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BOMBAY S JAYASHRI Shravanam

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再入荷

南インド古典音楽、カルナータカ音楽の現代最高峰声楽家が2000年に残したスピリチュアル大作『聴覚(Shravanam)』が高音質重視な逆向き再生仕様で初アナログ化!

イタリア電子音楽のパイオニア、イル・グアディアノ・デル・ファロによる1979年アルバム『Oasis』。日本のフュージョン・ギタリスト、鳥山雄司による80年代前半の実験的なインスト楽曲を集めたコンピレーション『Choice Works 1982-1985』。大御所ビル・ラズウェルが手掛けたエチオピア人シンガー、ジジのデビュー作をラズウェル氏自ら2003年にダブ・リミックスしたアルバム『Illuminated Audio』の初アナログ化と、国境とジャンルを超越したリリースを続ける東ロンドンを拠点にした再発盤専門レーベル、Time Capsuleの4作目は南インドの古典音楽に焦点を当てる。
インドの伝統古典音楽には二つの主流がある。ひとつはペルシャやイスラム文化の影響を色濃く受け、より多種多様な発展を遂げた北インド発祥のヒンドゥスターニー音楽であり、もうひとつは声楽の宗教賛歌を中心としたインド古来の特性を保つ南インド発祥のカルナータカ音楽である。タミル人のカルナータカ音楽家の両親の下に産まれながら、北部のボンベイで育ったジャヤシュリ・ラムナットは南北両方の伝統音楽の修行を受けた数少ない声楽家の一人。2013年には映画『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』の主題歌でオスカー賞にもノミネートされた彼女は、現代のカルナータカ音楽を代表する声楽家として世界中にその名を知らしめている。このアルバムはインド南部のチェンナイ市でこのアートフォームと信仰を守り続ける音楽家達によって設立されたプライベート・レーベルによって2000年に録音、制作された。1曲目”Sada Bada (Slokam)”の冒頭を聞いて直ぐに気付かされるのはそのスピリチュアルなエネルギーが充満したボンベイ・ジャヤシュリの強烈な歌声だ。ドローンの上に乗る彼女の神聖な声の響きを聞けば近年のアンビエントやニュー・エイジの再熱の流れから自然とピュアな古典音楽に辿り着く現代の世代が多いのも頷ける。2曲目のBhajeham Bhajehamではタブラに似た南部のパーカッション楽器ムリダンガンやベルの催眠的リズムをバックに、約20分に及ぶ彼女の陶酔感溢れる創造神シヴァへの賛歌を満喫出来る。3曲目のKalimaheshwariでも彼女は様々なヒンドゥーの女神の名前を巧みなこぶし回しで歌いあげている。
2011年頃にこのアルバムを聞いて以来虜になったのが、レーベルプロデュースを務めるKay Suzuki。「何と言ってもインド古典音楽の古いレコードにありがちな音質とは一線を画した00年のスタジオ録音の匠が冴えるこの高クオリティなプロダクションにまずヤられた。毎回聴く度にこんな小さなアンサンブルがこんなに宇宙的で広大な音景色を作り上げている事に驚かされる程、各音が精密に作り込まれている。難解な拍子のパーカッションの音は全てがクリアに聴こえていて、それぞれがどんぴしゃの位置空間とタイミングのポケットに収まっている。このグルーヴを追いかけるだけでも意識は時間を超越した空間に持って行かれるが、更にこのゴージャスなドローンの上に乗る彼女のゴスペル・シンガーにも通じるヴィブラートを聞いていると、まるで万華鏡の様にメロディの中に更に細かいメロディが聴こえて来るんです。」
Beauty & The BeatsのDJの一人であり、社会学の大学教授でインド古典音楽にも造詣が深いJeremy Gilbert氏がライナーノーツでも述べている通り、彼女の卓越した技術に裏付けられた深い精神世界の表現力は、古典インド伝統音楽全てに共通する目的、すなわち神への献身により、全ての創造の瞬間に内包する美と、宇宙そのものが一体化するインド哲学の”梵我一如”の次元に、聴く者全てを導く力を秘めているのである。

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