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            KOMA SAXO with Sofia Jernberg
              Koma West
            WE JAZZ - Cat No: WJLP41
- updated:2023-05-29
ファンタジック!めちゃくちゃ面白い!スウェーデン出身で現在はベルリンを拠点に活動しているベーシスト / プロデューサーPetter Eldh率いる5人組のバンドプロジェクト、KOMA SAXO。そしてゲストにエチオピア生まれのスウェーデン育ちのジャズ・ボーカリスト、Sofia Jernbergを迎え。さらに印象的なチェロはModern Loveからアルバムをリリースし、ドローン/エクスペリメンタルのシーンでも有名なイギリスのLucy Railton。さらにピアノはECMの次世代を担うとされているKit Downes。スウェーデン民謡を取り入れた音遊び心溢れた透明感∞ユニークすぎるジャズ?アンサンブル?エルメート・パスコアルを思い出しました。  
              Track List
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A1. Lo Ve Ko Ma 2:49
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A2. Croydon Koma 2:31
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A3. Koma Krig 3:34
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A4. Flamman 3:30
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A5. Lake Koma 3:12
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A6. Koma Kaprifol 3:30
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B1. Ostron Accordion 2:20
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B2. Klippan Granit 1:21
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B3. Koma Rail 2:07
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B4. Närhet 4:33
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B5. Koma Fred 2:41
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B6. Saxo Chop 2:03
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B7. Clos Eko 1:07
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B8. Koma Camu 1:57
 
    
バンドリーダーである、Petter Eldhが生まれ育ったスウェーデンのブーヒュースレーン地方のフォークが色濃く反映された本作。エチオピア生まれのボーカリスト、Sofia Jernbergが歌う数曲はスウェーデン民謡の影響が色濃く残る。チェロのLucy Railtonの参加は驚く人もいるのでは。しっかしアルバムのどの曲も面白い!北欧ジャズの変わり種ってことでJaga Jazzistなんかも思い出しますが、自由溌剌な感じとボーカルの無国籍感スキャット、北欧フォルクローレを根っこにグルーヴする感じ、Petterの母親が弾くアコーディオンの音色とリズムがブラジル東北部のそれを思い出す。エルメートが浮かびますね。魔法がかかってます。大推薦!international anthemなどアメリカ今ジャズだけではなく、ヨーロッパのジャズも進化しているなあと発見 、フィンランドの尖った今ジャズを紹介するWE JAZZより。COMET IS COMINGみたいなどこかクラブ耳に優しいながらの"今"感覚。 (Shhhhh)