- 3CD
Naga ナガ族
Voice Of Naga - Recorded By Hiroshi Iguchi From 2016 To 2019
Rollers
- Cat No: ROL-005-006-007
- 2024-01-25
ミャンマーとインドの国境に棲む"ナガ族の声"、本年度フィールド・レコーディング大本命
ナガ族の調べ、山々に宿る言霊の記録
世界初! ミャンマーとインド国境の奥深い山の中で暮らす、少数民族、ナガ族の人々の音の記録
● 東南アジアのミャンマーとインド国境にまたがり、奥深い山の中で暮らす少数民族、ナガ族。
● 厳しい地理的要因と複雑な政治的背景が相まって、彼らが住まう丘陵地帯への入り口は長らく閉ざされ、文明社会から隔たった生活を続けてきました。そのためユニークな文化を色濃く残し、今でも自給自足の生活を送っています。
● これまで彼らがどのような音を紡いできたのか?世界中を見渡しても、指し示す記録は残っていませんでした。
● 本3CDボックスは、2016年から2019年にかけて、険しい山々の中を、収録機材を括り付けたバイクで走り回り、ミャンマー側で暮らすナガ族の村々を訪ね、これまで謎に包まれてきた、ナガの音を記録したものです。
● 一人で歌われるものから、合唱、雄叫びのようなもの、笛類や口琴、ナガ族の伝統、巨大ドラムの演奏など全92トラックを収録。回りの自然音や生活音なども聞こえてくる臨場感溢れる録音が、聞くものをナガ族の村に導いてくれます。
● 録音〜制作したのは、ミャンマー・ビルマ族の伝統的な音楽の中から、演奏家や楽器に焦点を当て音源化する現地録音シリーズ “MUSIC OF BURMA” が高く評価され、その1枚『マン・ヤ・ピー・ウー・ティン』(ROL-004)が、2017年度、ミュージック・マガジン誌の年間ベスト・アルバム、ワールドミュージック部門に選出された、井口寛氏。
● また、井口氏は、ヤンゴン芸術文化大学の音楽学科長・ディラモー氏を中心に、ミャンマーの伝統的な音楽1,000曲を録音し、保存するプロジェクト “Gita Yadana” に、録音技術として参加。全曲の録音〜ミックス〜マスタリングを担当しています。そんなミャンマー文化関係者からの信頼を得た井口氏だからこそ、はじめて実現できた大仕事と言えるでしょう。大変な労作です。
● 3枚のCD以外に、収録された村の数と同数のポストカード(16枚)と、、井口氏自身によるライナーノーツ(ナガ自治区の地図、ナガに伝わる3話の昔話を含む)が、美麗な手張りのボックスの中に収められて、ナガ族の生活を多角的に追体験できるようになっています。
世界初! ミャンマーとインド国境の奥深い山の中で暮らす、少数民族、ナガ族の人々の音の記録
● 東南アジアのミャンマーとインド国境にまたがり、奥深い山の中で暮らす少数民族、ナガ族。
● 厳しい地理的要因と複雑な政治的背景が相まって、彼らが住まう丘陵地帯への入り口は長らく閉ざされ、文明社会から隔たった生活を続けてきました。そのためユニークな文化を色濃く残し、今でも自給自足の生活を送っています。
● これまで彼らがどのような音を紡いできたのか?世界中を見渡しても、指し示す記録は残っていませんでした。
● 本3CDボックスは、2016年から2019年にかけて、険しい山々の中を、収録機材を括り付けたバイクで走り回り、ミャンマー側で暮らすナガ族の村々を訪ね、これまで謎に包まれてきた、ナガの音を記録したものです。
● 一人で歌われるものから、合唱、雄叫びのようなもの、笛類や口琴、ナガ族の伝統、巨大ドラムの演奏など全92トラックを収録。回りの自然音や生活音なども聞こえてくる臨場感溢れる録音が、聞くものをナガ族の村に導いてくれます。
● 録音〜制作したのは、ミャンマー・ビルマ族の伝統的な音楽の中から、演奏家や楽器に焦点を当て音源化する現地録音シリーズ “MUSIC OF BURMA” が高く評価され、その1枚『マン・ヤ・ピー・ウー・ティン』(ROL-004)が、2017年度、ミュージック・マガジン誌の年間ベスト・アルバム、ワールドミュージック部門に選出された、井口寛氏。
● また、井口氏は、ヤンゴン芸術文化大学の音楽学科長・ディラモー氏を中心に、ミャンマーの伝統的な音楽1,000曲を録音し、保存するプロジェクト “Gita Yadana” に、録音技術として参加。全曲の録音〜ミックス〜マスタリングを担当しています。そんなミャンマー文化関係者からの信頼を得た井口氏だからこそ、はじめて実現できた大仕事と言えるでしょう。大変な労作です。
● 3枚のCD以外に、収録された村の数と同数のポストカード(16枚)と、、井口氏自身によるライナーノーツ(ナガ自治区の地図、ナガに伝わる3話の昔話を含む)が、美麗な手張りのボックスの中に収められて、ナガ族の生活を多角的に追体験できるようになっています。
ミャンマーといっても100を超える民族がいる多民族国家。このナガ族とは、ミャンマー北西部インド国境の丘陵地帯に棲む民族です。チベットやモンゴルから移住してきた人々されているが詳細は不明で、地理的条件で70年代までは裸で生活していたり首刈りまで残っていたとか。そして今も農業と森で狩りをする自給自足の生活とのこと。古くからの精霊信仰と、後にやってきたキリスト教や仏教が共存しています。
今作はそんなナガ族の生活音から、ナガ族が長年受け継いできた巨大ドラム(!!!)の音を収録した3CD。DISC1はナガ自治州のラヘー、DISC2はレシーという地域で録音された歌と生活音。そしてDISC3では巨大ドラムの録音のために滞在したサパロー村で聴こえた音とドラム。謎の絶叫から、素朴で美しい歌声。個人的にも興味があるオーストロネシア語族の声楽やアイヌ、シベリア、ピグミーの声ものとも比べてもまた違う不思議な声集でもあります。
2019年、フィールド/民俗学的蒐集音アートの最高の成果の一つでしょう。険しい山々をバイクで録音機材背負って回った井口氏の労作。そんな彼の視点からでしか撮れなかったであろう美しい写真のポストカードも素晴らしすぎる。
尚、ロングセラーのミャンマーピアノ(https://www.newtone-records.com/label/ROLLERS/MYANMAR/)らの続きのシリーズです。旧作も一生聴ける素晴らしさ。同時にどうぞ。 (Shhhhh)