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Kali Malone & Drew McDowall
Magnetism
Ideologic Organ
- Cat No.: SOMA064lp
- 2025-11-07
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前作から引き継ぐようにしてフィードバックの鳥のさえずりで始まり、ギターと、テルミンを含む自作エレクトロニクスを中心に、サイン波、フィードバック、ベースギターを用いて小さなオーケストラのように再構築した音像。「Easy Living」「Body and Soul」「My Funny Valentine」などの、ビリー・ホリデイ、デューク・エリントン、フランク・シナトラ、ビル・エヴァンスらも録音してきた20世紀前半の象徴的なスタンダードナンバーが、パイプオルガンのような典礼音楽を思わせる厳かな感覚を纏って全く別の何かとして生まれ変わっています。4曲ではジャズの正統的なサウンドがゲストとして加わり、クラリネットのJosé Bruno Parrinha、テナーサックスの Rodrigo AmadoフリューゲルホーンのYaw Tembe、フルートのClara Saleiroがそれぞれ1曲ずつ参加。2 ...もっと読む (足立)枚組アナログ。Dサイドのシークレットなボーナストラックも是非フィジカルでお確かめください。 (足立)
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映画『悪は存在しない』の音楽で大きな注目を浴びた石橋英子の新作としては、7年振りの歌のアルバム『Antigone』に続いて待望の今年2作目。ふたりにとって初の海外公演のライブアルバムという枠には留まらない、響きと関係性のダイナミックなコラージュ・アルバム『Pareidolia』。ライブ前には情報を共有せずにそれぞれの準備の元偶発的な出来事を引き寄せ、フルートやハーモニカの演奏、物音、ノイズ、エレクトロニクス、ドローンなどが共鳴し、前夜の録音を翌日の演奏に取り込むなど重層的な音のパッチワークを展開。それらの素材を最終ミックスで再構築し、ジム・オルークのパリのある瞬間と石橋英子のダブリンの別の瞬間を組み合わせるといった、シームレスな夢のようなコラージュとして形作っています。聴く度に別のイメージや物語を見てしまい、何度も聴いてしまう、自己の鏡のような魅惑の推薦作! (足立)
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Cornelius CardewやCharlemagne Palestine、Ricardo Villalobos、ジム・オルーク、灰野敬二、Merzbowなど数々のアーティストとのコラボレーターでもあり、名門〈Black Truffle〉主宰としても活動盛んなオーストラリアの音楽家Oren Ambarchiが、スウェーデンのジャズ奏者Johan Berthling、Andreas Werliinと編成したトリオの『Ghosted』シリーズ最新作が到着。より脱力、野生化された、高揚感のある転がる即興グルーヴの全6曲。ジャズやクラウトロックのミニマルな感覚を土台に、アンビエント/ニューエイジの揺らぎやドリームポップ/ポストロックのムードを抱き込んだ屈指の一枚です。 (足立)
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Prologue Recordsからリリースされた最初の2枚のEP、2011年「Subterranean Liquid EP」「Pulse Trader EP」から6トラック+2013年アルバム「Lustrations」から6トラックを収録した全12トラックを丁寧に収録した素晴らしき3LPアナログ盤。今回のリリースは、Mike Parkerの輝かしいキャリアにおける重要な転換期を再構築した作品にして、厳密なパルス音の一つ一つ暗黙の空間設計の隅々に至るまで、今なお影響力を保つ彫刻的自然科学ディープテクノサウンドを構築する熟練者の技が宿っている。
Ena、Sugai Ken、Chihei Hatakeyama、Monolake、Imaginary Softwoods等々、素晴らしきリリースが続くオランダField Recordsからの素晴らしきアナログ化リリース。 (コンピューマ)
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フランスCLADが主宰、これまでもTRISTAN ARPやHENZO、BREAKA、TAMMO HESSELINKなどの前衛ベース作家を抱えてきた〈GRID〉新作!ミニマルながらクセ強く変化するシンセシスを導入したトラックに、UKグライムラッパーTRIMのMCが乗る「Pigeons」(sample1)のインストはレコードのみに収録。2010年代初頭のチョップドボーカル使いでUKベースのノスタルジックなムードと実験的レフトフィールドデザインがぶつかる「Transit Limb」(sample2)。〈RINSE FRANCE〉からのEPも素晴らしかったBEATRICE M.による実験グリッチアレンジなリミックスまで。新世代とオーセンティックがシームレスに交流した一枚!限定100枚です。 (Akie)
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97年リリース、ポストロック以降のUSインディーで影響力の大きかったDRAG CITYから、GASTOR DEL SOLでの「Upgrade & Afterlife」に続いて決定的だった1枚。JOHN FAHEYとデルタ・ブルース、デレク・ベイリーの影響を反映したといわれる音響サイケデリック・ギターの大名作! (サイトウ)
ドローン / アンビエント、エクスペリメンタル・ギター / 電子音歴史の中でも重要人物の一人。90`s名作LOVELESSへの最も速かったオマージュ作から、ソニック・ユースのアルバムへの参加などの経歴もあり。
ジャケ通りの鳥の声にも似たサウンド?架空のギターのような?色々な音が体験できますが、エクスペリメンタルすぎず不思議な聴きやすさもあり。ポルトガルという土地柄でしょうかからりとした抜けも。キャリア30年の月日が物語る、完成された音響アートです。432Hz(ちょいとスピリチュアル入りますが自然界と1番調和する音調、とのこと)での録音、Stephan Mathieuによるマスタリング。視聴は抜粋です。これはフィジカルで!
ちなみにSUSO SAIZのフェイヴァレットでもあります。 (Shhhhh)
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デヴィッド・グラブスとジム・オルークのデュオを軸に、1991年から1998年まで活動を続ける、シカゴ・ポストロックの重要バンドGastr Del Sol。John EcEntireやBundy K.Brownも合流し、Tony ConradやKevin Drummも参加した永遠の名作「Upgrade & Afterlife」など7つの作品を残している。活動休止から25年の時を経て未発表の音源も含む3LP BOXセットがリリースされました。名曲「The Seasons Reverse」のインストのライブバージョンで幕開け、Red Hot + Botheredに提供した「Quietly Approaching」、Tony Conradとのスプリット7インチでリリースされた「The Japanese Room At La Pagode」、〈Table of elements〉からの「湖畔通りの竪 ...もっと読む (サイトウ)琴工房」などのDrag City外でリリースされた音源や、未発表のライヴ音源なども含まれている。全曲JIM O’ROURKE自身によるリマスター。3LP BOXセット。 (サイトウ)
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〈Drag City〉をベースにリリースを続けるUSサイケデリック・ロック、エクスペリメンタル・フォーク、Six Organs of AdmittanceことBen Chasnyと、Shackletonとのコラボレーション。プレビューされている「Stages of Capitulation」は、サブリミナル的なストーリーテリング、へヴィーなディストーテッドギターと、低音。リチュアル的ともいえる、リズム、サイケデリックな空間性。2LP。入荷しています。 (サイトウ)
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濱口竜介作品(『ドライブ・マイ・カー』『悪は存在しない』)をはじめいくつもの映画音楽制作を経て、前作に続きJim O’Rourkeとの共同プロデュースで放つ新作。山本達久、Marty Holoubek、ermhoi、松丸契、Joe Talia、Kalle Moberg等が参加。元はジュリー・クルーズ(あのツイン・ピークスのテーマで知られる)が場末の無人のバーで歌っているようなイメージがあったという、煙のように漂うムーディーで幽玄なサウンドスケープ。そしてあまりに夢心地のうっとりするボーカルでありながら、現実の苦味のある空気もたっぷり吸い込み、さらにフーコーの「18世紀における健康政策」のテキストもパラレル的に彷徨う重要作(ALSの当事者である岡部さんと知り合った経験についてのインタビュー記事もぜひお読みください)。「墓場」もコンセプトだといいます。その時代の空気が映ってしまっているある種の ...もっと読む (足立)傑作映画を観たような感触にも震える、逃避よりも現実の影を引き受けるようなポップ・アルバム。ぜひレコードで。これで生きていけそうな気さえします。 (足立)
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名門〈Black Truffle〉のオーナーとして数々の傑作を出版し、自身も80年代から活動し精力的に作品を発表し続けているオーストラリアの音楽家Oren Ambarchi。これまでも共演のあるスウェーデンの二人、ベーシストのJohan BerthlingとドラマーのAndreas Werliinと編成した、トリオでは初となるグルーヴ工房『Ghosted』。2018年にストックホルムのスタジオで行われた一発録りというライブレコーディング。ドン・チェリーとも共演した伝説的なジャズ・ミュージシャンChrister Bothénが西アフリカの弦楽器ドンソ・ンゴニで客演。アンバーチのエフェクターを駆使したギター、ウッドベースのミニマルなフレーズの地平に、最後はドローンで沈んでいく。そしてⅡ、Ⅲへと続きます。 (足立)
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建築や建築音響を学んだバックグラウンドを持ち、鳥のさえずりや都市の雑踏、食器の音といったフィールド・レコーディングを自在に操り、電子音響と融合させることで独自の音楽世界を築いてきた彼。2013年のデビュー作『Vapor』はBBC Radio 1のBenji BやFACT Magazineらから高い評価を獲得し、その後もSonarやMutek、Glastonburyといった世界的フェスでパフォーマンスを披露。2019年には自主レーベル〈Borrowed Scenery〉を立ち上げ、『Spaces』を発表、音楽のみならずインスタレーションや映画音楽でも存在感を発揮。
本作『Impulse』は、360度マイクによるフィールド録音と10基のスピーカーを用いた立体的な制作環境で生まれ、Dolby Atmos Immersive Audioにも対応。波、雷鳴、足音など、生命力に満ちた音が ...もっと読む (コンピューマ)立体的に展開し、まるで自然の中に身を置くような感覚を味わえます。煌めくシンセやリズムと共に有機的なサウンドスケープを描き、衝動的でありながらも深い陰影を帯びた内容は、Horikawa自身が語る“友人の死”という体験を背景に持ち、生と死のコントラストを音として刻み込んでいる。
躍動感と奥行きに満ちた『Impulse』は、自然の壮大さと人間存在の儚さを同時に抱きしめる壮大なサウンド・ジャーニー!!
(レーベル・インフォメーションより) (コンピューマ)
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ハイパー奇妙で重奏的な合成音シンセサイザー・サウンドによる新たなPowellサウンズ領域をレフトフィールド・ユニーク独創的チルアウト・テクノ・エクスペリメンタル内省的に探求した意欲作。Guy Featherstoneによるデザイン、Marte EknæsとMichael Amstadによる撮影。Matt “The Alchemist” Coltonによるマスタリング。 (コンピューマ)
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強烈なキック、ソリッド鋭利なシンセ、複雑に揺れるハイハット、オブスキュア催眠的暗黒領域へと誘われる知覚音響の限界を探索する深みのある重厚なるBPM140前後4トラックを収録。アーティストの創造的ヴィジョン138mm 194mmサイズ・アートカード封入。 (コンピューマ)
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ロンドン拠点の新鋭Jas Shawによる記念すべきデビューアルバム「Between The Seed And The Timber(種と材木の間に)」は、現代の儀式的・神秘的側面を探求する6曲からなる連作であり、ノワールとサイケデリックを併せ持つ楽曲群は、消えゆく時代への強いノスタルジアを喚起させてくれる。 (コンピューマ)
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《o o oo eo eo eoeoeeoo oo ei eio o o i e a a e ooo ie ie ie ae ue oo o》 「『シンギング・イン・ユニゾン』 この作品は、ニューエイジあるいはアヴァンギャルドといったものに関係なく、言葉がなくても通じ合えるということに関係すべきものです」とヨシ・ワダはいいます。 ラモンテ・ヤング達と共に現代音楽やフリージャズ・シーンにも多大な影響を与えたパンディット・プラン・ナートに師事し、インド古典声楽を学んだYOSHI WADAのヴォイス・ドローン4 作品の再発に続いて、未発表だった1978年のパフォーマンスがリリースされました。マケドニアの女性達の歌唱にヒントを得て、グループ歌唱でのパフォーマンス。インド古典声楽の独特の発声が共鳴しあって生み出す音の宇宙です。思考から開放され精神に作用する音楽。CDは、二日目に渡る全録 ...もっと読む (サイトウ)音を収録したLPから抜粋してした短縮版。試聴音源は、アナログから流用しています (サイトウ)
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協会設立以来約60イベントを開催、スイスのアーティストによるインディペンデントなプロジェクトをサポートしてきた〈CAF?〉レーベル20番。USER 1201という名義でもダンスプロダクションに実験的捻りを加えてきた鬼才ARIS 1201。トライバルパーカッションが旋風するD&Bイノベーショントラック「Yves Les Valseuses」や、神秘的にデザインしたグルーヴィーなビートトラック「B.B. Tout est là」など。ロウなサンプルとドラムというミニマルなインスツルメントを駆使、複雑なレイヤーで奥行きを出した前衛ダンストラックス!トラックリストからも是非。 (Akie)
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NYCの60年代アヴァンギャルド/現代音楽の最深部、ラ・モンテ・ヤングの永久音楽劇場やフルクサスにも参加したYOSHI WADAのEM + OMERGA POINT共同企画による再発第3弾!85年のバグパイプのドローン。ドローン〜サイケデリック・ミュージック・ファンマストの脅威のアルバム。ドローン/ミニマル・ミュージック。傑作。 (サイトウ)
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