『シャケタウン・シリーズが再び登場、太陽の光に満ちた新たな章を届ける。今回はバレアレス諸島の至福に満ちた、陽光を浴びたサウンドを称える。高い評価を得た『アフリカン・シャケタウン』と『カリビアン・シャケタウン』EPに続く第三弾『バレアリック・シャケタウン』は、80年代のポップの名曲4曲を、MAGIC JAMSが現代のダンスフロアに向けて愛情を込めて再構築した、抗いがたいエディット＆リミックスを収録。

まずは「クラウドバスタリング」。ダンスフロア向けリミックスを待ち望んでいた名曲が遂に登場。ファンキーな生ドラム、予想外の展開、そして終盤まで高まり続ける至福の浮揚感が特徴だ。

続いて「オリノコ・フロー」。幽玄なドリームポップから変貌を遂げた本作は、バレアリック・ビッグル ...もっと読むーム調の90年代ブレイクビーツ・モンスターへと生まれ変わった。生意気で楽しく、どんな野外イベントでも屋根を吹き飛ばすこと間違いなし。

より深みのある作品として、ロキシー・ミュージックの「ザ・スペース・ビトウィーン」は深夜仕様に。テープディレイがきらめき、かすんだシンセとサイケデリックなディスコの雰囲気が、見知らぬ相手との官能的なダンスを思わせる。

EPの締めくくりは「Everybody Wants to Rule the World」のエクステンデッド・ダンス・エディット。グルーヴィーなシャッフルビートと間違いなく高揚させるコーラスが駆り立てる、純粋なアンセム素材だ。

これら4トラックは、バレアリック・スピリットの気ままな享楽性と情感あふれる温もりを捉えている——ノスタルジアと陶酔感が等分に混ざり合った世界だ。(インフォメーションより)』