808などのアナログギアを駆使、メランコリックなシンセパレッドとハードな低音で紡ぐオールドスクールエレクトロ。今作で特におすすめが808ドラムマシンでメカニカルなビートを組み立てたA2「808zz」(sample1)。脳を刺激する高音モジュラーと反響させたベースのコントラストにやられる「B2」(sample2)。 (Akie)

短いサスティンと小気味良いドラムマシンでミニマルに仕上げた「Clod Oddity」(sample2)を皮切りに、デトロイトテクノの疾走感をミクスチャーしたエレクトロトラックスを展開。コールドなパッドを背景にベースの動きで引っ張る「I Am Eating Mushroom Soup」(sample3)、シンセラインの転調でエモーショナルに展開づけたメロディックエレクトロ「Biorythm 10B90」(sample1)が素敵です。 (Akie)

ノイジーで騒がしくも感じる高音部をアタックの強いビートでキッチリまとめた「Grinder」(sample1)と、金属的シンセの亜空間を高速BPMでビートを走らせた「DNA」(sample2)が特にカッコイイ。とりわけ「DNA」はメロディックな展開からのブレイク、2分58秒の開け方は心臓に悪いです。 (Akie)

クラフトワークから脈々と繋がるクラシカルなエレクトロ・テクノからエレガントなクロスオーバーなエレクトロ、アシッディでブレイクビーツなON-U的なエレクトロ・ファンクまで８組によるエレクトロ発表会。さてさて、お好みのエレクトロはいらっしゃいますでしょうか？sampleはそれぞれ２曲 (コンピューマ)