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Nilam

  • Cat No: LTR51LP
  • updated:2025-06-04

Format

LP 4590 JPY

素晴らしすぎる!シャバカ・ハチングスからニルス・フラムまで魅了し、「まるで祈りのよう… 彼女の言葉一つひとつに聴き手が息を呑む」(the New York Times)と評される、南インド出身ボーカリスト / コンポーザーGanavyaの2025年新作!前作は様々なミュージシャンと組んだ2020年代版エスノ・ジャズでしたが、今作は彼女のボーカルを中心にしたアコースティック・アルバム。瞑想的エスノ・アンビエント。坂本龍一もrecしたというベルリンのFunkhaus内にあるLEITER Studioにて、ニルス・フラムとの共同プロデュース。美しいジャケと共に大推薦。

Ganavyaは南インドのチェンナイにて、母と祖母から古典声楽であるカルナータカ音楽の正式な訓練を受け声楽技法や複雑な作曲法を習得。さらに、ヴァルカリ巡礼路に沿って育つ中で、物語を語る音楽芸術であるハリカターにも親しみ、そのために彼女の音楽は物語性と精神性の深く根ざしているという。タミル語、英語、スペイン語、マラーティー語など、複数の言語で歌唱し、言語の壁を越えた表現を追求。

こうした経歴が、ともすると型が決まりきっているインド音楽を絶妙なモダンなセンスでアップデートしダンス耳にも親しみやすく、Nils Frahmやシャバカ・ハチングスらのマエストロたちに愛されたのでしょう。前作はFloting Pontsも参加してましたね。これは来日も見たい。。
時代の流れとともに、色々な意味でワールド・ミュージックの概念も崩壊してますが、その美しき意味を思い出す伝統とモダンのバランス。またはビル・ラズウェルのワークスを思い出す90~00`sエスノ・アンビエント。さらに言うと、ニルス・フラムと彼女の関係はキップ・ハンラハンとキューバやハイチの音楽家のそれを思い出す。様々なエスノ / ワールド現象とシンクロ。末長く聴けそうな1枚です。 (Shhhhh)

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