90年代初頭よりクラブカルチャーを切り取ったスナップを『i-D』誌などで掲載したことで知られ、近年ではベルクハインのマンスリー・ペーパーや〈OSTGUT TON〉の"Zehn"のボックスセットなどのデザインを手掛けるなど、旧くからテクノカルチャーと密接な関わりを持つ世界的フォトグラファー・WOLFGANG TILLMANS、リリースがアナウンスされたアルバムに先駆けての12inchがリリース!
写真家である自身によるスナップを映像コラージュにまとめたPVも美しい、言葉遊び的なポエット・シンギングと不思議と安堵するメランコリックなソングラインが印象深いAサイド”Life Guarding”(sample1)は、彼の長年のコラヴォレーターであるベルリンの「TRIXX STUDIOS」のエンジニア・TIM KNAPPとED ASKEWの作品にもかかわっているピアノ奏者・JAY PLUCK、BRUNO BREITZKEとの3人によるセッション!そして、’17年にテートモダンで行われたティルマンスのサウンド&ビデオインスタレーション「SOUTH TANK」を元に、ドイツの歌手アレクサンドラの’68年のヒット「SEHNSUCHT」のリリックを引用したというティルマンスの歌とスポークンワードをダイレクト・サンプリングし演奏するロスアンジェルスを拠点に活動するエクスペリメンタル・デュオ・WRECK AND REFERENCEとのコラボレーション、ポップなソングライン〜コードでファンクするエレクトロ・ボディー”Growing”(sample2)もオススメ。 (DNT)