若年ながら現代音楽に魅了、JOHN CAGEやDON CHERRY,LAURIE ANDERSON, BRION GYSIN,名だたるアーティストと所縁を持ち、フレンチ・レフトフィールドシーンにその名を刻んだ奇才RAMUNTCHO MATTA。バタやケーナ等の民族楽器・エスノビートを取り入れ民族音楽とジャズを混合させた今作は、そんな彼の代表作の一つであり、中古市場でも入手困難な逸品であるだけに嬉しい再発。パーカッションと鳥のように放たれる人声が軽快にセッションする「Ibu」(sample1)、水面を叩く音で刻まれるビートに乗せてディーバELLI MEDEIROSがハミングする「O Clapo」(sample2)、独創的な感覚で織り成された全5曲。トラックリストからもぜひ！ (Akie)