禁じられていた表現力や感情的なつながりの能力を再構築しようとしている住民たちが暮らす、想像上の惑星という構想から生み出されました。 誠実な表現の連なりである『Cyano』は、可視性、精神的な変容、光の伝達、そして我々の知るところを超えた世界についての瞑想である。この作品は、影と視覚が鋭い真実と交わる、つながりの可能性の構成を存分に楽しんでいる。10代の頃からギターやキーボードを用いた実験的な音楽活動を始め、2010年代初頭にかけてインディーバンド「Flor ...もっと読む (サイトウ)ist」で熱心なファン層を築いたスプラグは、2017年に本名で実験的/アンビエントな作曲活動へと活動の幅を広げた。 当初は自主制作でリリースし、その後RVNGと提携した彼女のソロ作品には、『Water Memory / Mount Vision』(2017年/2019年)、『Hill, Flower, Fog』(2020年)、『Cloud Time』(2025年)などがある。 ニューヨーク州北部、キャッツキル近郊(現在も同地に在住)出身のスプレッグは、感情を統合し、空間的に表現する手段として音楽に目を向け始めた。 幼少期に母親からピアノを教わった彼女は、その後、試行錯誤を重ねながらギターを習得し、自分にとって特別で大切な曲や直感的な音の構造に焦点を当て、理論や音階よりもメロディのインパクトや本能的な音の表現を優先しました。 やがて、彼女はマルチトラック・ループや、非モジュラー(その後モジュラー)シンセサイザーのペダルを使ってサウンドスケープを作り始めました。 出力と入力をパッチングすることは、精神的な動きや瞑想的な状態を音で象徴化する方法となった。2019年頃、フィルム写真に再び取り組むという転機を迎えたスプレイグは、シアノタイプと、シアノ法を用いて花を記録した植物学者兼写真家、アンナ・アトキンスの作品に魅了された。 アトキンスの画像が醸し出す情緒的な基調は、かつては地球のような遠方の惑星「シアノ」に住んでいたあるキャラクターの物語の糸口となった。その惑星は誤解によって破壊され、個性を捨てて同化的な共生を強いられる、偽りの相互関係に追い込まれていた。 繊細な試みを通じて、この「シアノ」というキャラクターは、記憶、粒子、そして象徴が混ざり合ったその世界に、自律的な欲望、共感の衝動、そして真の表現を再びもたらしていく。 スプレイグは『Cyano』を通じて、この世界がどのような感触を持っていたかを表現する音響的・環境的なパレットを見出そうとしている。それは、親しみがありながらも全く異質な世界――ピアノやギターのように聞こえつつも、どこか違う音。自己、他者、生態系、そして遠い世界での生命といった、様々な関係性の領域を結びつける連続体である。 『Cyano』は、表現力を呼び起こす出口となり、進化し続ける世界の壮観かつ耳障りなテクスチャーの只中で理解を架け橋とするツールとなる。 『Cyano』において、実験的で形のない音楽は、『Florist』の楽曲に見られるより伝統的なソングライティングを脱構築する。 2016年にスプレイグが行った初期のモジュラーシンセ実験に由来する即興的なパッチングと音色は、過去の時代や内面の世界への旅へと誘い、光り輝く軌跡を通じて記憶と欲望をたどる。 スプラグのパートナーであり共同制作者であるV・ハダッドをフィーチャーしたオープニング・トラック「Double Moon」は、『Cyano』の並行世界を前面に押し出している。音響要素は、パッチによるグラデーション、霜が降りたような角度、そして温かみのあるメロディックな波紋を特徴とし、斑点状の振動の中で現れては消えていく。『Cyano』は、虹色に輝く繊細さを呼び起こす――夜空に描かれた色彩が、そこに浮かび上がるシルエットを照らし出す。各トラックは精巧に構成され、動き、水、地平線、音色への好奇心を表現し、抽象的な要素を、聴覚の及ぶ範囲のさらに奥へと引き込まれるような、手に取るように実感できる瞬間へと変容させる。 『Cyano』の想像の糸は、冬至の時期にスプレッグとハダッドがアイスランドのフィヨルドを訪れた旅の中で形を成したが、アルバムはそれよりずっと後の、数ヶ月を経て、わずか1ヶ月で完成した。 スプレッグの音楽的アプローチは、深く個人的な雰囲気を特徴としており、それは自己と他者の歴史――内面的および対人的なつながりの様式――を掘り起こすこと、そしてそうした試みの移ろいやすさに根ざしている。親密な現象学的探求を通じて、『Cyano』は脆弱性を受け入れる、繊細かつ印象的な質感を提供する。スタジオ録音もライブ演奏も、その表現手段として機能している。 (インフォメーションより)』 (サイトウ)
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2024年2月、CM・フォン・ハウスヴォルフとチャンドラ・シュクラはタイのチェンマイで合流し、タイ北部までを移動、山岳民族、数え切れないほどの仏教寺院や仏塔(ストゥーパ)、メコン川、山々や森が広がっており、9日間にわたり音の採取など活動を行った。録音は、「31st Century Museum of Contemporary Spirit(21世紀現代精神美術館)」、ワット・ウモーン、ワット・プラ・シン、ワット・プラタート・ドイ・ステープ、ロイ・クロ・ボクシング・スタジアム、ワット・チェディ・ルアン、メー・ワン/メー・ウィン、ワット・パー・ラート、ワット・プラタート・ドイ・カム、ワット・ロンクン(チェンライ)、ロン・スア・テン寺院(チェンライ)、ハウス・オブ・オピウム博物館(チェンセーン)、 ...もっと読む (コンピューマ)ゴールデン・トライアングル(チェンセーン)のメコン川、ワン・バジェット・ホテル(チェンセーン)などで採取した数々の自然音フィールドレコーディング音素材をもとに加工編集したオーディオ・ドキュメンタリー/エレクトロニクス音響作品として完成させた名門TOUCHならではの説得力に満ち溢れた呪術的信仰、神々や精霊への超自然的力、神秘とアンビエント的な心地よさも感じさせてくれる興奮の音響フィールドレコーディング傑作。音のタペストリーを織り成し、瞑想的なサウンドを紡ぎ出している。
Limited Edition Compact Disc in large format DVD package with photography & design by Jon Wozencroft (コンピューマ)
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人気のデビューシングル"Your Life EP"の初期盤とは異なる収録曲を収めて、昨年再発となったブルーのカラーヴァイナルに入っていたアンビエント・ハウス"Magpie Echoes"が、いち早くCMTのミックスCDに収録され密かに注目されていたANDRAS FOX。先日、女性シンガーSuiとのデュオで来日もした彼の、待望の新作はオランダの〈DOPENESS GALORE〉からのミニアルバム的12inchシングルでお目見えです。チープで温かみのあるヴィンテージ・リズムマシンで、1音1音たぐり寄せるかのように厳選した音像が、メローに柔らかく心に染み込んできて景色をガラッと変えてしまいそうな美しい響きをもちあわせた楽曲群は、やっぱりこの人ならではの味わい。エレピやフルートに手弾きベース、そして官能的な男性ヴォーカルが彩りを与えるアーバンなサウンドトラックとしても是非オススメ!