- LP
KOMA SAXO with Sofia Jernberg
Koma West
WE JAZZ
- Cat No.: WJLP41
- 2023-05-29
言わずとしられたウルグアイ出身のピアニスト、ウーゴ・ファットルーソ。70年 代からエルメートやアイアートと行動を共にし、かのモノ・フォンタナが一番リスペクトするというレジェンドです。今作は元じゃがたら(!)の打楽器奏者、 ヤヒロ・トモヒロとのデュオ、ドス・オリエンタレスでの2011年作。ヤヒロ氏の ウニコな南米打楽器から織りなすリズムと、流麗で且つあの世まで届くような儚 く美しいウーゴのピアノ。この人の世界観はセンティミエントを超越し、サイケ デリアまで辿り着いてしまっていて、もしかしたらダンス・ミュージック好きの 方が親近感が湧くかもですね。CMTやBINGさんまでをも虜にした本物中の本物の 一枚。大推薦。坂本龍一の戦メリのカバーも秀逸。 (Shhhhh)
A. COLTRANE, RON CARTER, RASHIED ALIのトリオ,嗚呼なんて眩しいのでしょう!それは純度200%のアンドロメダ(アンドロ梅田?)ジャズでございます。古の黒人音楽家が憧憬した東洋思想をコンセプトに、A面はハ?プを中心にアンビエント、スピリチュアル真っ向勝負!B面はピアノを中心に抜群のトリオ演奏を収録。唯一無比なアリスの世界を表現した奇跡の一枚でございます!1969年リリース作の2009年再発盤。 (ヤスシ)
ART BLAKEY率いるJAZZ MESSENGERSから離れて作られた64年BLUE NOTEソロ一作目。言わずと知れた大名盤。当時BLUE NOTEの主流でもあったハードバップやモーダルの流れの中でも幽玄だったり妖しく揺らめいていたりと、ジャズの黒い部分であったりプログレッシヴロックなどのリスナーにもビシビシ危険な電波をお届けしてきた永劫語り継ぎ盤。新夜半、それぞれの街でのナイト・ドリーマーO.S.T.。凄過ぎる。 (住友)
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バンドリーダーである、Petter Eldhが生まれ育ったスウェーデンのブーヒュースレーン地方のフォークが色濃く反映された本作。エチオピア生まれのボーカリスト、Sofia Jernbergが歌う数曲はスウェーデン民謡の影響が色濃く残る。チェロのLucy Railtonの参加は驚く人もいるのでは。しっかしアルバムのどの曲も面白い!北欧ジャズの変わり種ってことでJaga Jazzistなんかも思い出しますが、自由溌剌な感じとボーカルの無国籍感スキャット、北欧フォルクローレを根っこにグルーヴする感じ、Petterの母親が弾くアコーディオンの音色とリズムがブラジル東北部のそれを思い出す。エルメートが浮かびますね。魔法がかかってます。大推薦!international anthemなどアメリカ今ジャズだけではなく、ヨーロッパのジャズも進化しているなあと発見 、フィンランドの尖った今ジャズを紹介するWE JAZZより。COMET IS COMINGみたいなどこかクラブ耳に優しいながらの"今"感覚。 (Shhhhh)