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You Can Fly On My Aeroplane
Numero Group
- Cat No.: NUM1235lp
- 2025-03-21
瑞々しいながらすでにちょいと狂ってますエルメートのピアノ。若きアイアートのドラムも炸裂、これぞサンバ・ジャズな一枚。メンツ濃すぎて長続きしなかった模様ですが完成されてます。てか、エルメートの元ネタ的瞬間もやはり多く垣間見れます。エルメートの数ある名曲の一つ、"Coalhada"(試聴21:26)の初録など鳥肌モンです。今作代表曲、"João Sem Braço"(24:31)。Lamento Nortista(28:15)、なんか、まさにエルメールの初期衝動+アイアートの爆裂ドラム。全編素晴らしすぎる。 (Shhhhh)
Track List
レコーディングでほぼすべての楽器を演奏/プロデュースとアレンジを手がけるMorten Martenソウル・バンド Les Imprimés。現地では既にHIPHOPのフィールドなどでプロデューサーとして評価されている才能。フロア仕様に意識してボトム強化された「Love & Flowers」、ゴージャスでスウィートなソウル・ナンバー「You」を収録。 (AYAM)
Track List
約10年の間にリリースした、シングルからアルバムまで含めて確認できるのは7枚。その全てが良曲という奇跡。高まるホーンとリフ、82,3年のブギー/モダンソウル特有の抜群のメロディが詰まった The James Family「We've Got It Made」(sample_1)中盤のピュンピュン・ブレイクもたまらないです。BPM100ゆったり極上ファンキーディスコ Jimmie Green 78年作「Let Yourself Go」(sample_2)、90年代の日本のアイドルのカルト曲にありそうな妙で可愛いシンセが気になる Howard Neal And Friends「You're All The Woman I Need」(sample_3)、このトラックの上にめちゃくちゃ切ない歌が乗るのがまた面白く最高。不思議モダンソウル。このHoward Neal And Friendsのみ90年リリースで、なるほどですね。A面はディスコ/ブギー/ファンク、B面はアーバンなモダンソウル、全曲本当に捨て難く輝いています。是非トラックリストからもどうぞ。大推薦 (AYAM)
Track List
西アフリカのギター音楽の最高の一枚、と資料にありますが果たしてその通り!!!13世紀からマリのグリオ(口頭でニュースなどを伝える吟遊詩人)に伝わる楽曲から、もちろんキューバから伝わったラテンのリズム(アフロ・ルンバ)、アメリカから伝わったソウル / ファンクの影響で伝統楽器バラフォンをベースラインやオルガンの旋律に生かすなど当時のハイセンスな実験精神も感じます。
メンバーはサリフ・ケイタやモリ・カンテだけではなく、ファウンダーは Tidiani Konéというマリ音楽における伝説的サックス奏者で、サックスがマリに伝来するまではンゴニ族の伝統楽器を弾いてたそう。そして印象的な調べのギタリストにはDjelimady Tounkara!彼はマンディング(西アフリカ一帯)音楽史上でも屈指のギタリストで00年代になっても作品を出してますね。マリ音楽、マンディング音楽史上屈指のこのバンド、はサリフ・ケイタがLes Ambassadeursというこれまたマリ音楽史上最高のバンドに加入するために脱退するまでの数年の全盛期を迎え、本盤はその最も美しかった時期のパッケージです。
なんていうか、理屈抜きに洒落てます。アフロ音楽の入門としてもどうぞ!最高〜〜 (Shhhhh)
Track List
"Romantic Piano"というタイトル通りのピアノ作品。2018年のデビュー作時には歌っておりましたが、そのツアー中に倒れた際に声を一時期失うという経験を通じてインスト作を作るように。ロマンティックと言っても耽美やナルシスティックに走りすぎず、フィールド音も混じりシネマティックで淡々と進み解釈の余韻を残す良アンビエント作品。2分以内の曲も多くピアノ小品といった趣も。何気にループ中いいです。 (Shhhhh)
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Lee Fields、Holy Hiveといった〈BIG CROWN〉アーティストの未発表音源を紹介するシリーズ『Big Crown Vaults』。60、70年代サイケ・レトロ・ポップな演奏に、ジェーン・バーキンのような可愛らしいウィスパーヴォイスのボーカルが人気の The Shacks にフォーカス。チカーノ・バットマンやクルアンビンとのツアー参加や、Apple社のCMでの楽曲採用など、2018年前後のBIG CROWNの飛躍に貢献したグループです。非常に多作でありながら、その録音たちは未発表のまま解散。しかし主宰Leon Michels、素晴らしい音源を眠らせたままにはさせません。El Michels Affairをフィーチャリングした「Gentle」や、チカーノ・ソウル・クラシック「Smile Now, Cry Later」(sample_2)の極上カヴァーなど、良質ヴィンテージ・ソウル/ポップが詰め込まれています。インフォメーションには"今後の彼らの次なる作品にも耳を傾けてほしい"と添えられており、ソロ作への序章なのかな、、と期待もしてしまいます。 (AYAM)
Track List
Roy Ayersアンセム「Everybody Loves The Sunshine」('76)の続編とも聴き取れる、メロウ・グルーヴ「Synchronize Vibration」(sample_1)をオープナーに、全く衰えを感じさせない、極上のメロウ・ジャズファンク全8トラックを堪能させてくれます。全曲3者共同で書き下ろしたオリジナル。上質。 (AYAM)
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ダンスフロアでの即興性とスピリチュアルな内省性、ファンク、ラテン、南アジアのリズムの推進力、瞑想的でパーカッシブなサウンド。70年代に〈Flying Dutchman〉からのリリース諸作で Lonnie Liston Smith と彼が率いるThe Cosmic Echoesによってプレイされたそのスタイルが、この録音でもふんだんに発揮されています。Adrian Youngeのバンド、Venice Dawnメンバーでもある中性的な歌声が魅力のシンガーLoren Odenが3曲フィーチャーされており、スピリチュアルでドラマチックなヴォーカル・パフォーマンスは圧巻。オリジナル全8曲、極上メロウ・グルーヴの洪水です。 (AYAM)
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シャッフルするドラムと踊るようなピアノ・ラインの「With You」と、硬質でパンチの効いたドラム・ブレイクに「愛だけが私たちを自由にしてくれる...」と反芻する切ないフックに目頭が熱くなるミッド・バラード「Only Love」のダブルサイダー。 (AYAM)
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'74年のブラックスプロイテーション映画『Black Eye』のサウンドトラックとして制作されたドラマチックなジャズ・ファンク「Black Eye (Main Theme)」や、未発表曲、新たに発掘された広告音楽も収録されています。1970年にナショナル・ジオグラフィックで放映された同名の特集番組で、野生の動物たちの羽を広げまどろむ姿をトラックにした「Zoos of the World」(sample_1)、'69年のアポロ11号の月面着陸を生中継した際のサウンドトラック「Moon Journey」(sample_2)はここ何十年の間ロストされており、オーディオ・アーカイビストのAndy Zaxによってテープが発掘されました。約6分間の目眩くファンタジックな展開、Mort Garsonの作品の中でも最高傑作と評するファンも多いこのトラック。ぜひ目を閉じてじっくりと楽しんでほしいです。そしてフロアにも機能する、タイトルからもう最高なコズミックでキュートなシンセ・ディスコ「Captain DJ Disco UFO」(sample_3)もおすすめです。推薦盤。 (AYAM)
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既にインディー・ミュージック・ファンの間で注目が集まっているMei Semones、自店にも到着しました。バークリー音楽大学卒とのことで、シンコペーションや変拍子、リズムチェンジやソングライティングなど、大学でジャズを中心にギター演奏を学んだ経験がふんだんに発揮されています。マスロックやオルタナロック、ジャズ、ブラジル音楽が実ににうまくミックスされており、その凄みをノスタルジックな可愛らしさで包み込むという彼女にしかできないサウンドが完成してます。素敵。パット・メセニーの様にテクニカルな演奏と幻想的なサウンド「Wakare No Kotoba」(sample_2)や、日本人のお母様を持つ環境で経験したであろう日本的な郷愁の描写、彼女が奏でるハイブリッドなボサノヴァが胸を打つ「Kabutomushi」(sample_1)、サウダージに溢れるメロディ、ハーモニクスが美しく鳴らされるアウトロ、透明感あふれる「Hfoas」(sample_3) など全トラックおすすめです! (AYAM)
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1989年マリ・バナコで生まれ、狩猟民族ドンソウの一員で、最初の師匠Yoro Sidibéから、その後Diakaria DiakitéとOumar Sidibéに弟子入りして西アフリカ・マリ・マンデ地方の伝統楽器ハープ8弦楽器ドンソ・ンゴニを学んだ新世代を代表するドンソ・ンゴニ奏者Nfaly Diakitéによる2020年にパマコでレコーディングされた記念すべきファースト・ソロアルバムにして、ストーリーテラーで詩人レジェンドToumani Konéへのオマージュ・トリビュート・アルバムとなっている。 (コンピューマ)
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『ある領域から別の領域へと旅し、自らの歌を通して不気味な声を呼び起こす。物質と非物質、固定性と流動性、肉体と魂......そのような区別は、ループし、永遠に交差するr∞L4nGcの世界ではほとんど重要ではなく、そこでは、輝きに満ちた無限の美と、限りなく逃れられない恐怖が一体となりうるのだ。』
名もなき霊たちに自分たちの声を届けるため、ラテン語とポラリ語(違法だった時代の同性愛者が隠語的に使った言葉)を使って歌われている。ガラージやモダンなエレクトロニックのアプローチ、瞑想的なファルセットヴォイス、ポップで、ゴージャスで、奇妙なトランス感覚。すごい世界観です。
Limited Edition Black Vinyl. リリックと、Agosto Machadoによるアートワークを追加したインナースリーヴに封入されています。このリリースの収益の一部は、地元の医療システムでは治療を受けられない何千人もの負傷した子供や病気の子供に毎年無料で医療を提供している組織であるパレスチナ 子供救援基金に寄付されます。 (サイトウ)
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Stone Throw Records、LAのここ数年の流れをあらためて感じさせてくれる、ソウル、ジャズ、ロック、AOR、SSW、クロスオーバーする世界観、ジョン・マクラフリンのマハビシュヌ・オーケストラ、ジェフ・ベック、カルロス・サンタナ、ミック・ジャガー、スタンリー・クラーク、アル・ディ・メオラ等々に参加したチェコ出身の天才キーボード奏者ヤン・ハマー率いるグループ1977年のクロオーバー・フュージョニック・電化ジャズロック永遠の名曲「Don’t You Know」の選曲カバー(sample1)含めた、摩訶不思議なポップセンス、オブスキュアなサウンド、現行インディーロック、サイケデリック/フォーキー、もちろんヒップホップ・センスも感じさせてくれる絶妙なる心地よさとリラクシンな音楽世界が見事に発揮されている。全11曲収録。PPU Records創設者、アンドリュー・モーガン監督の下、学生たちが制作した「The Visit」MVも必見。 (コンピューマ)
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BPM168(84)John Carpenterのサウンドトラック音楽のように実験的不穏ダークにダブワイズ忍び寄るSide-A「Ambulance Dub」(sample1)、P.I.L.METAL BOX「Swan Lake」オマージュのようなクラシカルなピアノ旋律、モコモコのベース、シャキシャキのドラム・リディムによる蛇のように絡みつくステッパーズ・ポストパンク・ダブワイズ全開のSide-B「The Bigger Tutti」(sample2)も狂おしく愛おしい。
AL WOOTTONによるSynthesizer, Bass, Double Bass,, Piano, Autoharp, Percussion, Trumpet、ミニマリズム/フリージャズ/アヴァンギャルドまで目覚ましい活躍を見せる奇才イタリア人ドラマーValentina MagalettiによるDrum、Percussion、Piano、ZongaminでおなじみSusumu MukaiがBass, Guitar, PercussionによるトリオHoly Tongue最新シングル。ON-Uイズムも継承したオルタナティヴなバンド・アンサンブル、ポストパンク/レゲエ/ダブの実験的先鋭性がレフトフィールド・スピリチュアルジャス経由に、ディープなトライバルジャズ・ダンスミュージックへと精神性と共に見事なまでに昇華されている。 (コンピューマ)
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スエーデン、ストックホルムで10年以上に渡り展開してきたサウンドシステム、Trensum Tribe Soundsystemに関わってきたクルーによる匿名的なプロジェクトPhatnessの アルバムが、Studio Barnhusから。 (サイトウ)
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USブルックリン出身ベルリン拠点に活動するEmergent Polymathの気鋭Brother Atenが、Ze R.のヴォイスをフィーチャーして、カルトSFや80’s初頭ノーウェイヴ・シーンからインスパイアされた最前線ハイブリッド硬質な近未来サイエンスフィクション・エレクトロニカ・エクスペリメンタル・マシンマントラ・パーカッシヴ・テック宇宙を作り出してくれている。
BPM128、先鋭的、脳の裏側を刺激され続けるかのようなヒプノティック催眠的な微分トライバル・サイエンス・フューチャー・ベーステックA1「Unavailable」(sample1)、BPM120、トライバル・パーカッシヴ・フューチャー・プリミティヴなB1「Fragmented Dystopia 1 」(sample2)、BPM120、フロア・トラックへと発展させたB1「Fragmented Dystopia」(sample3)3トラックを収録。 (コンピューマ)
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先鋭的UKベーステクノ・シーンを長きにわたり牽引する名レーベルHESSLE AUDIO最新作12インチ47番。BPM135、Hessle Audioならではのフロア即戦力となる鋭い角度からのグルーヴィンなブレイクビーツ・ベーステックSide-A「Make It Better」(sample1)、BPM136、不穏なアンビエンス、歪んだテクスチャー、ヴォーカル・サンプリングの陶酔感、ダンスホール・ラガマフィン・ブレイクス・レイビー漆黒なるSide-B「Restless Sleep」(sample2)もかっこいい。
mastered by Paul Mac and cut by Simon Davey @ The Exchange Vinyl (コンピューマ)
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才人 Ida EngbergによるSide-Aでは、BPM134、ヨーロピアン官能的Kompakt Extra初の2 StepトラックA1「Nothing Feels The Same」、BPM131、サイケデリックEBMトランシー・イマジナリー疾走するA2「Pink Monkeys」(sample3)を収録。Kompakt Extra名シリーズSpeicher最新作135番。 (コンピューマ)
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オハイオ州コロンバスのローカル・シーン、CAPSOULやPRIXといったマイナーレーベルの発掘を進めてきたNUMERO GROUPから、コロンバスのもうひとつの奇跡、ジャンキーや売春婦にまぎれて生活し、ミュージシャンとしては短命ながらローカルシーンに身を置いたNORMAN WHITESIDE、WEEのレア音源を再発。77年のオリジナルアルバムの9曲と未発表音源を加えた2LP。JAZZMANのジェラルドが7インチ再発した「Try Me」。「Trying to Tell You How I Feel」。サイケデリックなグルーヴ。歌、アレンジの美しさ。ユニークで愛溢れるピュア人情。臆面もなく、まばゆい世界。ソウル・ミュージック。心を打つ。 (サイトウ)