• CD


Canciones populares españolas

  • Cat No: 20105
  • 2014-04-15

ジョセフィン・フォスターの大名作、「Anda Jaleo」はこのアルバムを黄泉がえらせ、再構築したものです。

スペイン20世紀最大の詩人、ガルシア・ロルカは詩や文学、演劇ではなく、スペインの民謡/歌謡収集もやってました。
今作はロルカがピアノを弾き、女性歌手ラ・アルヘンティーナ(バスク出身で1920年代の大スター)が歌ったスペイン歌謡の貴重な録音、1931年作!なので80年以上前の作品ということになります。
"フォーク"というものを検証/体現してるジョセフィンだからこそ反応したんでしょうか、その辺からもシャーマニックなセンスが伺い知れます。彼女はこの作品をトレドの図書館でみつけたとインタビューで言ってましたね。(個人的には密かに愛聴してた今作をアメリカの女の子がカバーしてるってんで驚き、それがジョセフィンを知ったきっかけでした)
ラ・アルヘンティーナの歌声が100年前のジョセフィンのようで、"Anda Jaleo"を通過したあとだからこそ理解できる霊的な魅力が詰まった作品です。
SP盤のリマスタリングに凝った、マドリードのsonifolk社の色褪せない名作。そういった文脈抜きにしてもMISSISSIPPI諸作なんかにも通ずるセンスで、そのスペイン盤といった面白みです。 (Shhhhh)

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