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- New Release
Karnage
Dystopian Synthesis
Nocturnal Technology
- Cat No: NT003
- 2024-08-08
未来的かつディストピア的なインダストリアルサウンドを特徴とし、重低音、ダブ、ノイズが交錯する壮大な世界へと聴く者を誘い込む。名古屋を拠点にするKarnageがMars89主宰のレーベル〈Nocturnal Technology〉より、最新アルバム「Dystopian Synthesis」をリリース。
Track List
Karnage (Nagoya, Japan)
所属:Vomitspit, Infernal Sounds, Sentry Records, Back To Chill, Encrypted Audio
2006年からアメリカのミシガン州デトロイトに在住し、クラブミュージックを身近なものとして認識しながら育つ。2011年ごろからダブステップを中心に本格的に楽曲制作を始動し、デトロイトでDatsWotsUp!というベースミュージックを中心としたアメリカ国内外のアーティストを招くマンスリーパーティのレジデントとして運営に関わりながら活動の幅を広げていった
。
2015年に帰国し、自信の曲を中心としたDJセットを行っており、国内ではBack To Chillなどのイベントに出演。アメリカ、ヨーロッパでのギグも積極的に行っており、The Star Festival(京都), Outlook Festival(クロアチア)といったフェスティバルにも出演した。
制作した楽曲はRinse FM, Kiss FMなどのラジオ局を中心に国内外のdjからサポートを受けており、国外のレーベル"Infernal Sounds," "Sentry Records" などから積極的にデジタル、バイナルを問わずにリリースしている。
2018年に盟友Dayzeroとの自主レーベル、Vomitspitを本格始動させ,2020年には自信初のアルバムをUKのMC、Rider Shafiqueをリリース。2021年からはARKHAM, BASE, D-SETO, 東海喰種、呂布カルマなどといった国内アーティストに向けた楽曲提供、共同制作を行い始める。
2022年からはダブステップで培った低音を軸にダブ、ノイズ、アブストラクトに影響を受けた音楽の制作にシフトを開始する。Circus TokyoではBlack GanionやEndonなどという実験的なアプローチのバンドとも共演を果たし、音楽の幅を広げ続けている。
「夜行性の技術」という名前を冠したMars89主宰のDIYレーベル〈Nocturnal Technology〉。NT003のカタログナンバーを与えられたNocturnal Technologyからの3作品目は、デトロイトで活動を開始し、現在は名古屋を拠点に活動している、Karnageによるインダストリアルダブアルバム「Dystopian Synthesis」。ダブステップでのキャリアに裏付けられた重低音を土台に、ノイズやメタルなどから影響を受けた破壊的なサウンドが、ダブの技術の中で融合している。Featuringには、同じくデトロイトの地下での長いキャリアを誇るMarshall Applewhiteが参加、荒々しくも深淵な音の世界が表現されている。サウンドシステムのプロフェッショナルであるe-muraによるマスタリングで、全体を通してタフなサウンドに仕上がってる。アートワークやパッケージのデザインはRyu Goda。この作品が持つ未来的かつディストピア的な世界観を、巧みに視覚的に表現している。フォーマットはデジタルとカセットテープの二種類。物理的に作品を所有する喜びと、未来のための持続可能性を両立させるための方法として、再生プラスチックを使用したカセットテープが採用されている。