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- New Release
Akio Suzuki(鈴木昭男)
KA I KI(回 帰)
Experimental Rooms
- Cat No: ERLP-005
- 2024-10-03
サウンド・アート界の巨匠、鈴木昭男が超絶エコー空間と共に創り上げたサイト・スペシフィック音響作品。限定LP+DLカード付き + 初版限定 300 部+ コメント:鈴木昭男 + ライナーノーツ:水沢勉 + カバー写真:吉原悠博(吉原写真館) 10月15日発売予定。予約受付中。
Track List
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A1. キッコキキリキ / Kikkokikiriki
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A2. ボコロボンボコ / Bokorobonboko
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A3. キュルキュッツ / Kyurukyuttsu
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A4. ヒャリヒャリウ / Hyarihyariu
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A5. グルンメチュル / Gurunmechuru
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B1. ジャルジルャジ / Jarujiruyaji
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B2. コンロココンロ / Konrokokonro
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B3. オーホッホーオ / Ōhohhōo
・アーティストプロフィール:
鈴木昭男 | 1941年生まれ。1963年、名古屋駅でおこなった《階段に物を 投げる》以来、自然界を相手に「なげかけ」と「たどり」を繰り返す「自 修イベント」により「聴く」ことを探求。70年代にはエコー楽器《アナラ ポス》などの創作楽器を制作し、演奏活動を始める。1976年の個展「音の オブジェと音具展」(南画廊、東京)や1978年フェスティバル・ドートン ヌ・パリ出場を機に素材そのものから音を探る「コンセプチュアル・サウ ンドワーク」を展開し1987年にドクメンタ8に出場した。1988年、子午線 上の京都府網野町にて、一日自然の音に耳を澄ます《日向ぼっこの空間》 を発表。1996年に街のエコーポイントを探る「点 音」プロジェクトを開 始。世界各地の美術展や音楽祭での展示や演奏多数。
鈴木昭男 | 1941年生まれ。1963年、名古屋駅でおこなった《階段に物を 投げる》以来、自然界を相手に「なげかけ」と「たどり」を繰り返す「自 修イベント」により「聴く」ことを探求。70年代にはエコー楽器《アナラ ポス》などの創作楽器を制作し、演奏活動を始める。1976年の個展「音の オブジェと音具展」(南画廊、東京)や1978年フェスティバル・ドートン ヌ・パリ出場を機に素材そのものから音を探る「コンセプチュアル・サウ ンドワーク」を展開し1987年にドクメンタ8に出場した。1988年、子午線 上の京都府網野町にて、一日自然の音に耳を澄ます《日向ぼっこの空間》 を発表。1996年に街のエコーポイントを探る「点 音」プロジェクトを開 始。世界各地の美術展や音楽祭での展示や演奏多数。
1960年代より「聴く」ことを主体に置き、自らをエコー人間とも称して響 きの場を求め、これまでに洞窟、トンネル、宮殿、石油タンクなど数々の エコー空間を訪れてきたサウンド・アートの先駆的存在=鈴木昭男。そん な巨匠が新潟・新発田市内の山奥に位置する内の倉ダム堤体内の残響40秒 の異世界に導かれ、無観客レコーディングを敢行した記録が今作である。 石、竹、スポンジ、手鏡、櫛、段ボール、ガラス瓶、そして自身の声。日 常的に扱うオブジェクトや身体はたちまち「音器」と化し、叩く、転がす、 擦る、回す、吹く、引っ張るなど、様々な作法によって演奏行為が行われ、 電気的な増幅を一切持たない巨大なコンクリート空間の自然反射による 特異なリバーブ効果とともにアコースティックな音響作品が立ち上がっ ていく。その様はミクロにもマクロにも変容し、私たち聴衆者に無限の宇 宙をも想起させてくれる。