ロングセラーで色々なDJプレイリストにも上がっている、前作『Into the Night Blue』(在庫きれらしいです求再発！)はスウェーデンの音の魔術師 ”Musette”ことヨエル・ダネルらを迎えて録音しましたが、本作は再び1人。ギター、ピアノ、アコーディオン、バンジョー、ウクレレ、ツィター、オートハープ、ブズーキ、パーカッションなど、たくさんの生楽器を1人で演奏し多重録音する生粋の職人による、夢見心地な音風景。バレアリック/ニューエイジ的浮遊感よりは、ビンテージでノスタルジック、ミッドセンチュリーともいえる古いラジオから聴こえてくるジャズのような、オールドファッションながらモダンなチェンバー・インストルメンタル。日本のみCD化、レコードも現時点ではないです。野外の森でかけたら最高でしたね。 (Shhhhh)

SHHHHH,COMPUMAも密かに愛聴しているDIRECTORSOUNDの昨年のアルバム「Into the Night Blue」。ストックしました。ステファン・パステルとカトリーナが運営するGEOGRAPHICからデビューし、ゆったりと作品を発表、レジェンダリー、アシッド・ファークシンガーMARY FRYの復活にも関わりミュージシャンとして参加し、サポートしているニック・パルマー。プライベート感覚なマーティン・デニーや細野を彷彿させる、夜空のファンタジー。なんとも素晴らしい空想的な音世界です。 (サイトウ)