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Agustin Pereyra Lucena Quartet
La Rana
Far Out
- Cat No: FARO227LP
- 2022-06-21
Nana Vasconcelosとも共作を出しているアルゼンチン人ギタリスト、AGUSTIN PEREYRA LUCENA(1948~2019)による1980年発表のボッサ・アルバム復刻。ブラジル/アルゼンチン好きだけでなくサイケ好きにも。不思議な浮遊感と哀愁を携えた名作。
Track List
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A1. 3 Horas Da Manha
4:00 -
A2. Samba Do Aviao
3:36 -
A3. Tema Medieval
1:45 -
A4. Despues De Las Seis
2:58 -
A5. Tema Barroco
2:57 -
A6. La Rana
5:21 -
B1. Pra Que Chorar
3:58 -
B2. Encuentro De Sombras
15:40
バーデン・パウエル、ジョアン・ジルベルトの影響下とはいえ、アルゼンチン人のボッサって少し陰がありながら独特の湿り気と親しみやすさがあり、いうならばサイケ/アシッド・フォーク的な陰影にトロピカルなMPBのメロディ・コード感のバランスがなんとも美しい。そして密林サイケデリック・パーカッショニストであるナナバスと共作も出しているという経歴からも瞑想感を携えたただのボッサではないとこがわかります。特にラストの15分にもわたるサイケデリック・ボッサ組曲、 "Encuentro De Sombras"(sample 3)の美しさ!タイトル曲の"LA LANA"(sample 1)もすごい。同じくアルゼンチン人のRubén Izaurraldeのフルートも軽やかで素晴らし。ノルウェーはオスロの録音。野外とかでかけたいですね、これもずっと聴けそうです。個人的にも愛聴してる、Vampisoulからの再発も素晴らしかった SEBASTIAO TAPAJOSと並べても。エルメート・パスコアル好きな人にもさらに一歩踏み込んでこちらから?大推薦。本人によるイラストも可愛いですね。 (Shhhhh)